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MANOWAR / Battle Hymns

MANOWAR / Battle Hymns
Release : 1982
Label : Metal Blade

King of Metal, MANOWAR の 1st アルバム。


#1、Metal というよりも HR な音。時代を感じるな。しかし、Eric、この頃から凄いな。 #2、Heavy Metal!! #3、アップテンポで良質な HR 。 #4、アルバム中最も地味。悪くはないが…。 #5、ライブの為にある曲。いつか多くの兄弟たちと “Manowar!” と叫びたいものだ。 #6、ヒステリックな Eric の歌唱が素晴らしいね。 #7、ベースソロ曲。3倍速らしい。 #8、これこそ疑う余地もない Heavy Metal Anthem 。


正直なところ、Manowar, Battle Hymns 以外はさほど印象に残らない。しかし、その2曲が群を抜いて素晴らしい。

評価:62

MANOWAR / Into Glory Ride

MANOWAR / Into Glory Ride
Release : 1983
Label : Magic Circle Music

Scott Columbus が加入し黄金の布陣になった筋肉 Metal 集団、 MANOWAR の 2nd アルバム。


#1、濡れ場イントロが彼ららしい Rock ‘n’ Roll な曲。初期 Manowar はこういう曲があるからいいね。 #2、重みのある曲。 #3、#2 と同様重みの感じられる曲。ただ、こっちの方が少しキャッチー。 #4、最初の Eric の歌唱が素晴らしいものの、後半の冗長さはどうも…。 #5、恐らく MANOWAR の曲の中で最も混沌としている曲。Eric のシャウトが凄い。 #6、軽快なギャロップビート中心の佳曲。唄メロがアルバム中ダントツでいいね。 #7、壮大かつ極めてしつこい曲。まぁ、それがいいんだが…。


他のアルバムとは一味違ってダークな印象。曲も長くて記憶に残りづらいか…。#6 は素晴らしい曲なんだけどね。

評価:60

MANOWAR / Hail to England

MANOWAR / Hail to England
Release : 1984
Label : Metal Blade

米国の筋肉 METAL 集団、MANOWAR の 3rd アルバム。


#1、伸びのある Eric Adams の Vo が素晴らしいね。コード進行通りのコーラスワークもいいね。 #2、唄メロが弱いなぁ。Bメロからサビはなかなかだけど、なんか平坦だなぁ。 #3、速い (笑) この時代には先進的な曲だったんだろうな。サビメロの歌詞とメロディはヤバイね。 #4、これも歌詞が最高。英国万歳。ドラマチックなエンディングも最高だね。 #5、様式的なオーソドックスな曲。サビ裏のギターメロが堪りません。 #6Joey DeMaio 閣下のベースソロ。ここまでやるかな、普通。 #7、およそ9分にも及ぶ大曲。クラシカルなイントロがいいね。


ノイズが消しきれていなく、ラフな音質 ( 音が悪いって事ね ) なのだが、それが逆に MANOWAR らしさを出している。楽曲も、いい具合にメディアスで力強い。後追いでこの CD を買ったが、全然変わらない Eric Adams の Vo も素晴らしい。Hail! Hail To MANOWAR!!!

評価:61

MANOWAR / Sign of the Hammer

MANOWAR / Sign of the Hammer
Release : 1984
Label : Vigin Record

( ジャケが筋肉モノじゃない・・・ ) 筋肉 HEAVY METALER、 MANOWAR の 4th アルバム。


#1、いい意味でメロディアスなアメリカン・ロックな曲。これは、絶大な歌唱力を持つ Eric Adams 様がいるから出来る芸当であろう。 #2、イントロの切り込み方が素晴らしいね (笑) キャッチーなメロディとギターみたいな音のベースが美味しいね。 #3、これまたイントロが上質だわ。要所で入るクワイアも素晴らしい。終わり方も凄く良いね。 #4Joey DeMaio 閣下の哀愁ベース・アルペジオが涙を誘う。 #5、キャッチーな唄メロが素晴らしい佳曲。全体のリズムをタイトに飾っているドラムもいいね。 #6、ベースでカッティングのリフを聴くのは初めてだな (笑) #7Joey DeMaio 閣下のベース・ソロ曲。もはや定番。まぁ、ね。よくやるなぁと感心させられるよ。 #8、#7 を引き継ぐような形で入る曲。ドラマチックな展開は流石としかいいようがないな。


