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BLESSED BY A BROKEN HEART / Pedal to the Metal

BLESSED BY A BROKEN HEART / Pedal to the Metal
Release : 2008
Label : Century Media

カナダ産グラムメタル?・バンド BLESSED BY A BROKEN HEART の 2nd アルバム。


#1:インスト。 #2:この極端な 80’s の雰囲気は・・・狙ってるのか。 #3:レーシングゲームの BGM みたいなシンセが面白い。 #4:ディスコ ” バブル崩壊直前 ” メタル。ここまでされるともう笑うしかないな。 #5:ノリノリなことは間違いないな。 #6:#5 に同じ。 #7:格闘ゲームの BGM にどうぞ。 #8:このシンセさえなければマトモな Metal だと思えるんだけどね。 #9:シューティング・ゲームのボス戦。カッコイイんだけど、どうもこのノリにはついていけないような・・・。 #10:エレクトリック・ドラムの音が印象的。上手くアクセントになってると思う。 #11:#9 に同じ。


話題のバカテクギタリスト Shred Sean の音がそれほど前に出てないのが良かったのかもね。他があるかもしれないけど、ここまでダンスミュージックとメタルを合わせた音楽性ってのはある意味珍しいというか、斬新。道交法に違反しない程度にぶっ飛ばしながら聴くと気持ちいいかも。(アートワークもそれっぽいし)

評価:52

DIO / Holy Diver

DIO / Holy Diver
Release : 1983
Label : Universal

RAINBOWBLACK SABBATH と名バンドを渡り歩いた鉄人 Ronnie James Dio のソロ 1st アルバム。


#1、1曲目としてのインパクトは微妙だが、当時は凄かったのだろうか・・・。リフで押しまくる曲調は好感が持てるね。  #2、長いイントロのわりにそれほど良くは感じない。出し惜しみしてんのか ?  #3、地に足の着いた演奏はいいと思うが、曲が微妙。  #4、キャッチーなサビメロは悪くないが、何かが足りないよなぁ。  #5、最初の曲調のまま Rainbow Eyes みたいになれば良かったのに、と思ってしまった。  #6、やばい、つまんない。スローぎりぎりのテンポも相まってなぜか煮え切らない。  #7、ねちっこい演奏が厳しい。どうしたもんか・・・。  #8、意味深なタイトルですね。相変わらず遅い曲ですが、他の曲とは違ったオーラみたいなものが感じられます。唄メロもいいと思うし、リフのキーボードがなんか当時のRai (以下略)  #9、アゥオーーン。アゥオーーーン。怪しメロ (笑)


予想外に面白くなかった。これが時代か・・・。

評価:52

DREAM THEATER / Systematic Chaos

DREAM THEATER / Systematic Chaos
Release : 2007
Label : Roadrunner

超絶技巧集団 DREAM THEATER の 9th アルバム。


#1、つ、つまらない・・・。テクニカルなソロとか相変わらず凄いのは確かなんだが、説得力が皆無。 #2、いつもに増して唄メロが弱いね。煮え切らないな・・・。 #3、LaBrie の比率が少なすぎ。 #4、Petrucci、リフのネタすらも尽きてしまったのか・・・。7弦使えばいいってもんでもないっしょ。 #5PINK FLOYD を彷彿させる陰鬱な曲だが、ぬるいよなぁ。 #6、十分カッコイイ曲なんだが、いまひとつかゆい所に手が届いていない印象がある。 #7、14分の大曲。緊迫感のあるソロ・パートは流石。メロディも申し分ないね。 #8、16分の大曲。#1 に同じ。


前作では大活躍だった James LaBrie がいつもに増して影が薄い・・・。たまーに印象的な唄メロを唄っているが、ほとんど印象に残らない。まぁ “普段なら” 他の楽器隊がそれを大いにカバーしているんだけど、今作はそれがない。 “PINK FLOYD / Wish You Were Here” ライクなアルバム構成も妙に意識しちゃってる感があって何故か好意的に受け取れない。

