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ARI KOIVUNEN / Fuel for the Fire

ARI KOIVUNEN / Fuel for the Fire
Release : 2007
Label : Sony

TV 番組 「Idols」で Metal を唄いまくったあげくに優勝しちゃった Ari Koivunen の 1st アルバム。


#1、インパクトのあるキャッチーなリフが好印象。唄メロも良い。 #2、良質な北欧ハードロック。Nino Laurenne (THUNDERSTONE/Gt) いい仕事するわ。 #3、ゴシカルな雰囲気の曲。 #4、定番リフがアレなベタな曲。 #5Timo Tolkki (STRATOVARIUS/Gt) 渾身のバラード。自分のバンドでやれって。 #6、飛翔感のあるメロディを持つ佳曲。 #7Marco Hietala (TAROT, NIGHTWISH/Bs) 作曲のモロ TAROT な曲。 #8Tony Kakko 提供。他人の曲で本気だしてどうすんのよ。 #9Jarkko Ahola (ex-DREAMTALE/Vo) 作曲の疾走曲。 #10、中間のオーケストレーションがなかなか。 #11、北欧らしさの感じられる曲。 #12、カバー。


“ザ・北欧メタル” 。まぁ、これだけ名のある先輩に曲を作ってもらえりゃ少しはマトモなアルバムが出来るってのは分かり切っているわけで…。勝負は次だね。

評価:58

CRADLE OF FILTH / Godspeed on the Devil’s Thunder

CRADLE OF FILTH / Godspeed on the Devil's Thunder
Release : 2008
Label : Roadrunner

英国産 Black Metal Band、CRADLE OF FILTH の “ジル・ド・レイ” をコンセプトにした 8th アルバム


#1:期待感膨らむインスト。 #2:キャッチーなリフとブラストが絡む佳曲。 #3:前作に近い正統派メタルなミドル・テンポの曲。リフが IRON MAIDEN っぽいね。 #4:壮大なストリングス・パートが美味しい。 #5:ホラー映画風のオルゴール・サウンドが堪らないインスト。 #6:キャッチーなギターソロはいいね。 #7:IRON MAIDEN ばりのツインリードが良いね。 #8:大仰なクワイアが雰囲気出してるね。 #9:展開美に秀でた曲。 #10:#8 に同じ。 #11:#3 に同じ。 #12:前半の怒涛の疾走感と後半のメロディアスな展開が素晴らしい。タイトル曲だけはあるね。 #13:クラシカルなアウトロ。


コンセプト・アルバムということで、少なからず 名盤 “Cruelty and Beast” に近い雰囲気を感じられるものの Black Metal と言うには程遠いゆるーい緊張感が滲み出ている。音作り・曲作り共に丸くなってしまったようだ。まぁ、売れてるわけだし仕方ないと思うが、それが少し寂しいとこだね。

評価:58

DEMON KOGURE / Girl’s Rock

DEMON KOGURE / Girl's Rock
Release : 2007
Label : Avex

聖飢魔II の主宰、デーモン小暮閣下のソロ・カバー・アルバム。Avex 移籍第1弾なんだってさ。


1. アン・ルイス / 六本木心中 2. 浜田麻里 / Return to Myself 3. 渡辺美里 / My Revolution 4. REBECCA / RASPBERRY DREAM 5. PRINCESS PRINCESS / SEVEN YEARS AFTER 6. 中村あゆみ / 翼の折れた天使 7. 田村直美 / 永遠の一秒 8. 中森明菜 / TATTOO 9. 杏子 / DISTANCIA ~この胸の約束~ 10. 小比類巻かほる / City Hunter ~愛よ消えないで~ 11. SHOW-YA / 限界LOVERS


この中で聴いた事あるのは・・・ #3,6,10 だけかも。原曲を聴いた事ある人は “デーモン閣下がカラオケしてる” 程度にしか見ないかもしれないが、丁寧で原曲のイメージを壊さない程度の、いい意味でジャパメタ・アレンジされた楽曲は予想以上に楽しめる。しっとりとしたバラードの #4 も上手く歌えてるしね。全てのアレンジを担当した GRAND ILLUSION の日本語クワイアも上手いわ。


昔よりは線が細いけど、まだまだ十分上手いね。流石閣下。だが、次回作はオリジナル曲のハードロック・アルバムをお願いします。勿論、ミックス・マスタリングは海外チームで。


