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FREEDOM CALL / Stairway to Fairyland

FREEDOM CALL / Stairway to Fairyland
Release : 1999
Label : Victor

MOONDOCChris BayGAMMARAYDan Zimmermann が組んだバンド FREEDOM CALL の 1st アルバム。


#1、サビに “GAMMARAY / The Guardians Of Mankind” のをそのまま。 #2、唄メロが煮え切らない。シンセだけは明るいなりにいい線いってる気がする。 #3、どうもメロディが弱い気がしてならない。サビがつまらないとどうもね・・・。 #4、単調だが、明るく疾走するBメロが良い。それ以外は特に魅力を感じない。 #5、ナヨ Vo の魅力が爆発するサビメロが笑える。 #6、Cris さんの唄い方が面白いAメロ、クワイアで必死に線の細さを隠すBメロ、聴こえないサビメロ。 #7、相変わらず唄メロが面白くないですね。長さのわりに合わない。 #8、Bメロからの怒涛の疾走には驚いた。 #9、なかなかフックの聴いたリフが印象に残る。 #10、B級感まるだしで中盤から疾走。全体的にメロディが弱い。流石にサビだけは聴ける。 #11 ボートラ。


やりたいことは出来ていると思う。あとは唄メロの弱さと Vo のナヨナヨさかな。ギターメロがもう少し凝ってれば尚良いね。MOOONDOC は良く知らないのでなんとも言えないが、Dan は GAMMARAY から外れるとこんなものなのか、と肩透かしをくらった気分。ブラジルの GLORY OPERA とかが大好きならいけるかもしれないな。

評価:52

FREEDOM CALL / Crystal Empire

FREEDOM CALL / Crystal Empire
Release : 2001
Label : Victor

前作では GAMMARAY の引用曲が一番良かったというなんとも致命的なミスを犯してしまった FREEDOM CALL の 2nd アルバム。


#1、アルバムタイトルを変なおっさんが叫ぶインスト。 #2、過剰なまでのシンセが薄くなってむしろ自然になったな。 #3、シンセアレンジがいつも通り。言い方を変えれば毎回変化なし。飽きるんですよね。 #4、笑ってしまうほどアップテンポで明るい曲。スキップしながら聴きたい曲だね(笑) #5、つまらない。どう考えてもアレンジ不足。 #6、展開をもっと練ってみたらどうでしょうか。 #7、メロディは今まで通りに弱いけど。 #8、#7と似たようなメロディを使うイントロ。曲順悪いんじゃない? #9、普通なら #1 に持ってきたくなるようなイントロですね。 #10、ちょっとSTRATOVARIUS っぽいな。そこに色を付けたって感じだね。 #11、つまらん。


前作からなにも進歩していない。それだけ安定してるってのはあるだろうけど、音楽性云々、何も変わっていないというのはリスナーにとっては少々不満な点ではなかろうか?実際俺は、「なんだ、1stと同じじゃん」という印象。特に変わったアプローチをかけて来るでもなくね。つか Dan は GAMMARAY での見事な作曲能力はどこへいった?

評価:52

FREEDOM CALL / Eternity

FREEDOM CALL / Eternity
Release : 2002
Label : SPV

全然音楽性の変化が見れない FREEDOM CALL の 3rd アルバム。残念ながら国内盤はありません。ちなみに、Sasha (Gt) が抜けて HELLOWEEN へ。後任は Cedric Dupont とかいう人です。


#1、サビの途中で表打ちから裏打ちに変える辺りがいいね。 #2、左右のギターの音が段々と上がってくイントロがステキ過ぎ。 #3、初めて、初めて彼らのアルバムで3曲目までまともに続けて聴ける。 #4、インスト。 #5、”EUROPE / The Final Countdown” を彷彿とさせる。曲がなかなか良いだけに、疑問が残る。 #6、”俺たちは光から生まれた戦士なんだぜっ!” だってさ。楽しそうですね。 #7、いつも以上にシンセが乱舞する疾走曲。シンセの音圧のわりにギターが薄っぺらい。 #8、メロディが弱い気がしないでもないが・・・。すごーく微妙。 #9EUROPE / The Final Countdown。パクリッシュ・メトゥ。 #10、#9 のモロパクリでも萎えたが、これもなんか聴いた事あるメロディだ。 #11、たぶんバンド史上最高のバラード。耳につくシンセもストリングスで押さえてる辺りがいいよ。