評価:52

FREEDOM CALL / Stairway to Fairyland

FREEDOM CALL / Stairway to Fairyland
Release : 1999
Label : Victor

MOONDOCChris BayGAMMARAYDan Zimmermann が組んだバンド FREEDOM CALL の 1st アルバム。


#1、サビに “GAMMARAY / The Guardians Of Mankind” のをそのまま。 #2、唄メロが煮え切らない。シンセだけは明るいなりにいい線いってる気がする。 #3、どうもメロディが弱い気がしてならない。サビがつまらないとどうもね・・・。 #4、単調だが、明るく疾走するBメロが良い。それ以外は特に魅力を感じない。 #5、ナヨ Vo の魅力が爆発するサビメロが笑える。 #6、Cris さんの唄い方が面白いAメロ、クワイアで必死に線の細さを隠すBメロ、聴こえないサビメロ。 #7、相変わらず唄メロが面白くないですね。長さのわりに合わない。 #8、Bメロからの怒涛の疾走には驚いた。 #9、なかなかフックの聴いたリフが印象に残る。 #10、B級感まるだしで中盤から疾走。全体的にメロディが弱い。流石にサビだけは聴ける。 #11 ボートラ。


やりたいことは出来ていると思う。あとは唄メロの弱さと Vo のナヨナヨさかな。ギターメロがもう少し凝ってれば尚良いね。MOOONDOC は良く知らないのでなんとも言えないが、Dan は GAMMARAY から外れるとこんなものなのか、と肩透かしをくらった気分。ブラジルの GLORY OPERA とかが大好きならいけるかもしれないな。

評価:52

FREEDOM CALL / Crystal Empire

FREEDOM CALL / Crystal Empire
Release : 2001
Label : Victor

前作では GAMMARAY の引用曲が一番良かったというなんとも致命的なミスを犯してしまった FREEDOM CALL の 2nd アルバム。


#1、アルバムタイトルを変なおっさんが叫ぶインスト。 #2、過剰なまでのシンセが薄くなってむしろ自然になったな。 #3、シンセアレンジがいつも通り。言い方を変えれば毎回変化なし。飽きるんですよね。 #4、笑ってしまうほどアップテンポで明るい曲。スキップしながら聴きたい曲だね(笑) #5、つまらない。どう考えてもアレンジ不足。 #6、展開をもっと練ってみたらどうでしょうか。 #7、メロディは今まで通りに弱いけど。 #8、#7と似たようなメロディを使うイントロ。曲順悪いんじゃない? #9、普通なら #1 に持ってきたくなるようなイントロですね。 #10、ちょっとSTRATOVARIUS っぽいな。そこに色を付けたって感じだね。 #11、つまらん。


前作からなにも進歩していない。それだけ安定してるってのはあるだろうけど、音楽性云々、何も変わっていないというのはリスナーにとっては少々不満な点ではなかろうか?実際俺は、「なんだ、1stと同じじゃん」という印象。特に変わったアプローチをかけて来るでもなくね。つか Dan は GAMMARAY での見事な作曲能力はどこへいった?

評価:52

GALNERYUS / Resurrection

GALNERYUS / Resurrection
Release : 2010
Label : VAP

YAMA-B の後任に 小野正利 を加入させた GALNERYUS の 6th アルバム。


クサいメロディと疾走感が美味しい #2. Burn My Heart, どっかで聴いた事あるようなメロディながらも見事にギターが唄っているインスト #6. Emotions,もはや J-POP としか言いようがない #8. A Far-off Distance,何度聴いてもアニソンっぽくしか聴こえない #10. Destiny,個人的には当アルバムのキラーチューン (インスト/笑) #11. The Road Goes On

Vo が変わった事で若干の “爽やかさ” が生まれたか…。個人的には YAMA-B の熱い歌唱の方がしっくりくるんだけどね。日本語の歌詞も大抵肌に合わないのだが、小野さんのおかげか昔のジャパメタみたいな感覚ですんなり聴けるってのはプラスになったのかもね。

惜しむべきはギターの音質だろう。ここまで軽くて安っぽい音でいいのか? 1st や 2nd の方が数倍いい音だ。せっかく Uli Roth っぽいフレーズを弾いてもこれじゃぁね…。

評価:52

IN THIS MOMENT / The Dream

IN THIS MOMENT / The Dream
Release : 2008
Label : Century Media

Maria Brink (Vo) 率いるアメリカ産 Metal Band, IN THIS MOMENT の 2nd アルバム。


#1:SE。 #2:キャッチーなサビメロが耳に残る佳曲。 #3:どの “インスト” パートにも隙がないな。ギターソロのセンスは特に良いね。勿論唄メロも良いけど。 #4:煮え切らないな。 #5:#4 に同じ。 #6:地味。デス・ヴォイスを使うもアクセントにはほど遠い。 #7:面白みのないバラード。 #8:悪くはないけど、#2,3 と比べるとどうしても、ね。 #9:バンドが本来持つアグレッシヴさが出ている佳曲。 #10:キャッチーな唄メロが良いね。 #11:面白みのないバラード。その2。


