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AMORPHIS / Tales from the Thousand Lakes

AMORPHIS / Tales from the Thousand Lakes
Release : 1995
Label : Victor

フィンランド産デス・メタルバンド AMORPHIS の 2nd アルバム。


#1、ピアノによるインスト。ダークな雰囲気ながら期待感が感じられる。神聖なほこら、みたいなイメージ。 #2、3分の1がインストパートで多少退屈さが感じられる。サビメロで入るクリーントーンがB級っぽく聴こえてしかたない。 #3、イントロが長い…。曲中、リフの占める割合が多すぎ。退屈極まりない。 #4、中盤以降のスピードアップが吉と出るか凶と出るかなんて判らん。 #5、リフのネタが切れてきた? #6、おっ。何かを振り切ったかようなキャッチーなリフだ。あ・・・最初だけでした。 #7、後半にゲームサントラ的なメロディがあるが、好印象なのはココだけ。 #8、退屈。 #9、爽やか系キーボードが印象的。 #10、哀愁を醸し出すイントロ、それ続く他となんら変わりないメロディ群が…。中盤に多少好印象なメロディがあるがアルバム全体的に見ると気休めにもならない。


イントロ、リフにおいては良いと思えるメロディもあるのだが、それが延々と繰り返されるだけの曲が大半を占めている。他バンドとの違いとも言うべきゴシックメタル風アプローチもクリーントーンの Vo のおかげかB級的にしか聴こえてこない。Vo は無視してインストアルバムとして聴くのが正しい聴き方のハズはありえないだろうが、そうせざるを得ない状況にまで追い込んでくれる貴重なアルバム。

評価:27

CHILDREN OF BODOM / Something Wild

CHILDREN OF BODOM / Something Wild
Release : 1997
Label : Nuclear Blast

CHILDREN OF BODOM の 1st アルバム。


#1、ネオ・クラシカルなソロやらヴァイキング風メロディが好印象な曲。しかし、このころからオーケストラヒット使ってたんだね。 #2、若干 Black Metal 寄りの曲。 #3、リードメロは面白いが、それ以外はなんとも。 #4、#3 に同じ。 #5、キーボードがほとんどGAME BOY の音。サビのクサメロはいいね。 #6Far Beyond the Sun のデスメタル・アレンジみたいな曲。最後なんてモロ。 #7、#3 に同じ。てか、シークレットトラックとか要らないから。


Yngwie Malmsteen + Black Metal 。ハープシコードがゲームボーイにしか聞こえないのがアレ。てか、曲数少ないよ。

評価:27

HELLOWEEN / Light the Universe [Single]

HELLOWEEN / Light the Universe
Release : 2006
Label : Victor

HELLOWEEN の 11th アルバム。Keeper of the Seven Keys – The Legacy からのシングルカット。


#1、折角の Candice Night の歌声が・・・な曲。サビが Andi の 1st ソロアルバムの Good-Bye Jenny と全く一緒。 #2、Live from Sao Paulo 。どのくらい修正してるんだろうね (笑) #3、同曲の Andi Deris Version 。Andi が全部唄ってるってだけ。


Light the Universe なら Good-Bye Jenny の方が 100万倍いい点について・・・。恐らくライブ DVD のリリースに先がけてのプロモーション的意味合い (を含めて) で出されたんだろうけど、それほど効果があるとは思えないし。熱狂的な Andi ファン専用ってことで。

評価:27

IN FLAMES / A Sense of Purpose

IN FLAMES / A Sense of Purpose
Release : 2008
Label : Toy’s Factory

IN FLAMES の 9th アルバム。


#1:大衆受けしそうなキャッチーなメロディがあざとい曲。 #2:#1 に同じ。 #3:メロディが弱い。哀愁のギターソロは素晴らしいと思うけどね。 #4:アコースティックなソロパートだけ好き。 #5:これはもはやデス・メタルじゃないな。メロディック・メタルだよ。 #6:退屈。 #7:退屈。 #8Timo Kotipelto がゲスト参加してるのかと思ったよ・・・。Anders Friden、全曲普通声でいんじゃないか? #9:退屈。 #10:キャッチーだねぇ・・・。狙いすぎな気もするけどな。 #11:展開が他と同じで飽きてくるのはこの辺かな? #12:退屈。 #13:退屈なボートラ。 #14:退屈なボートラ。 #15:退屈なボートラ。


悪くはないが良くもない。リフがほとんど同じに聴こえるし、展開のパターンもほぼ一緒。一撃必殺のキラーチューンもない。確かにどの曲も高品質なのだが、ネタ切れなのがひしひしと伝わってくる。短い曲をたくさん入れるっていうのもアレ。同じような曲をいくつも作るなら個々の曲をもっと練りこんで欲しい。

評価:27

JOHN WEST / Long Time… No Sing

JOHN WEST / Long Time... No Sing
Release : 2006
Label : Frontiers

ARTENSION , ROYAL HUNT の凄腕 Singer , John West の 4th ソロアルバム。


#1、クラシカルなインスト。 #2、・・・モダンではあるが、これはちょっとキツイな。 #3、後期 RAINBOW を彷彿させる。Joe Lynn Turner ならサマになりそうなんだけどね。 #4、ジャズ・ブルース風味の曲。なかなか面白いかも。 #5、六本木のハイウェイ。 #6、方向性は面白いのだが、曲が・・・。 #7、鬱ロック。唄メロがつまらない。 #8DEEP PURPLE or RAINBOW 。それっぽいのを作りたかったんだろうな。 #9、微妙な出来のバラード。 #10、NWOAHM 。 #11、大衆向けバラード。 #12、ギターインスト。John が弾いてるみたいね。 #13、ラジオ用。 #14、ラジオ用。哀愁のソロが省略されてる・・・。


