Search for ‘51’

CRAZY LIXX / New Religion

CRAZY LIXX / New Religion
Release : 2010
Label : Frontiers

スウェーデン産ハードロック・バンド CRAZY LIXX の 2nd アルバム。


最近流行りの 80’s 回帰系。バラードなんてモロに初期の BON JOVI を彷彿させる。程よいドライヴ感のある #3. 21 Till I Die と北欧らしい哀愁を帯びた #4. Blame it on Love はいいね。

これだけ 80’s な音のバンドが出てきたんだから、どっか一か所に集めてフェスでもやれば楽しそうなんだけどね。出身地がバラバラだから無理か…。

評価:51

DARK MOOR / Dark Moor

DARK MOOR / Dark Moor
Release : 2003
Label : Victor

Xametal ワールドカップ、スペイン代表 DARK MOOR の 4th アルバム。


#1、オーケストレーションの厚みが一歩引いた音質がちょっと微妙かな。 #2、安心感のある飛翔メロが印象的な佳曲。しっかし、新 Vo の人、声量ないなぁ・・・。 #3、唄メロが煮え切らない。 #4、唄メロが煮え切らない。いや、Vo が原因かも。 #5、リフやインストパートは悪くないが、唄メロがつまらなすぎ。 #6、唄メロの裏でピロピロしてる笛が面白いね。 #7、インスト。 #8、退屈。 #9、退屈。 #10、インスト。 #11、勢いがあるね。まぁそれだけっちゃそれだけなんだが。 #12、「ダ-ムー、ダ-ムー」なサビが面白いね。バンド名を冠するに相応しい、いい曲だね。 #13、バラード。


新しい Vo、Alfred Romero の線の細さ、声量の無さには正直失望。まぁ、全く唄えてないってわけでもないから、それほど苦にはならないけど・・・。内容は、持ち前のクラシカルな部分は向上してるけど、全体的にメロディの高揚感が皆無。なんて言うか、今までのクサメロが恥ずかしくなってきちゃって、ちょっと大人ぶってる感じがする。

評価:51

DECADENCE / Chargepoint

DECADENCE / Chargepoint
Release : 2009
Label : Spiritual Beast

美獣 Metallic Kitty こと Kitty Saric 擁するスウェーデン産スラッシュメタル・バンド、DECADENCE の 4th アルバム。


メロディアスなメロディが少なめの ARCH ENEMY ってとこか。綺麗なオネーチャンがシンガーだという点もある意味では比較対象になるか…。ただ、こっちの方が正統的なスラッシュ・メタルなのでストレートに聴けていいね。変わり映えのない曲が多いが #6. Strength of Mind は強力無比なリフから雪崩れ込むギターソロが秀才。

評価:51

FREEDOM CALL / Land of the Crimson Dawn

FREEDOM CALL / Land of the Crimson Dawn
Release : 2012
Label : Steamhammer

Dan Zimmermann が脱退した FREEDOM CALL の 7th アルバム。


ヒロイックなメロディと共に疾走する #1. Age of the Phoenix,十八番のヲーヲーコーラスが耳に残る #2. RockstarsEUROPE / Final Countdown のイントロを遥かに超えたクサメロイントロと、そのクサさをパワフルに彩るギャロップビートが印象的な #5. Back into the Land of Light,彼ら流 MTV ハードロック #7. Hero on Video,まるで初期の自分たちへのオマージュにしか聴こえない #8. Valley of Kingdom,パクパイプで民謡調の雰囲気を持たせたポップメタル #14. Power & Glory

Dan Zimmermann の脱退による不安要素は皆無。いつも通りの FREEDOM CALL だ。Dan の後任も Klaus Sperling (Dr/ex-PRIMAL FEAR) という事で技術的な問題もなし。前作はコンセプト・アルバムによる影響かいつものはっちゃけた明るさが不足していたが、まるで初期のような明るいメロとヲーヲー・クワイアが復活している。

前作のレビューでも書いたけど、この手の音楽性のバンドが減ってきている中で頑張ってる彼らには称賛の意を伝えたいくらいなんだけど、もう少し曲に説得力が欲しいというのが現実かな。

評価:51

GALNERYUS / Phoenix Rising

GALNERYUS / Phoenix Rising
Release : 2011
Label : VAP

GALNERYUS の 7th アルバム。


TURISUS を彷彿とさせるクサメロのインスト #1. RisingOPERA MAGNA / Poe / #2. El Pozo Y El Péndulo そっくりなメロディがアレな #2. Tear Your Chain,アニメ・ソング街道まっしぐらな #3. Future Never Die,ヲーヲー・コーラスが効果てき面な #7. T.F.F.B.,どこかで聴いたことあるようなメロディがアレな #10. The Time Has ComeGary Moore を思い起こさせるギター・インスト #11. The Phoenix

超絶技巧やプログレッシヴな展開、1曲目がインストで2曲目に疾走曲を持ってくるとことか、相変わらずのクサメロとか、この手のメタルのファンには堪らない要素もありつつ、彼ららしさも出てるいいアルバムだとは思う。