前作までに培ってきた F・C のセンスを的確にメロディック・メタルに消化したのが当作。恐らく、過去最高傑作。なんで日本盤を出さないんだ? とひたすら疑問。

評価:63

FREEDOM CALL / Dimensions

FREEDOM CALL / Dimensions
Release : 2007
Label : SPV

地味に活動を続けてる FREEDOM CALL の 5th アルバム。


#1、定番のインスト。#2、明るくてクサいめろすぴ。#3、GAMMA RAY / Wings of Destiny 。#4、へろーみすたーいぼー。おーおーおー。#5、明るくてクサいめろすぴ。#6、明るくてクサいめろすぴ。#7、中途半端にドラマチックなバラード。#8、地味な曲。最近の Rhapsody みたい。#9、ギターソロが素敵。#10、明るくてクサいめろすぴ。#11、明るくてクサいめろすぴ。#12、お祭りメロディック・メタル。


この人たち、いい意味でも悪い意味でも全然変わらないな。前作の地味さに肩すかしをくらった人は安心して買っていいと思う。”明るいめろすぴ” がアルバムの大半を占めるしね。

評価:57

FREEDOM CALL / Legend of the Shadowking

FREEDOM CALL / Legend of the Shadowking
Release : 2010
Label : SPV

地味な活動を続けるドイツ産パワーメタル・バンド FREEDOM CALL の 6th アルバム。


いつも通りの男臭いクワイアと恥ずかしくなるようなクサメロを多用した Melodic Metal が聴ける。いい意味でも悪い意味でも全然変わらないね。ただ、この手の Metal をやり続けていて、なお且つある程度の知名度も持ち合わせているバンドってもう彼らと HEAVENLY ぐらいしかいないんじゃないかな。そういう点では貴重なのかな?

曲は #4. Legend of the Past#12. Requiem の Merlin 2部作がキラーチューンかな。哀愁メロで疾走する前者と同じメロディをバラード仕立てでしっとりと聴かせてくれる後者の対比が素晴らしい。


Chris Bay (Vo)GAMMA RAY でも活躍する Daniel Zimmermann (Dr) の2本柱だったが、Daniel が脱退したらしいので今後が不安かもね。

評価:55

FREEDOM CALL / Land of the Crimson Dawn

FREEDOM CALL / Land of the Crimson Dawn
Release : 2012
Label : Steamhammer

Dan Zimmermann が脱退した FREEDOM CALL の 7th アルバム。


ヒロイックなメロディと共に疾走する #1. Age of the Phoenix,十八番のヲーヲーコーラスが耳に残る #2. RockstarsEUROPE / Final Countdown のイントロを遥かに超えたクサメロイントロと、そのクサさをパワフルに彩るギャロップビートが印象的な #5. Back into the Land of Light,彼ら流 MTV ハードロック #7. Hero on Video,まるで初期の自分たちへのオマージュにしか聴こえない #8. Valley of Kingdom,パクパイプで民謡調の雰囲気を持たせたポップメタル #14. Power & Glory

Dan Zimmermann の脱退による不安要素は皆無。いつも通りの FREEDOM CALL だ。Dan の後任も Klaus Sperling (Dr/ex-PRIMAL FEAR) という事で技術的な問題もなし。前作はコンセプト・アルバムによる影響かいつものはっちゃけた明るさが不足していたが、まるで初期のような明るいメロとヲーヲー・クワイアが復活している。

前作のレビューでも書いたけど、この手の音楽性のバンドが減ってきている中で頑張ってる彼らには称賛の意を伝えたいくらいなんだけど、もう少し曲に説得力が欲しいというのが現実かな。

評価:51

FREEDOM CALL / Beyond

FREEDOM CALL / Beyond
Release : 2014
Label : Steamhammer

ジャーマン・クサ・メタルの至宝 FREEDOM CALL の 8th アルバム。


初期の作風を思わせる、どこを取っても超予定調和のクッサクサなメロディーを持つ #1. Union of the Strong#2. Knights of Taragon,ハッピーでロックンロールなノリの #4. Come On Home,エピカルなイントロからドラマチックに展開する #5. Beyond,シンプルなメロディック・スピード・メタル #7. Edge of the Ocean,ラテン系の雰囲気と Africa Africa〜 というバックコーラスが面白い #10. Dance Off the Devil,アニメソングと紙一重な #12. Follow Your Heart,バグパイプが印象的で行進曲風の #14. Beyond Eternity

ヒロイックで一歩間違うとアニメソングになってしまいそうなクサメロは健在、というか初期3枚以降では最高のクサさなんじゃないかと。アルバムの前半に疾走曲を集中させて後半はスピードを抑えている配置だが、後半にも疾走曲があればちょっとは引き締まった気がする。ただ、ここ数作ずっと模索してきたであろうハードロック〜メロディアス・ハード路線はいい意味で消化されてるので、あとはどうやってこのマンネリ感を打破するか…。

評価:61


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