ARTENSION , ROYAL HUNT のような音楽性ではない。昨今の NWOAHM に傾倒するような曲もあれば、ジャズ風の曲、70年代 HR のような曲もある。完全に John West の趣味世界 ( 100% アメリカ市場向けの内容 )。上に挙げた 2 バンドのような音楽性、歌唱法を期待してはいけません。ま、唄は十分以上に上手いけどね。

評価:27

REVOLUTION RENAISSANCE / Age of Aquarius

REVOLUTION RENAISSANCE / Age of Aquarius
Release : 2009
Label : Scarlet

Timo Tolkki のバンド REVOLUTION RENAISSANCE の 2nd アルバム。


#1:メロディアスなメタル。こういうのは2,3曲目にあるといいんだけどね。 #2:勢いのあるリフだけはいいが、唄メロが入った瞬間に地味になる曲。 #3:イントロが長く期待感は高まるが、それを完璧に打ち砕いてくれる。 #4:正統派メタルっぽい曲。唄メロの立案者は Gus かな?Tolkki が書かなそうなメロディだ。 #5:後期 STRATOVARIUS によくあった退屈なバラードを彷彿させる。 #6:スローテンポの退屈極まりない曲。 #7:#5 に同じ。 #8:#5 に同じ。 #9:”SONATA ARCTICA / Victoria’s Secret” のカバーかと思った。たまたま同じになったなんて言い訳は通用しないな。これじゃ・・・。


ダブル・バス・ドラムを駆使した所謂 “めろすぴ” が完全に消え、ゴシック・メタルやメロディアス・ハード的な方向性が強くなっている。後期 STRATOVARIUS に見られた ( Eagleheart のような ) ポップなメロディも少なく、Timo Tollki のコンポーザーとしての資質は完全に枯れたのではないかと思わせられるのは ( 今更だが ) 悲しいことだ。
まぁ、前作はゲスト陣にギリギリ支えられていたようなアルバムだったので、ある意味では予想通りの内容かな・・・。

評価:27

SERPENT / Cradle of Insanity

SERPENT / Cradle of Insanity
Release : 2005
Label : Soundholic

わが国日本、GALNERYUSBLOOD STAIN CHILD と同様、関西より現れた Death Metal Band SERPENT の 1st アルバム。


#1、エフェクトかけた奇声がギュワギュワ。メロディアスなリフが印象的なインスト。 #2、キーボードがコード弾きであまり目だってないんだが、それが少し残念だったり。 #3、ピアノがいい感じで入ってくるところは X からの影響を感じる。 #4、個人的にはもう少しピアノを乱舞させてもいいかと・・・。 #5、ミドルでも聴かせてくれる。上手いね。 #6、サンプルを聴いて、当作品の購入を100%決定付けた曲ですが、アルバム随一の曲を公開したSOUNDHOLIC・・・。 #7、リフのリズムが特徴的でいい。そこから派生するギターソロはもう涙。 #8、激しい定位の移り変わりにちょっと戸惑ったが、彼らの命とも言える泣きは健在。 #9、イントロ音符運びが#8に似てる為か曲間の繋がりを意識したのかな、と思った。 #10、ピアノを、もう少し幅広で使ったほうがいいような気もする。フェードアウトでの終わらせ方も飽きる。


女々しいメロディがちょっとな。それと、音質が宅録みたいなのは厳しいと思います。

評価:27

TAROT / Gravity of Light

TAROT / Gravity of Light
Release : 2010
Label : Nuclear Blast

Marco Hietala ( NIGHTWISH ), Zachary Hietala の Hietala 兄弟率いる TAROT の 8th アルバム。


キャッチーな正統派メタルの #3. Rise!,疾走曲の #4. Pilot of All Dreams,北欧らしい透明感を感じられるパワーバラードの #10. Gone など、時折いいと思える曲はあるんだけど、バンドの存在感と同様に中身も地味過ぎ。

Marco Hietala がフルで唄ってるってだけで十分なんだけど、もう少し曲が良ければ…。

評価:27

THEORY OF A DEADMAN / Gasoline

THEORY OF A DEADMAN / Gasoline
Release : 2005
Label : Roadrunner

音楽の父は NICKELBACK です!な米産 ロック・バンド THEORY OF A DEADMAN の 2nd アルバム。


#1、最近ハヤリの STONE SOUR + NICKELBACK 風ってとこか。それにしても面白いリフだこと。 #2SLIPKNOT をノーマル Vo にしたみたいな。あ、それって STONE SOUR か。 #3、パンクもかじってます。ってか。 #4、ギターソロは面白いが・・・。 #5、米産らしいラジオ向け風バラード。 #6、キャッチーなロック。 #7、モロ NICKELBACK だが、メロディがの質がまだまだ甘いな。 #8、#7 に同じ。 #9、#7 に同じ。 #10、#7 に同じ。 #11、小曲。 #12、コードをかき鳴らすギターがパンクっぽくてアレだ。 #13、3拍子のアコースティック・バラード。これまたありきたりな米ロック風。アルバムの中では一番マシな曲かな・・・。


NICKELBACK の Vo がこのバンドを見いだしたらしいが、まだその NICKELBACK の焼き直しでしかない ( てか、焼き直し以下だな ) 。もう少しオリジナリティが欲しいトコロ。STONE SOUR や NICKELBACK が ( 一応・・・ ) 普遍的な米ロックであるにも関わらず、聴きやすいメロディを武器にしてるのを少しは見習いましょう。アルバムタイトルの “Gasoline” に遠く及ばないレベルの燃料。

評価:27


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