でも何故か熱くなりきれない。…煮え切らない。熱いのはアートワークと #1 くらい。なんとなく、SONATA ARCTICA と似た変化をしてきてるような気がするのは気のせいか…。

評価:51

HEADHUNTER / Parasite of Society

HEADHUNTER / Parasite of Society
Release : 2008
Label : AFM

DESTRUCTIONSchmier 率いる HEADHUNTER の 4th アルバム。


#1:インスト。 #2:これぞジャーマン・スラッシュと言わんばかりのアグレシヴなリフがいいね。 #3:パワーメタルかと思うほどにメロディアスな展開に痺れるね。間違いなくアルバムのリーダー・トラックだね。 #4:ダークな前半から超キャッチーな後半になだれ込む様は悶絶必死。 #5:ギターソロのカッコよさは異常。 #6:アコギの美しい調べと哀愁あるメロディが印象的な佳曲。 #7:攻撃的な中に見え隠れするキャッチーなメロディが美味しすぎる。 #8:退屈。リフは面白いんだけどね。 #9:曲はいいが、唄メロが煮え切らない。もう少しキャッチーに出来ればね・・・。 #10:退屈。 #11:退屈。リフは凄くいいんだけどね。 #12JUDAS PRIEST のカバー。


後半ダレるな。前半はそれなりにキャッチーでスムーズに聴けるんだけどね。まぁ #3 が凄くいい曲だから個人的は満足かな・・・。

評価:51

HEED / The Call

HEED / The Call
Release : 2005
Label : Marquee

Daniel Heiman (ex-LOST HORIZON) 率いる HEED の 1st アルバム。


#1:インストSE。 #2:ダークでスローな正統派 Metal 。 #3:キャッチーなサビメロが印象深い曲。サビ以外の唄メロが弱いのが惜しい。 #4:キラーチューン。一切隙がない。素晴らしい超音波ハイトーンも聴ける。Fredrik Olsson のコンパクトながら起承転結の効いたソロもいいね。 #5:唄メロが惜しい。 #6:#5 bに同じ。 #7:煮え切らない。ギターソロは結構いいんだけどね。 #8:#3 と同じくサビメロは文句なしにいいんだけど・・・。 #9:全体的に掛かってるエフェクトで損してるもったいない曲。アルバム1カッコイイリフもこれじゃぁね。 #10:退屈。 #11:Daniel の甘い中音域の歌声が聴ける。 #12:HR/HM の数あるバラードの中でもトップクラスに位置するであろう素晴らしい曲。 #13:シークレットトラックで入ってるデス・メタルみたいな曲が気になる・・・。


09年現在、活動停止してしまったのが残念でならない。#4 みたいな曲を量産してくれること願ってたし、2nd の曲になるはずだった Demo の出来も非常に良かったんだけどね。Daniel は Tim ‘Ripper’ Owens と並んぶ新世紀最高クラスの Metal Singer だけにどんな形であれ頑張って欲しいね。

評価:51

MANIGANCE / Recidive

MANIGANCE / Recidive
Release : 2011
Label : Xiii Bis

仏産プログレッシヴ・パワーメタル・バンド、MANIGANCE の 4th アルバム。


相変わらず高品質な曲が多いものの、プログレにこだわり過ぎてるのか、どこか物足りないという、いつも通りの内容。

HEAVENLY もビックリなクサメロから始まるのに、唄メロが残念な #8. ReŢücidiviste とか、凄く惜しいんだよね…。

インスト・パートになるなり水を得た魚のようにネオ=クラシカルなユニゾンを決めまくるギターとキーボードはいいね。

評価:51

PAIN OF SALVATION / Scarsick

PAIN OF SALVATION / Scarsick
Release : 2007
Label : Marquee

プログレッシヴ・メタルバンド PAIN OF SALVATION の 6th アルバムにして、名盤 The Perfect Element Pt.1 の続編。


#1、ラップやら民族音楽やら・・・。 #2、哀愁の感じられるアレンジはいいんだが、このラップは厳しいとしか・・・。 #3、絶望的なまでに暗い。この陰鬱さに赤ちゃんの声はある意味反則。 #4、また、面白い方向性だな。カントリーみたいになるサビが美味しい。 #5、キラーチューン、と言うよりも凄まじくインパクトのある曲だ。 #6、クラシッック・ギター曲のようなバッキングが面白い。 #7、言葉では表現できません。これは何だ? #8、ヒーリング・ミュージックの間逆を行くかのような音。 #9、意味不明な空間に放り込まれたような難解な唄メロがいいね。 #10、70年代プログレッシヴ・ロック風。


今作は特に PINK FLOYD っぽい。ヘヴィなギターが入らない時の浮遊感はまさにソレだし。前はもう少し聴きやすかったんだけど、他ジャンルの模倣もあってか幾分取っ付きにくくなった。まぁ、それがプログレってもんなんだろうけど。・・・これを書いたのは5週目、かな。もっと聴き込まないと理解できないっぽいです。

