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BON JOVI / Have A Nice Day

BON JOVI / Have A Nice Day
Release : 2005
Label : Universal

2枚目大スター Jon Bon Jovi 率いる BON JOVI の 9th アルバム。


#1、名曲、It’s My Life と Everyday を足して 2 で割ったような曲。 #2、リフやAメロが極端につまらないものの、サビは期待通りにメロディアスさが出てる。 #3、もう1つ何かが欲しい。 #4、アップテンポな曲。万人受けしそうだ。 #5、好感の持てるかっこいいリフ。スピード感があって良い。アルバム中一番ハードロックしてる曲。 #6、特に面白みのないバラード。 #7、単調なコードを叩くだけのピアノがもどかしいミディアムテンポの曲。 #8、これまたアップテンポで楽しませてくれる。 #9、退屈。 #10、そろそろネタがつきてるんだろうな。 #11、唄メロが煮え切らない。 #12、哀愁のあるコード進行が良いイントロとメロディアスなサビがよかです。 #13、フックの効いたメロディが斬新さを出してて良い。 #14、他の駄曲よりはマシなんだが、どうしてこうなるんだろう。特にAメロ。サビメロも単純すぎる。 #15、もうメロディのネタがないんだろうね。唄メロが煮え切らないとか、そういうレベルじゃない。


全体的に唄メロの魅力が薄すぎる。もともとリフやソロとかが表に出るバンドじゃないんだから、唄メロをもっとしっかり作らないとね。曲数もちょっと多いかな。1つの曲にもっと時間をかけるべきだったのかもね。

評価:40

CRYSTAL VIPER / Metal Nation

CRYSTAL VIPER / Metal Nation
Release : 2009
Label : Twilight

ポーランド産 80’s ジャーマン風・メタル・バンド CRYSTAL VIPER の 2nd アルバム。


#1:民謡調のインスト。 #2:#1 のメロディーをリフに使った疾走曲。 #3GAMMA RAY 風の唄メロが微笑ましい曲。 #4:唄メロが煮え切らないものの、この初期 HELLOWEEN タイプの曲調が堪らんね。 #5:これまた初期 HELLOWEEN …。 #6DRAGONFORCE みたいなギターメロがアレ。 #7Leather Wych (Vo) 嬢の男らしい (笑) 歌唱が光るパワーバラード。 #8:完璧に HELLOWEEN だこりゃ。しかも Lars Ramcke (Vo/STORMWARRIOR) がゲスト参加して Kai Hansen 風味を…。 #9:今度は MANOWAR か? #10AGENT STEEL のカバー。この曲が一番いいな・・・。


今になって初期ジャーマン・メタルがいくらか再加熱してきているのは嬉しいが、オリジナリティーが皆無なのは非常に残念だ。どの曲も悪くはないが、これといった1曲がないのも厳しいところ。

評価:40

HALFORD / Winter Songs

HALFORD / Halford III : Winter Songs
Release : 2009
Label : Metal God Entertainment

Rob Halford のソロ・アルバム第3弾にしてクリスマス・ソングのカバー集。


唯一の新曲 #1. Get Into the Spirit は Rob の十八番であるスクリームが聴け、ギターソロ前のピアノ・バッキングなど、アレンジに秀でた佳曲。#1 以外で Metalic なのは #2. We Three Kings くらい。#3~10 はロック調にアレンジされた冬モノ・ソング。

正直、クリスマスにコレを聴こうとは思えないし、イヴのデート用 BGM にコレを用意するなんてのは勿論あり得ない。「クリスマス・ソングも Metal じゃなきゃイヤだ!」という人がいるかどうかは判らないけど、そういう人には向いてるんじゃないかな。まぁ “メタル・ゴッドの気まぐれ” だと思えばね。

ただ、次作は真っ当な Metal Album を期待したいね。

評価:40

IRON MASK / Shadow of the Red Baron

IRON MASK / Shadow of the Red Baron
Release : 2010
Label : Lion Music

ベルギーの Yngwie、Dushan Petrossi 率いる IRON MASK の 3rd アルバム。


#1. Shadow Of The Red Baron からすでにモロ無修正レベルの Yngwie 。その後もありがちなパワーメタルに Yngwie 要素を色濃くにじませたような曲が続くも #10. Only The Good Die Young で回復。これはなかなかいい曲だね。


曲も音質も最近の Yngwie と比べたらまだマシな方なので、他多数の Yngwie フォロワーもチェックしてる方はいいんでないかな。ただ、ギターに関してはどこをどうとっても Yngwie …。これがいいのか悪いのかは…。

