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SYMPHONY X / Twilight in Olympus

SYMPHONY X / Twilight in Olympus
Release : 1998
Label : Zero

Michael Romeo 率いる SYMPHONY X の 4th アルバム。


#1、まんま Yngwie じゃないかとも思えるリフがアレ。 #2、エクソシストのテーマ風のメロディが (俺個人には) 効果大。 #3、繋げ方が無理やり過ぎな悲愴。 #4、リズムカルな刻みが印象的。ソロバトルが素晴らしい。 #5DREAM THEATER とは違った美しさがある大曲。Russell Allen の歌鬼っぷりが凄い。 #6、普通のネオクラメタル。平凡。 #7、地味。 #8、日本風のイントロが印象深いバラード。泣きのギターソロに泣ける。


いまいち説得力がないのが残念。唄メロなんかはあと一歩だと思うんだけど・・・。それと、DREAM THEATER へのあからさまなオマージュはちょっとねぇ。

評価:49

SYMPHONY X / V : The New Mythology Suite

SYMPHONY X / V : The New Mythology Suite
Release : 2000
Label : EMI

巨漢 Michael Romeo 率いる SYMPHONY X の 5th アルバム。


#1、コレ何の引用だろ、思い出せない・・・。 #2、キャッチーでシンガロングを誘うサビメロだけはいいと思う。 #3、イントロの雰囲気は好きなんだけどね。 #4、映画の1コマのような小曲。 #5、こういう曲調に合わせた綺麗な唄い方が出来る Russell Allen は流石だね。 #6Far Beyond the Sun の丸パクリを期待しちゃったじゃないか。 #7、映画のサントラみたいだ。インストで終わるのが勿体無いな。 #8、曲名通り、どこか神秘的な印象を与えてくれる曲。最後のピアノが凄くいいね。 #9、インスト。バンドの音を入れないで本格的なオケインストにすればよかったのに。 #10、これまた神秘的。 #11、唄メロはまぁまぁ、それよりもバッハ/チェンバロ協奏曲なソロが最高。 #12、インスト。 #13、12分の大曲。流れるようなメロディが素晴らしいね。最後の、まさに映画の壮大なエンディングのような終わり方がまた、いい。


悪くはないが、いまいち説得力に欠ける。コンセプトが複雑すぎるせいか、それともネタ切れか。個人的にはもう少し判りやすい唄メロになるといいんだけどね。折角 Russell Allen ってな歌鬼がいるんだし、もっと唄ってもらってもいいと思うんだよね。

評価:52

SYMPHONY X / The Odyssey

SYMPHONY X / The Odyssey
Release : 2002
Label : Inside Out

SYMPHONY X の 6th アルバム。


#1、ギターの軽さが気になる。 #2、ちょっと退屈。 #3、唄メロはいいんだけど、どこか煮え切らない。 #4、過去の曲の続編らしい。キーボードソロがいいね。 #5、疾走こそしてるんだけど、コード進行捻り過ぎじゃない? #6、サビメロは過去最高クラスの出来。なんだけど、それ以外が微妙・・・。 #7、ピアノが素敵過ぎ。 #8、7つのパートに分かれた、壮大過ぎて悶絶どころじゃすまない大曲にして名曲。一つの映画を観ている様な気さえしてくる。いままで多くの大曲を聴いてきたが、ここまで完成されているのは久しぶりだ。


他の曲がどうでも良くなるくらい #8. The Odyssey が素晴らしい。この組曲の Part1. Odysseus’ Theme / Overture だけでも価格以上の価値があるね。

評価:68

SYMPHONY X / Paradise Lost

SYMPHONY X / Paradise Lost
Release : 2007
Label : Inside Out

ちょっと痩せた? Michael Romeo 率いる SYMPHONY X の 7th アルバム。


#1、壮大なインスト。この時点ですでにヤバイわ。 #2、従来のプログレッシヴさはそのままにアグレッシヴな面も見せてくれる曲。 #3、間奏の低音ピアノがいいね。 #4、イントロのピックスクラッチだけでイかされます。 #5Russell Allen の歌鬼っぷりが如何なく発揮されたミッドテンポの佳曲。 #6、キャッチーなサビメロが堪らない曲。リフの勢いも素晴らしいね。”DREAM THEATER / Erotomania” 風のソロもいいね。 #7Russell Allen, 素晴らしいな。言うことないわ。 #8、素晴らしい・・・。アグレッシヴで疾走感のあるA,B メロにシンガロング必至の華麗なサビ。そして、過去最高クラスのテクニカルなソロ。・・・完璧だ。 #9、暑苦しいバラード。これじゃ熱が冷めないっての (嬉) #10、長さを感じさせない展開には恐れ入るね。


延々バトルシーンだけの SF 映画かよ、ってくらい攻撃的なアルバム。失楽園のコンセプトを現代風に Metal 化したら、まさにこうなる!って感じ。アートワークも素晴らしいし、ホント文句なしの最高傑作だわ。

評価:88

SYMPHONY X / Iconoclast

SYMPHONY X / Iconoclast
Release : 2011
Label : Nuclear Blast

SYMPHONY X の 8th アルバム。


イントロの変拍子リフから一切無駄のない完璧な展開とオーケストレーションが素晴らしく、その長さを微塵も感じさせない 1-#1. Iconoclast,ダークなリフにキャッチーなメロディが前作にも通ずる 1-#2. The End of Innocence,Russell Allen のドスの効いたマフィア歌唱が存分に発揮された 1-#3. Dehumanized,アルバム中最もシンプルなパワー・メタル曲 1-#4. Bastards of the Machine,メカニカルなリフと緩急のある展開が印象的な 1-#6. Children of A Faceless God,Russell Allen の (他の曲とは違う) ソフトな歌唱と哀愁のメロデイーが紡ぐ美しきプログレッシヴ・キラー・チューン 1-#6. When All is Lost

ダークなリフがメカニカルなリズムで展開される 2-#1. Electric Messiah,キャッチーな唄メロが印象的でシンプルな構成の 2-#3. Light Up the Night,ミドルテンポでじっくり聴かせる 2-#4. The Lords of Chaos,プログレッシヴな展開美が見事な 2-#5. Reign in Madness で幕を閉じる。

アルバム全体の聴きやすさやメロディーの質で言えば確実に前作の方が上だという評価が多いだろう。しかも長く、濃い内容だけに聴く者を選ぶのかもしれない。しかし、聴けば聴くほど “これが SYMPHONY X の最高傑作だ!” と言いたくなってしまう。それだけ説得力のあるアルバムだと言えるだろう。

評価:91


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