評価:58

DRAGONLAND / Starfall

DRAGONLAND / Starfall
Release : 2004
Label : King

スウェーデン産パワー・メタルバンド DRAGONLAND の 3rd アルバム。


#1、ファンタジックなメロディだね。抑え気味の Key が彼ららしさを失わせている様にも思えるが・・・。 #2、このポップセンスは評価すべきだが、今までの彼らとはちょっと違う。 #3、このバンドが前作とは明らかに違う。と、この辺りで気付いてきますね。 #4、#3 と同じような曲。サビメロはなかなかキャッチーで聴きやすい曲だ。 #5、疾走感もメロディも何か中途半端。 #6、退屈すぎる。コンセプトに沿っているのだろうが辛い。 #7、メロディは洗練されたように思えるが、前作 “Holy War“、前々作 “Ride For Glory” と比べると確実に見劣りしてしまう。 #8、プログレッシヴロック的な曲に挑戦! #9、インスト。 #10、イントロの神聖なメロディは気に入ったが、その後の展開がベタすぎてイマイチ面白みがれない。 #11、コンセプトの描写はうまいな。 #12X JAPAN のカバー。 #13、キュッキュッキュッキュッモーォー。HELLOWEEN のカバー。


前作までの狂おしいほどのクサメロと疾走感。それがこのバンドの生命線だと思っていたが・・・。しかし、#2 で見せた極上とまではいかないも評価すべきポップセンス。これをどう消化していくか、それが今後楽しみだな。

評価:58

FAIR WARNING / Brother’s Keeper

FAIR WARNING / Brother's Keeper
Release : 2006
Label : Marquee

ついに待望の復活を遂げた メロディアス・ハードの王者 FAIR WARNING の 5th アルバム。


#1Burning Heart を彷彿させる Ule W. Ritgen 節炸裂の曲。 #2Helge Engelke 作曲のキャッチーな佳曲。どう考えても DREAMTIDE の為に書いた曲だよな・・・。 #3、らしくない、ダークな曲。こういうのもアリではあるな。エンディングのソロ “だけ” は流石。 #4、日本人好みのメロディだね。エンディングはまたフェード・アウトなのね・・・。 #5、1st のアメリカンな雰囲気を思い起こさせる。 #6、成熟した曲作りが出来るようになった Helge Engelke に万歳。エンディング・ソロは間違いなく当アルバム最高の名演。 #7、唄メロが終始煮えきりません。ギターソロ裏のベースは凄くいいと思うよ。 #8、バラード。従来通りで安心。Bメロ裏にイントロのキーボードメロが入るのが好きだな。あとは、やっぱソロだね。 #9、サビメロをもう少し練って欲しかった。 #10、ビブラスラップ使いすぎ (笑) で、またフェード・アウトか。 #11、悪くはないが、こんなものなのか。最後はちょっと QUEEN っぽい終わり方だね。 #12、サビがタイトル連呼系でなければ名曲となっていたかもしれない。十分いい曲だけどね。 #13、イントロの CC Behrens のフィルが最高。サビの最後は HELLOWEEN / Come Alive でしょうか (笑) ・・・シークレットトラックは無駄・蛇足。


Helge Engelke は官能的なソロと相変わらず素晴らしい “スカイ・フレーズ” を披露してて良い。バンド要の Tommy Heart も凄く楽しく唄えてるのがよーく判る。 “Four” では聴けなかった CC Behrens のタイトでハードなドラミングも、また聴けて嬉しい。が、問題は Ule Ritgen の楽曲。もう枯渇したとしか思えない。6年のブランクはキツかったって事か・・・。Ule には悪いけど、良曲を書き溜めているであろう Helge Engelke ( DREAMTIDE ) の新作に期待する事にします。( あと、9月に新作リリース予定の ZENO ね。 )

評価:58

FAIRYLAND / Score to a New Beginning

FAIRYLAND / Score to a New Beginning
Release : 2009
Label : Napalm

リーダー、Philippe Giordana (Key) 以外のメンバー全員が脱退し、仏 Metaler のサポートの上に完成させたらしい FAIRYLAND の 3rd アルバム。


#1:インスト。 #2:なんでパート2なのかと思ったら前作のボートラか…。 #3:大仰で高揚感のあるサビメロが素晴らしい。キーボードの音色がショボイのは仕方ないのか…。 #4SYMPHONY X のランクを下げてシンフォ度が増したらこんな感じか。 #5:クサいメロディを分厚いクワイアが、って曲。 #6:#4 に同じ。 #7:初期 RHAPSODY を若干プログレッシヴにしたかのような曲。 #8:シンセだけで作ったにしては素晴らしいインスト。 #9:クサ過ぎて死ぬ…。サビメロのクサさは今年一番だな。誰が弾いてるかしらないけど、(短い…) ギターソロもなかなかいいね。 #10:エンディングなのにギャロップ・ビートで疾走するってのが美味しい。Never Ending Story のラストを思い出したよ。