前作よりも格段に音質が向上しているのは嬉しい限り。アルバム全体のまとまりも、勿論曲も言うことなし。ただ、後期 MANOWAR に耳が慣れてる人は厳しいかもしれない。

評価:68

MANOWAR / Fighting the World

MANOWAR / Fighting the World
Release : 1987
Label : Atco

黒き風、炎と鋼鉄から生まれた筋肉 Metal 集団 MANOWAR の 5th アルバム。


#1、ライヴ受けの良さそうなアリーナ・ロック。初期の MANOWAR は豪華絢爛さが薄いがこういう曲があるから好きだ。 #2、古典的 Rock ‘n’ Roll。 #3、ライヴではお馴染みの名曲。こういうポップな曲でも演奏は Metalic なのがいいね。 #4、サイレンやらパトカーやらのイントロ SE がアレ。リフがカッコ良過ぎ。 #5、70% ナレーションの曲。 #6、次の曲に繋げるインスト。 #7、別に大した装飾もされていないにも関わらず凄く大仰な印象を受ける曲。 #8、#7 がいきなり終ってこの曲に…。名曲 #9 に繋がる。 #9、「黒い風、炎と鋼鉄から生まれた」と連呼する名曲。これまたライヴでは定番。スクリームになる中盤から後が素晴らしい。終わらせ方が異常にしつこいのも最高だとしか言いようがない。


名盤2枚に挟まれ、( アートワークを含めて ) 地味な印象があるが、ヴァラエティに富んだいいアルバムだ。

評価:68

MANOWAR / Kings of Metal

MANOWAR / Kings of Metal
Release : 1988
Label : Atlantic Record

自ら METAL KING と名乗る MANOWAR 、数々の伝説を残す彼らの 6th アルバム。


#1、エンジン音から超早い刻み・・・。Vo の定位分けが非常に上手い。ギターソロとか早送りですか?ってくらい速い。サビでの飛翔メロが凄くいいね。 #2、古典的なリフが印象的なミドルチューン。 #3、ピアノバックにドラマチックなストリングスが絡む珠玉のパワーバラード。コーラスが壺ヒット。 #4、超速のベースプレイ。Joey Demaio の指はどうなってんだ、と。 #5、吐き捨てる様な Eric Adams の Vo が良い。壮大なクワイアが、戦士への鼓舞を行っているようも聴こえる。 #6、キャッチーなミドルチューン。同じようなパートが多いので飽きてくる。 #7、喘ぎ声満載。大きな音でかけるのは勇気が必要かもしれません。曲中でも裏で喘ぎ声が聴こえるのには笑う。 #8JUDAS PRIEST / The Hellion に近いメロディからアコースティックなイントロ、1:30 からの変化は素晴らしい。名曲、名演。 #9、子供の声やらおっさんの語り。 #10、#9でおっさんの「 They were THE METAL KING!!!!! 」から究極的なタイミングで繋がる名曲。個人的に MANOWAR の曲の中で一番好き。


なんと言っても Eric Adams の笑い声。ってのは嘘だが、全曲良く、捨て曲はない。Heavy Metal とは何か。真の Heavy Metal とは? その答えがこの CD に収録されている。

評価:89

MANOWAR / The Triumph of Steel

MANOWAR / The Triumph of Steel
Release : 1992
Label : Atlantic Record

閣下と共に MANOWAR を作った Ross The Boss が脱退し、活動休止を余儀なくされたが、不死鳥の如く戦士は復活した。尚、ドラマーも入れ替わっている。