前作のように Maria 嬢の巨乳 デス・ヴォイスを前面に出してくれば良かったのだが、なぜかキャッチーな唄メロが前に出てる。ノーマルな声とデス・ヴォイスを半々くらいの比率でつかってくれれば面白いんだが・・・。最近、この手のバンドが増えてきているので使える武器は使った方がいい気はするんだけどね。まぁ、2作目なので今後に期待。

評価:52

IRON MAIDEN / Iron Maiden

IRON MAIDEN / Iron Maiden
Release : 1980
Label : EMI

IRON MAIDEN の記念すべき 1st アルバム。


#1、NWOBHM の息吹を感じられるリフが好印象。疾走するギターソロ、その裏のベースが素晴らしいね。 #2、リフとユニゾンするベースがいいね。 #3、”SCORPIONS / Yellow Raven” を彷彿させるイントロが好き。 #4KISS 風なメロディが印象深い。 #5、このスタイルは随分変わらないなぁ。中間辺りのコミカルなバッキングが面白いね。 #6、インスト。 #7、クリーントーン + コーラス (多分) のギターが美味しい。 #8、中間のミドル・テンポに落ち着くところが好き。 #9、彼らの代名詞ともなる曲だが、いまいちインパクトがないような気もする。Bruce Dickinson 加入後のライブ版を聴こう。


初期 NWOBHM 風味がまんべんなく感じられる。名盤とは言えないかもしれないが、最近のアルバムと聴き比べてみると殆ど変わってない事が判る。HR/HM の歴史を振り返るにはもってこいだね。Paul Dianno の Vo は後追いファンにはきついかもしれないが・・・。

評価:52

KISS / Sonic Boom

KISS / Sonic Boom
Release : 2009
Label : KISS Records

地獄からの使者 KISS の 19th アルバム。


どの曲も KISS らしい Rock ‘n’ Roll ないい曲なのは間違いないのだが、唯一らしくないメロディック・ロックな曲があり、それが Eric Singer が Vo をとる #7. All for the Groly だ。過去の名曲ほどではないけどこの曲は凄くいいね。当サイトで多くみられる、所謂メロディック・メタル系のバンドの曲と比較しても何ら遜色のない曲だ。他の曲は今までの KISS を知っている人ならかなり予定調和なので、正直そんなに印象に残らなかった…。


KISS 名義で新譜を出した事自体が奇跡みたいなものなので、非常に嬉しいが、重要なのはこのアルバムを引っ提げて来日公演を行うかどうか、だな。てか、日本盤が出ないのは何故?

3枚組の限定盤を買ったんだけど、日本限定でリリースされたリ・レコーディング・アルバム “地獄列伝” が入ってるってどーゆーことよ (知ってたら買わなかった…) 。DVDはボーナス・ディスクとは思えないほど良かったけど…。

評価:52

LAST AUTUMN’S DREAM / Hunting Shadows

LAST AUTUMN'S DREAM / Hunting Shadows
Release : 2007
Label : Marquee

毎秋~冬に必ず新譜を出してくる律儀なバンド LAST AUTUMN’S DREAM の 5th アルバム。またもや Andy Malecek さんは曲作りに参加してません。


#1、特に大したことないメロディアス・ハード。 #2、浮遊感のあるポップでキャッチーな曲。 #3、カッコイイのは確かなんだが、ありきたり過ぎるメロディで萎え。 #4、狙い過ぎてる感が女々しいバラード。 #5、初期 BON JOVI タイプ。悪くない。 #6、Andy のブルージーなソロが美味しい。 #7、#1 に同じ。 #8、唄メロにまとわりつくソロが素敵過ぎ。 #9、#1 に同じ。 #10、#1 に同じ。 #11、日本人受けのよさそうな明快なハードポップ。FIREHOUSE のカバーかと思ってた…。 #12、日本人英国バンド提供のそれっぽい曲。


前作よりもシンバルとの同化が少ない Mikael Erlandsson、ベンベンベンベンやりすぎな Marcel Jacob、印象に残りもしないがソロだけ頑張ってる Andy …。いつもと一緒で安心して聴ける。だが、これは前作と何が違うのか?