余計なメンバー (失礼) がいなくなって曲の焦点が合っているのかなかなかいいアルバムだ。前作のアレが嘘のようだな。これでオーケストレーションの音が良くなれば言うことないんだけどね。

評価:58

GALNERYUS / Advance to the Fall

GALNERYUS / Advance to the Fall
Release : 2005
Label : VAP

我らが日本の期待のホープ。EDGUY のオープニングアクトも勤めた GALNERYUS の 2nd アルバム。ギタリストの Syu 曰く “X JAPANから始まったメタル人生の集大成” なんだってさ。


#1、インスト。緊迫感があって良い。 #2X / 紅 みたい。最初のリバースシンバルが物語っている。ただ 1st と比べると唄メロが弱い気もする。 #3、#2 の終わりからいきなり雪崩れ込むから少々ビビった。ストリングスの音が安っぽい。 #4ARCH ENEMY 的なギターが面白い。全員で暴れてる感じだな・・・。 #5、後ろのバック Vo の叫びがカッコイイね。DREAM THEATER を彷彿させるギターソロはなかなか決まってていい。 #6、ミドルのメロハー的な曲。YAMA-B の甘い声質が非常にマッチしている。 #7、インスト。これも何かを引用してると思うんだけどわからん。 #8、またかっこよく繋げなさる。 #9、イントロのストリングスが緊張感を与えてくれる。A-Bメロで感じられるモダンな雰囲気がいいかも。 #10、バラード。曲中の全てを支配する悲愴と哀愁。優しく駆け上がるギターがいいね。 #11、少々ありきたりな唄メロだな。ドラムフィルにもう少しの捻りがあれば面白かったと思う。 #12、アウトロ。彼ららしいメロディが終わりを告げる。 #13、限定版のみのボーナストラック。1st 路線の勢いを感じさせるプログレッシヴでキャッチーな佳曲。


前作で感じられた Vo の力みがなくなって、持ち前の甘いハイトーンが謙虚なく現れているのが一番の変化だろう。ギタープレイは、何回も録り直したというだけあって、そのエモーションは最高潮。まさかココまでだとは思っていなかったので驚きと同時に感銘を受けた。最後にドラムだが、金物系の使い方や音が、今まで聴いてきた HR/HM の中でもかなり好きじゃないタイプだ。

評価:58

HOUSE OF LORDS / Cartesian Dreams

HOUSE OF LORDS / Cartesian Dreams
Release : 2009
Label : Frontiers

アメリカ産メロハー・バンド HOUSE OF LORDS の 7th アルバム。


前作同様に高品質なメロディック・ロック。安心して聴けるレベルなアルバムであることは間違いないのだが、これといって光る曲がないのが残念。イントロの強力なギターメロとギャロップ・ビートが印象的な #8.The Bigger They Come はなかなか良い出来だとは思うんだけどね。

評価:58

MASTODON / Blood Mountain

MASTODON / Blood Mountain
Release : 2006
Label : Warner

ジョージア州アトランタを拠点にするプログレッシヴ・メタル・バンド MASTODON の 3rd アルバム。


#1、現代風スラッシュかな。リフの組み立てが凄く巧いね。ドラムも巧い。 #2、リフは美味しい、が・・・。 #3、ドゥーミーな曲調と、もの哀しげなギターはいいね。 #4、絶妙なテンポチェンジがいいね。段々とスピードアップしていくインストパートは圧巻。 #5、中期の SLAYER みたい。DIST を通したであろう Vo は面白い。 #6、これは・・・インストといった方がいいのかな。 #7、地味にプログレッシブな曲。 #8、リズムは面白いけど、それ以外はちょっとねぇ。 #9、#8 に同じ。よくここまでリズムキープできるなぁ・・・。 #10、#8 に同じ。Vo いなくていいような。 #11、鬱メタル。後半のアグレッシヴなリフは素晴らしいね。今にも発狂しそうな Vo も良い。 #12、凹んでる時に聴いたら、別の精神世界に逝ってしまいそうな。気が付けば、現実世界とは違う精神世界に落とされてしまうような虚無感・脱力感すら感じる。 #13、同曲ライブ Ver. Secret Track とか要らないんですけど・・・。


プログレ or スラッシュとして十分にいい曲を作っていると思います。演奏も巧いしね。ただ、ここぞとばかりにスネアロールとタム回しを連発する ( “Mike Portnoy / DREAM THEATER” 以上に ) 自己主張が強いドラマーのセンスは個人的に頂けません。でも #12 はヤバイです。魂、持って逝かれそうです。

評価:58

MEGADETH / Killing is My Business…and Business is Good!