#1、ホメロスの叙事詩「イリアッド」をコンセプトに作られた8楽章からなる28分強の組曲。 #2、Eric のシャウトが光る佳曲。バッチリのタイミングで決めてくる楽隊は流石。それにしても、よくこんな高音で音程を維持できるな。 #3、はじめにドラゴンの声らしきモノが入っているが、これは DIST 最大でマイクを通した声だろうな。名曲なのは曲名を見てもらっても判るだろうが(笑) 完璧だ。ギターとベースの早弾きユニゾンも最大の見せ場。 #4、どっかの民族の祭りみたいな音をバックにオッサンの語りが入ったり、馬が駆け抜けていったりするイントロ。その後は普通に正統派なHMなんだけど、なかなか聴き応えがある曲だ。 #5、普通の唄メロが極少でシャウトが大半を占める半インストみたいな曲。 #6、キャッチーで聴きやすいメロディなのは確かだが、曲中に剣の音とかするのがダメな人は引いちゃうんだろうな。 #7、まぁ、またしてもエフェクター通した声があるわけだが・・・。一応悪魔の声らしいですね。曲の方は一風変わった HM 。 #8、アコースティックなバラードです。他の曲の変容を静かに収めるかのように優しく唄ています。相変わらず、バラードのメロディは上手いですよ。


コンセプトに背中を押されすぎて、そっちを強調しすぎたのかな?そんな印象のアルバムでした。しかし、#3、6 と数ある彼らの名曲の中でも引けを取らない名曲もあるので総合的には満足なんだけど、いまいち消化不良感が否めないなぁ。MANOWAR にはもう少しストレートな楽曲を、どうしても求めちゃうんだよね。

評価:67

MANOWAR / Louder Than Hell

MANOWAR / Louder Than Hell
Release : 1996
Label : Geffen

Kings Of Metaler 、MANOWAR の 8th アルバム。タイトルは音量ギネス記録を持つ彼らのライブにおいて、スタッフが “地獄より酷い” と言ったところから取られている。


#1、正統的なリフで、なかなか好感が持てる。大袈裟さが影を潜めているが、中間部のバイクの音からギターソロへの繋がりは流石。 #2、吐き捨てるような唄い方が良い。バックコーラスがいい仕事してて、”Brothers Of Metal!” と聴くと自然と脳内に友と背中を合わせて戦っている情景が描かれる。 #3、キャッチーなリフが○。しかしなんと言ってもサビメロがカッコ良過ぎ。名曲だね。てか曲名からもうキテるよ。「神の造りしヘヴィメタル」って、ねぇ。 #4、MANOWAR としてはもはや定番のピアノとストリングスを駆使したバラード。涙を誘うマイナー調のメロディが心を打つね。やばい、泣きそうになってきちゃったよ。 #5、正統派メタルのカッコ良さここに極まり。これまた名曲認定。 #6、後半にたたみ掛けるいつもの展開。「やっと来たか」っていう印象。中間の鐘が壺Hit! #7、超ドマラチックなイントロ。このイントロはヤバイ。ピアノの叙情的メロディから究極的タイミングで入るコーラスとティンパニ。4:00 辺りの裏メロを奏でるギターなんてカッコ良すぎ。 #8、これはとあるどっかの族長の事を書いた曲。曲名は「死ぬにはもってこいの日だ!」という意味。 #9、#8 から続くギターインスト。恐らく即興だろうと思う。演奏は荒々しい。 #10、この曲、歌詞で何回「パワー」という言葉を使うだろうか?サビでの「パワー」連呼は凄まじいパワーを感じる。


捨て曲がありません。名盤 “Kings Of Metal” の時よりも音質の面で向上しているのでこっちの方が点が上。当然の評価。MANOWAR がやるべき音楽を不完全燃焼なしで完璧に演っている。