評価:51

RHAPSODY / Rain of A Thousand Flames

RHAPSODY / Rain of A Thousand Flames
Release : Victor
Label : 2001

Emerald Saga を締めくくるアルバムの前半に位置するミニ・アルバム。


#1、凄まじい勢いで疾走してる。しかし、なんで裏打ち使わないんだろうな。 #2、インスト。 #3、ドラマ性はあるのだが、無駄に長くなってしまっているという印象を拭えない。サビをクワイアに頼りまくるのも好感は持てない。10:20あたりからのパートは好き。 #4、なんていうか、ドラマCD?語り多すぎ。 #5、せせらぎが流れる商店街でお買い物ですか? #6、泣きのギターソロが素晴らしい!なんでこういう微妙な位置にある曲でこんなにもギターメロが冴えてんだ・・・。 #7、”Dvorak / Symphony No.9 In E Minor Op.95 From The New World” を100%オマージュった曲。アレンジ力が凄まじいね。まぁ、ここまでよくやったわな。


Dvorak / Symphony No.9 は素晴らしい曲だよね。まぁミニアルバムみたいなもんなんで評価はこのくらいで。

評価:51

STORMWARRIOR / Heading Northe

STORMWARRIOR / Heading Northe
Release : 2008
Label : Locomotive

初期 HELLOWEEN の正統後継者、STORMWARRIOR の 3rd アルバム。


#1,11:インスト。#2:これはやり過ぎ。HEAVENLY よりも上手いよ (笑) #3-10:#2 に同じ。


巷ではヴァイキング風味があるとかないとか・・・。ヴァイキングだの以前に、これは GAMMA RAY だよ。Mix に Piet Sielck, マスタリングに Tommy Hansen が関わってる時点でもうね。オリジナリティが欲しいが、そんな言葉は彼らには通じないだろうな (笑)

評価:51

THE MAN-EATING TREE / Harvest

THE MAN-EATING TREE / Harvest
Release : 2011
Label : Century Media

SENTENCED の血脈を継ぐノーザン・メランコリー・メタル・バンド、THE MAN-EATING TREE の 2nd アルバム。


前作で聞けたメランコックさがいくらか減衰してヘヴィな音に。SENTENCED 譲りの哀愁メロディは健在なのだが、どの曲も似たような曲で統一感がある一方、前作の This Longitude of Sleep のようなキラー・チューンがないのが残念でならない。#3. Code of Surrender 辺りはかなりいい線いってるんだけど、ヘヴィさが邪魔をして慟哭を相殺しているような…。

もしかして、2枚目ですでにネタ切れなのか。それとも引き出しが極端に少ないのか…。

評価:51

THE WINERY DOGS / The Winery Dogs

THE WINERY DOGS / The Winery Dogs
Release : 2013
Label : Loud & Proud

Mike Portnoy (Dr/ex-DREAM THEATER),Billy Sheehan (Ba/MR.BIG),Richie Kotzen (Vo,Gu/ex-MR.BIG) によるスーパートリオ・バンド THE WINERY DOGS の 1st アルバム。


オープニングを飾るキャッチーでスリリングな #1. Elevate,ロック・バーでかかったら最高そうなバラード #13. Regret

Richie Kotzen はブルージーなリックは流石だし(しかも指弾き!)、歌も十分以上に上手い。Billy Sheehan は相変わらずジャズ系、ギター風のアプローチが素晴らしい。Mike Portnoy の歌うリズムは要塞のようなセットではないシンプルなセットにも関わらず生き生きしてる。

ただ曲が…。こんな凄い人達が集まってるのに、曲は Richie Kotzen のソロ・アルバムみたいなのがね…。

評価:51

WARRANT / Dog Eat Dog

WARRANT / Dog Eat Dog
Release : 1992
Label : Sony

アメリカ産 HR バンド、WARRANT の 3rd アルバム。


#1、古きよき HR って感じだね。 #2、ちょっと微妙ですよ、奥さん。 #3、Bメロがいいね。サビがちょい面白くないな。 #4、鉄琴みたいな音と子供の声の演出がいいね。哀愁ギターソロもなかなか。 #5、大衆向けロック。こういうの好み。 #6、バラード。悪くはないが、いまいちメロディが煮え切らない。 #7、隠れて自己主張するベースが面白いね。 #8、絶妙なタイミングでハーモニクスを鳴らすギターがいいね。ギターソロも素晴らしい。 #9、もう少し唄メロがキャッチーならいいのになぁ。ギターのセンスは凄くいいのに・・・。 #10、#6 に同じ。ギターソロの溜めセンスは最っ高にいいのに、ホント勿体無い。 #11、疾走曲ホイ。ツインリードのソロが素晴らしすぎるホイ。リフもカッコイイし言うことないホイ。チェケホイ。 #12、曲自体は悪くないのに。ギターソロは相変わらず素晴らしいメロディだ。 #13、ボートラ。んぱっぱっ。


ギターソロでのメロディ・センスは素晴らしい。が、それが唄メロに生かされていないように思える。キャッチーな唄メロもあるが、どれもいまいち煮え切らない。まぁ、そのおかげでソロが引き立って聴こえちゃうわけなんですけどね。

評価:51


Links of Uranus
Sort
Bands

979 Reviews in Total
Top