MEGADETH / Killing is My Business...and Business is Good!
Release : 1985
Label : Sony

Dave Mustaine 大佐率いる MEGADETH の 1st アルバム。


#1、イントロのフーガが最高。 #2、半端ない速さのリフが凄いね。スネオ (旧) ・・・。 #3、このころからリフのセンスは抜群。以外にもベースが良い。 #4、怒涛の勢いで押し寄せてくるソロパートがいいね。 #5、最後のバタバタドラムが好き。 #6、ギターソロ直前のリフがカッコ良過ぎ。 #7、サビのコード進行がいいね。唄メロは ??? だけど (笑) #8、放送禁止用語多すぎだろ (笑) 面白いからいいけどね。


レコーディング費用の殆どをドラッグに使ってしまっただけあって音が悪い・・・。リマスター盤はかなり改善されているからいいけど・・・。
で、そのリマスター盤には 3曲のデモが入っているわけだが、Mustaine のリフはこのころから凄いんだなぁ、と。そう思わせられましたとさ。

評価:58

PRETTY MAIDS / Anything Worth Doing is Worth Overdoing

PRETTY MAIDS / Anything Worth Doing is Worth Overdoing
Release : 1999
Label : Sony

PRETTY MAIDS の 8th アルバム。


1st アルバムを彷彿させる緊張感を持つ #1. Snakes in Eden,面白いリフの展開とキャッチーなメロディが素晴らしい #2. Destination Paradise,シングル・ヒットを狙えそうな JOURNEY 風の #3. Hell On High Heels,この頭3曲が群を抜いて素晴らしい。それ以外にも、ストレートなパワー・メタル #6. Only in America,哀愁のバラード #7. With Theese Eyes などはここ数作では感じられなかった ” 考え抜かれたアルバム構成 ” を演出している。

これで前作並みにふっ切れたアグレッシヴさがあればなぁ…。

評価:58

QUEEN / Innuendo

QUEEN / Innuendo
Release : 1991
Label : EMI

死を悟った Freddie が渾身の力を込めて作り上げた名曲 #12 を含めた QUEEN の 14th アルバム。


#1、劇的なイントロもううが、中間部のギターが素晴らしい。 #2、何か不思議な感じの曲。左右に動くシンセが面白い。 #3、典型的なハードロックナンバー。 #4、ラジオ向けのポップな曲。 #5、Freddie が自分の近況を唄った曲なのか・・・。哀愁に満ちた彼のファルセットが心に沁みる。 #6、後期 QUEEN に代表されるハードロック曲。 #7、この、悟りを切り開いたかのような曲名は・・・。 #8、ポップな曲。 #9、トランスみたいな曲調で聴きやすいメロが配された曲。 #10、1st の方向性を匂わせる曲。 #11、最初の泣きギター、ディレイのタイミングも完璧。数秒の唄メロを挟んで、最後にまた、激メロで泣きまくり。そして QUEEN 史上5本指に入るであろう名曲へと繋がる。 #12、後期QUEENの最高傑作。「ショウを続けなければならないんだ。」「ショウを続ける力をくれ。」という歌詞が苦しいくらい胸に突き刺さる。最後の最後で、素晴らしい曲を書いてくれた Freddie に感謝と喜びの意を送りたい。きっと彼は今でも天国で唄っていることだろう。


実際問題、#12 以外は厳しい。もし The Show Must Go On だけを聴きたいならベスト版の購入をお勧めする。ただ、自身は勿論、Freddie の余命を知ったメンバー達の悲しみが全編に表れているアルバムなので、聴いておいて損はないと思う。