評価:90

MANOWAR / Warriors of the World

MANOWAR / Warriors of the World
Release : 2002
Label : Zain

刀の変わりに音楽で戦うサムライ、MANOWAR の 6年ぶり 9th アルバム。


#1、ドッシリとしたミドルテンポに乗せる正統派チューン。コーラスが堪らないです。 #2、ピアノをフューチャーし、ティンパニをダカダカ言わせる大げさなバラード。メロディのじわじわ広がる高揚感が素晴らしい。 #3Puccini / Nessun Dorma のカバー。力押しの歌唱に良い音質が背中を押して素晴らしいものとなっている。 #4、分厚いコーラスとオーケストレ-ションが映えるインスト。 #5、優しいメロディが心を癒してくれるバラード。ギターが唄メロの裏で泣きまくっているのがいい。 #6、古き良きROCKを思い起こさせる。ジャケの様な暑苦しい世界観ではなく壮大に、壮大に、とやろうとしているのがわかる。 #7、ストリングスの神秘的且つ壮大なメロディに聖歌を乗せたかのようなイントロから、戦場に赴く戦士の為に作られたような勇ましいメロディへ。裏のチャーチオルガンがいい感じ。 #8、ちょっとデス声に近いEricのVoが良いが、薄い印象のリズム隊がいまいち。 #9、ココへきてやっとHeavy Metalな曲。ベースの音でかいな(笑) まぁ閣下を差し置いてギターが目立ってるケド。 #10、何も言わず曲中は”右手で左手の手首を持ち高く掲げる”のみ。最後の怒涛の疾走は気がつけば頭を振っている位でなければならない。 #11、高密度で構成されたサムライの魂を感じるべし。 #12、ボーナストラックのライブ音源。オーディエンスとの一体感が素晴らしいね。


初めの方は優しく壮大に組み立て、後半に一気にたたみ掛けるという・・・アルバムの構築の仕方が斬新だ。以前までの力でグイグイ押してくる楽曲よりもドラマ性に優れた楽曲が多く、いわゆる正統派HMファンには向かないかもしれないのが唯一の難点か。

評価:86

MANOWAR / The Dawn of Battle [Single]

MANOWAR / The Dawn of Battle
Release : 2002
Label : Nuclear Blast

超筋肉メタル集団、 MANOWAR の MCD 。


#1、いつも通りの MANOWAR で安心。まぁ、彼らに音楽性での不安なんてものは全くないのだが・・・。Bメロ裏のクワイア、シャウト系のサビなど、ライブでも人気が出そうな曲だ。中盤のドラマチックな演出も、最近の彼らならでわ。後半バス連打の疾走 ( と言っても2,4拍スネアだが・・・ ) も後半たたみ掛けるという MANOWAR 方程式でGOOD! (笑) #2、ミドルテンポの、相変わらず大袈裟なクワイアが入る曲。これもライブで合唱したくなるような曲だ。 #3、9thアルバム、 Warriors of the World の1曲目。何か変わっていないか聴き比べて見たが、同じ曲のようだ。


収録曲は3曲で16分しかないが、エンハンスド仕様になっていて、PCで開くとライブのドキュメント映像などを見ることができて、そこでもちょっとした映像などを観る事ができる。まぁ、ファン用のコレクターズアイテムっていうのが正しいかな。

評価:80

MANOWAR / The Sons of Odin [EP]

MANOWAR / The Sons of Odin [EP]
Release : 2006
Label : Magic Circle Music

大地を揺るがす King of Metal Band、MANOWAR の 10th アルバムに先がける EP 。


#1、Earthshaker Fest 2005 ( 以下 ESF ’05 ) より。壮大なインスト。 #2、ESF ’05 より。DVD の Bonus Track に収録された曲。唄メロの高揚感は弱いものの、バス連打のパワフルな疾走感を味わえる佳曲。 #3、映画サントラのような壮大さを持つインスト。( RHAPSODY OF FIRE のソレとはちょっと違うかな・・・ ) #4、王の威厳とも思える重圧感が感じられる名曲。これぞ MANOWAR 印。威圧感を高めているオーケストレーションは見事。 #5、いつも通りのシンプルな Metal Anthem 。鋼の絶対王政の元にひれ伏す傭兵の如くに跪き、MANOWAR SIGN を天に掲げるのみ。
Hail! Gods of War!!!


RHAPSOY OF FIRE とのツアーで学んだのか、それとも影響を受けたのか、前作と比べてもオーケスレーションの比率が多い。が、それでも MANOWAR らしさを一切失っていないのが嬉しいところ。これなら年明けにリリース予定の新作も大いに期待できるだろう。
DVD には 5.1ch サウンドの音源やら、メイキング映像、ESF ’05の模様、Heart Of Steel のスタジオライブなどが入っている。尚、ESF ’05 の映像を観て、何故 MANOWAR が来日公演をしないのかよく判った気がする。来ないのならこっちから行くしかない!
HAIL ! HAIL ! The Metal King !