評価:52

MANIGANCE / L’ombre Et La Lumiere

MANIGANCE / L'ombre Et La Lumiere
Release : Marquee
Label : 2006

仏産 メタル・バンド MANIGANCE の 3rd アルバム。


#1、インスト。 #2、いつも通りのプログレッシヴなパワーメタルではあるが、複雑にしすぎなんじゃない。 #3、キャッチーで聴きやすいんだけど、なんか馴染みにくい唄メロだなぁ。 #4、曲の雰囲気は好きだ。ただ、不可解な展開はどうも・・・。 #5、イントロは結構キタんだけど、それ以降はなんともいえないな。 #6、何この面白いメロディ。仏語の発音と合わさると絶妙だな。 #7、クサー。Xa—! リフがクサ過ぎ。飲んでたお茶を吹き出しそうになった。 #8、バラード。面白くない。 #9、サビメロ裏のギターがヤバい。クサい。いいセンスしてるわ。>ギターの人。 #10、煮え切らない。 #11、#4 に同じ。サビ裏のギターは良い。 #12、インスト。Vo がいないと曲が良く聞こえるのは気のせいでしょうか? #13、ボートラ。Live .Ver 。なくていいと思います。


毎作同じような音なもんだから、そろそろ飽きが・・・。まぁ、前作から成長も劣化もしてないような曲ばかりなので、特に何も。フランス語の発音の問題なのかピッチがおかしいのか、その区別がよく判らないのも変わってないしね (俺だけかな、そう思うの・・・。)

評価:52

MASTODON / Crack the Skye

MASTODON / Crack the Skye
Release : 2009
Label : Warner

ジョージア州アトランタを拠点にするプログレッシヴ・メタル・バンド MASTODON の 4th アルバム。


独特の、と言うだけでは言い表せない音世界を今作でも展開している。DREAM THEATERRUSH の系譜ならこっちは PINK FLOYD ( Frank Zappa 色も濃いが ) と言ったところか…。特に #4. The Czar で感じられる不安感と浮遊感が入り交ざる前半は鳥肌モノ。Vo がモロ Ozzy Osbourne なのはアレだが…。

評価:52

OBSESSION / Order of Chaos

OBSESSION / Order of Chaos
Release : 2012
Label : Sound Pollution

Michael Vescera (Vo/ANIMETAL USA,ex-LOUDNESS,ex-YNGWIE MALMSTEEN) 率いる OBSESSION の 4th アルバム。


初期 LOUDNESS みたいなバッキングが印象的な #1. Order of Chaos,いかにも 80’s な音に Vescera らしい唄メロがのる #2. Twist of the Knife,しっとりとした唄メロをパワフルに聴かせる #4. When the Smoke Clears,クラシカルなギターソロが耳を引く #7. Cold Day in Hell,地に足のついたリフが聴ける #9. Mercy Killing

古臭くて地味。それがこのバンドの音楽性なのは分かってるつもりだけど、唄メロは完全に守りに入った無難なメロディだし…。ANIMETAL USA で小銭稼ぎするのもいいけど、もう一回いい唄メロを書ける人と組むとかしてほしいんだけどなぁ。

評価:52

ORIANTHI / Believe

ORIANTHI / Believe
Release : 2010
Label : Universal

Michael Jackson のツアー・ギタリストに選ばれた事で脚光を浴びることとなった Orianthi の 2nd アルバム。


ギタリストのソロ・アルバムってことで、もっと思いっきり弾きまくりの内容かと期待したけど、意外とノーマルな Girls Rock でちょっと拍子抜け。 ただ、シングルにもなった #1. According to You#7. What’s It Gonna BeAVRIL LAVIGNE なんかを彷彿させるキャッチーさもあって、いかにも売れ線って感じで耳触りも良い。

でもやはり、特筆すべきは 奇才 Steve Vai と共演したインスト #10. Highly Strung だろう。Vai がいつもの変態モードを抑えているおかげか、ギターインストを聴かない人でも取っつきやすい程よいテクニカルさとキャッチーさが融合した曲になっている。