評価:58

RAGE / Strings to a Web

RAGE / Strings to a Web
Release : 2010
Label : Nuclear Blast

ドイツの老舗メタル・バンド RAGE の 20th アルバム。


Victor 作にしてはキャッチーで練られている #1. The Edge of DarknessJUDAS PRIEST を彷彿させるリフが面白い #2. Hunter and PreyPeavyVictor がそれぞれどのパートを担当したのか、聴けばすぐに判る #3. Into the Light, #14. Tomorrow Never Comes,そして Victor の自慰的な組曲 #5-9. Empty HollowAndré Hilgers (Dr) の赤ん坊のあだ名をそのまま曲にした #11. Hellgirl,アコースティックなバラード #13. Through Ages と Victor の組曲さえ除けばまとまりのあるジャーマン・メタル・アルバムだ。
前作よりも Victor の自己主張的なギタープレイな少ないのは組曲があるおかげかな (笑)

評価:58

SUPARED / Supared

SUPARED / Supared
Release : 2003
Label : Victor

Michael Kiske の 新バンド SUPARED の 1st アルバム。


#1、何かメタルオペラっぽい始まりだな~なんて思うと拍子抜けするわけですが、言われているほど悪くない。 #2、普通の ROCK ? 悪くない。 #3、凄く単調な曲だけど、親近感を感じる。これも悪くない、ってか結構いいと思う。 #4、唄メロが煮え切らない気もするが全然聴けないレベルじゃない。しかしこのノイズみたいなのはギターか? #5、#4との区別が難しい?フェードアウトの必要性が私には見出せませんが、悪い曲じゃありません。 #6、ハードポップ。またもや変なエフェクト使ってるな。サビでジジジジーって。 #7、”HELLOWEEN / Camaleon” の曲よりも全然いいです。 #8、張り上げてはいないもののいつものハイトーン。なんだよいいい曲書くじゃん。 #9、正統派 ROCK って感じで好印象。サビメロも飛翔してていい。 #10、非常に面白い音だ。いいね。モダンな感じが嫌でも体に入ってくるようで、だけどゴリ押しじゃないというか。 #11、サビメロがいい! Liveで聴きたいな。これ。 #12、前半はどうなるかと思ったけど後半いい感じですよ。でもこの曲は展開に拘りすぎかな。 #13、ヴァースは好印象ではないが、サビはいい。 #14、哀愁漂うサビメロがいい。けど終わり方が気に入らない。


このアルバムが売れないせいで胃の手術したらしい。このアルバムが売れないからHR/HMは歌わないらしい。・・・わがままな人ですね。でもそれほど悪くはないと思うんだけど。周りが METAL を求めすぎなんだよ。

評価:58

TRIBUZY / Execution

TRIBUZY / Execution
Release : 2005
Label : Marquee

Andre Matos の後任候補にも挙がっていたという Vo、Renato Tribuzy のソロアルバム。ゲスト陣が凄い。


#1、やや正統派な印象。近いものだと BIOMECHANICAL になるか。アグレッシヴな歌唱の裏にハイトーンファルセットを重ねる手法を使っている。 #2、少々ありきたりなイントロ。タイトな感じはするのものの、いまひとつメロディに説得力がない。 #3、#2に同じ。いいと感じるのはサビメロの冒頭だけかな。ゲストの貢献度は無に等しい。 #4、#2に同じ。もう既にマンネリ感を得てしまった。 #5、”伝説の人” の歌声とギターソロを聴く為にある曲。それ以上でもそれ以下でもない。 #6、あぁ、君のハイトーンが凄いのは判ったから。 #7SINNER のカバー。てか、これじゃセルフカバーじゃないか。 #8、ゲスト陣の貢献が大きい楽曲達のターニングポイントになっちゃってるね。 #9、多くのゲスト陣がいる中で、ギャラが一番高いであろう人が唄ってるだけあって素晴らしい出来になってる。 #10、やりたいことは何となく判るんだけどね。パッとしない曲だ。 #11、ラストに持って来るには少々魅力不足なアコースティック・バラード。


主なゲスト
・ Kiko Loureiro ( All Guitar )
・ Chris Dale ( All Bass )
・ Dennis Ward ( Bass #?? )
・ Mihael Kiske,Roland Grapow ( #5 )
・ Mat Sinner,Ralf Scheepers ( #7 )
・ Bruce Dickinson,Roy Z ( #9 )

ゲスト陣が豪華すぎて、主役である彼の歌う曲は大いに隠れがち。確かに実力はあると思うが、いかんせん曲がつまらない。それにしても、今回Kikoは抑えすぎじゃなかろうか?決して必聴盤とは言えないけど、”Tobias Sammet’s AVANTASIA” に近い楽しみ方は出来るかな。

評価:58


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