評価:40

MIND KEY / Pulse for a Graveheart

MIND KEY / Pulse for a Graveheart
Release : 2009
Label : Frontiers

DREAM THEATER のサポート・アクトを務めた、イタリア産プログレッシヴ・メタルバンド MIND KEY の 2nd アルバム。


#1:リズムが主体となって唄メロを引っ張っていくような曲。おかげでリズム隊の2人が目立ち具合が凄い。 #2:キラキラ・シンセの音 ( ハープシコードじゃないよ ) が曲を豪華に聴こえさせるが、それが逆に耳触り。 #3:超 DREAM THEATER タイプ。曲調はいいんだけど、唄メロがアレ。 #4:キャッチーな唄メロを曲の中で消化できてないように感じる。 #5:ギターソロの哀愁加減が美味しい。 #6:アコギ1本のインスト。 #7:キーボードソロ裏のリズム Gt がいいね。てかシンセ、こんなに音量いらんだろ。 #8:インスト・パートは凄くいいんだけど、唄メロが煮え切らない。 #9:Jazz パートが素晴らしすぎる。Vo の出番が少ないのもポイント高い…。 #10:アコースティックなバラード。唄メロが聴ける (笑)


シンガーの Aurelio Fierro Jr. さん、Russell AllenJorn Lande タイプの声質でどう考えても “オイシイ” ハズなのに、肝心の唄メロにフックがなく “唄メロが曲の足を引っ張ってるな” と思ってしまう。他のプログレ・ハードなバンドを見習ってもっと耳に残るメロディを書かないと、( この手のバンドが増えてきてるだけに ) アレなんじゃないかな

評価:40

RHAPSODY / Symphony of Enchanted Lands II

RHAPSODY / Symphony of Enchanted Lands II
Release : 2004
Label : Victor

新サーガ、Dark Secret の第1章 。5th アルバム。


#1、いつものインスト + Christopher Lee。それだけ。 #2、EPにも入っていた曲。追加されたギターソロは Luca Turilli の自慰。なくてもヨカッタ。 #3、なんとも煮え切らないメロディが早送りボタンを押させようと、脳細胞が働きかける。 #4、いつもの笛のインストね。 #5、鼻に息のかかった Fabio 様の歌唱が面白い。壮大でいいんだけど、どうも煮え切らないな。 #6、オーケストレーションは素晴らしいよ。オーケストレーションはね。もう、マンネリ過ぎて面白さの欠片すら見つからない。 #7、唄メロが単調でいいね。ドラマーさんさ、少しは面白いフィル入れたりしないの? #8、笛・川。 #9、EPの方を参照してね。 #10、EP にも入ってた Guardian Of Destiny。何語だろうね。まぁいいか。英語じゃないことは確か。 #11、これは映画のサントラですか?と勘違いしそうなイントロがいいね。フルオケの壮大な管楽器が素晴らしいよ。コントラバスのアレンジが面白い、というか四季/夏じゃん。メインメロよりもオケアレンジに耳が行っちゃうよ(笑) #12、いつものインストに Fabio 様の Vo と Christopher Lee が入った。だけ。


次作で、この堪りに堪ったマンネリを打破できるかが問題。

評価:40

SCORPIONS / Humanity Hour 1

SCORPIONS / Humanity Hour 1
Release : 2007
Label : BMG

曲作りの大半を外部ライターに任せちゃった SCORPIONS の 15th アルバム。


#1、産業ロックがヘヴィさに色気を出してきたな、的な臭いがプンプンする曲。1曲目には合わないな。 #2、良質な HR。大衆受けしそうだ。 #3、サスペンス映画のエンディングによさそうな曲。Desmond Child の陰謀か…。 #4、スケールダウンした “Still Loving You” を大袈裟にアレンジしたような曲。 #5Desmond Child の陰謀…。ここまでとは。 #6Zakk Wylde かとツッコミたくなるようなリフが印象的。 #7、どちらと言えばかなり好きなタイプのメロディだ。しかし、これは蠍団がやっちゃだめだって。 #8、#3 に同じ。 #9、サビメロ以外が微妙。 #10、どう考えても BON JOVI です。本当にありがとうございました。 #11、#1 に同じ。 #12、最後が好き。


バンドで書いた曲が1曲もないってのが不満。確かに15枚も作っていればネタも切れるだろうけどさ。決して悪い内容じゃないと思う。勿論、SCORPIONS の新譜だと考えない制約付きで。まぁ、一般ピーポー受けはいいんじゃない?
俺は Uli Jon Roth 在籍時の混沌とした方向性が一番好きなのよ。

評価:40

SLASH / Apocalyptic Love

SLASH / Apocalyptic Love
Release : 2012
Label : Dik Hayd Records

専任シンガーに Myles Kennedy (Vo/ALTER BRIDGE) を迎えた SLASH の 2nd ソロ・アルバム。


どの曲も Slash らしいフレージングがつまってるし、どこか GUNS N’ ROSES / Appetite for Destruction を感じさせるようなところも多いんだけど、前作同様どこか煮え切らない。そんな中、1曲だけ強烈に異彩を放っているのが #8. Anastasia だ。平坦な唄メロとは対照的に、彼の一般的なイメージからは程遠いペダル・トーンを駆使したクラシカルなイントロに独特のネチっこいソロが聴ける。

GUNS N’ ROSES / Chinese Democracy に足りないと思った要素がギッシリと入ってるのが悲しい。

評価:40


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