評価:82

MANOWAR / Gods of War

MANOWAR / Gods of War
Release : 2007
Label : Avalon

鋼鉄の王 MANOWAR の 戦神 Odin をコンセプトにした 10th アルバム。


#1、まるで時代劇のようなクサメロを乱舞させるインスト。こりゃやヴぁいわ。 #2、#1 につづくインスト。おっさんの語りがいいねぇ。 #3、シンプルなメタル。このシンプルさがいいのよね。 #4、ちょっとした小曲。 #5、最初のコーラスで悶絶してしまったのは言うまでもない。サビメロの高揚感は素晴らしいとしか言いようがないね。 #6、#5 からのつながりが素晴らしいね。まぁシンプル過ぎる気もするけど。 #7、いつもの大仰なバラード。Eric、やっぱ上手いな。 #8、大仰なインスト。 #9、SE。 #10、Hail ! Gods of War !!! #11、”The Warriors Prayer” のおっさん!!! Hail!Hail!Hail! “Blood of the Kings” の感動再び・・・。 #12、これこそ究極の Symphonic Opera Metal じゃないか? #13、#4 の繰り返しみたいなもんかな。 #14、凄まじい威厳を感じられる曲。内臓に響く重低音がまさに王の凄みを表しているかのようだ。 #15、神々の戦いを回想するアウトロ。・・・素晴らしい。 #16、ボートラ。コンセプトの大仰さを排除した極めてシンプルな HeavyMetal 。歌詞も素晴らしいね。 #17、日本盤ボートラ。レーベルは「コンセプトアルバムにライヴの曲を入れるのは・・・」と閣下に逆らってでもこの曲を収録すべきではなかった・・・。


神盤。確かに Louder Than Hell のようなシンプルなアルバムではないが、昨今の MANOWAR の大仰さを極限まで追求した過去最高クラスの Symphonic Opera Metal だ。あぁ、お願いだから来日してください。

評価:95

MANOWAR / Battle Hymns MMXI

MANOWAR / Battle Hymns MMXI
Release : 2010
Label : Magic Circle Music

MANOWAR の 1st アルバム、Battle Hymns のリ・レコーディング・アルバム。Scott Columbus (Ds) が脱退し、後任にはオリジナル・メンバーでもある Donnie Hamzik (Ds) がサポートとして参加。


チープな音質と Eric Adams のパワー不足なヴォーカルがアレだったオリジナル盤とは比べ物にならないくらいいいサウンドだ。オリジナルの音に近付けられているのも好感が持てる。

曲のキーが1音下がってるのは少々気になるものの、ライヴでは100%演奏する #5. Manowar#8. Battle Hymn のスタジオ版をいい音で聴けるってだけで満足だね。…しかし、何で今 1st の再録なのかと思ったけど、理由は KISS / 地獄列伝 と一緒かな?

評価:68

MANOWAR / The Lord of Steel

MANOWAR / The Lord of Steel
Release : 2012
Label : Magic Circle Music

鋼鉄の君主 MANOWAR の 11th アルバム。


しつこいエンディングが彼ららしいシンプルなパワー・メタル #1. The Lord of Steel,シンガロングを誘う?暑苦しいサビメロが印象的な #2. Manowarriors,地味にグルーヴィーに攻める #3. Born in a Grave,盛り上がりに欠けるバラード #4. Righteous Glory,元気ないハードロック #5. Touch the Sky,盛り上がることなく淡々としている #7. Expendable,今ひとつ煮え切らないが MANOWAR らしさはある (同名映画のテーマ曲にもなってる) #8. El Gringo,どこか落ち着いててテンションが上がりきらない #9. Annihilation,暑苦しいコーラスと異常なまでにグルーヴィーな #10. Hail Kill and Die,映画のエンディングみたいな勇壮なメロディをドッシリとしたテンポで効かせる #11. The Kingdom of Steel

前作の、これでもかというくらいドラマチックにオーケストレーションで包まれた作風とは違い、Kings of Metal に近いシンプルな印象だが、あれ程の熱さはこのアルバムにはない。Scott Columbus が凄すぎただけにドラムが軽いのは仕方ないが、曲も音も明らかに全体的にパワー不足。原因は Metal Hammer 誌や映画のタイアップとかを狙いすぎた( Expendable は失敗?)から、と思いたい…。

評価:57


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