個人的には全然 “唄モノ” でもいいんだけど #5. Feels Like Home みたいな官能的なトーンの曲が今後増えてくれたら嬉しいね。それと、相変わらずメディアは過剰に反応し過ぎだね。

評価:52

SYMPHONY X / V : The New Mythology Suite

SYMPHONY X / V : The New Mythology Suite
Release : 2000
Label : EMI

巨漢 Michael Romeo 率いる SYMPHONY X の 5th アルバム。


#1、コレ何の引用だろ、思い出せない・・・。 #2、キャッチーでシンガロングを誘うサビメロだけはいいと思う。 #3、イントロの雰囲気は好きなんだけどね。 #4、映画の1コマのような小曲。 #5、こういう曲調に合わせた綺麗な唄い方が出来る Russell Allen は流石だね。 #6Far Beyond the Sun の丸パクリを期待しちゃったじゃないか。 #7、映画のサントラみたいだ。インストで終わるのが勿体無いな。 #8、曲名通り、どこか神秘的な印象を与えてくれる曲。最後のピアノが凄くいいね。 #9、インスト。バンドの音を入れないで本格的なオケインストにすればよかったのに。 #10、これまた神秘的。 #11、唄メロはまぁまぁ、それよりもバッハ/チェンバロ協奏曲なソロが最高。 #12、インスト。 #13、12分の大曲。流れるようなメロディが素晴らしいね。最後の、まさに映画の壮大なエンディングのような終わり方がまた、いい。


悪くはないが、いまいち説得力に欠ける。コンセプトが複雑すぎるせいか、それともネタ切れか。個人的にはもう少し判りやすい唄メロになるといいんだけどね。折角 Russell Allen ってな歌鬼がいるんだし、もっと唄ってもらってもいいと思うんだよね。

評価:52

TURISAS / Turisas2013

TURISAS / Turisas2013
Release : 2013
Label : Century Media

フィンランド産バトル・メタラー TURISAS の 4th アルバム。


シンプルだがクサいメロディを着実に聴かせる #2. Ten More Miles,ゲームのバトル・テーマみたいな #3. Piece by PieceENSIFERUM みたいな牧歌的メロディが印象的な #4. Into the Free,芝居がかってて、もはやミュージカルな #9. We Ride Together

前作がコッテリ味噌ラーメンだとしたら、今作はさっぱり薄味塩ラーメン。メロディのクサさは相変わらずだし、若干パンクっぽいノリもそのままなんだけど、とにかく薄い。音もアレンジもシンプル過ぎて、凄く物足りない。ライブで再現するならこのくらいのシンプルさがいいんだろうけどね。

評価:52

VISION DIVINE / Stream of Consciousness

VISION DIVINE / Stream of Consciousness
Release : 2004
Label : King

VISION DIVINE の 3rd アルバム。Vo が Michele Luppi に。


#1、鼻歌。 #2、なかなか美味しいドラム捌きです。絶妙な溜めがいいです。ピコピコいってるキーボはもう少し音が大きくてもよかったんじゃない。 #3、華麗なサビメロがヨカです。でも Fabio.Ver のが好きです。 #4、「うぅーーー寒い、火でも焚いて暖まりたいなぁ・・・!?ヤヴェ警察だっ!」っていう感じのインスト。 #5、退屈な曲ではあるが、Michele Luppi のおかげで何とか聴けるレベルにある曲。 #6、典型的なメロスピチューンなんで人気は高くなりそうだね。 #7、どうも唄メロが煮え切らない。展開は非常に面白いんだがなぁ。 #8、Olaf のギターが入らない時は凄く良く思えるのに・・・。 #9、キーボードの使い方が非常に上手くて好き、唄メロも申し分ない。 #10、いつもの非知的ギターソロがいらん。 #11、アコギとピアノの為のインスト。 #12、トランステクノ風に疾走し始める後半が私は苦手です。 #13、メロディの使いまわしが出てきた。 #14、#1 で後ろの方で流れてた曲。しかしまぁ、9分以上も待たせるのはどうかと思うよ。


新 Vo の Michele Luppi さんはハイトーンの伸び、ビヴラートなどは弱いものの、ピッチのコントロールが非常に上手い。曲については、個々にいいところは存在するが、それと同時に同じくらいの垢があるって事が大きな問題。Fabio Lione が「あいつら俺の曲を使いやがった」って言ってたけど確かに全く変わってないからねぇ…。

評価:52


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