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SCORPIONS / In Trance

SCORPIONS / In Trance
Release : 1975
Label : BMG

ドイツの老舗 HR バンド、SCORPIONS の 3rd アルバム。


#1、Uli 作曲。Klaus Meine の凄まじいスクリームが印象的だね。 #2、Kiaus の声とバンドの持つセンス ( てか、Rudolf Schenker の作曲センスか・・・ ) 、素晴らしいね。 #3、凄い哀愁。これぞ SCORPIONS だな。 #4、狂気のソロが素晴らしい。流石 Uli Roth#5、イントロのギターメロが最高。 #6Rudolf の十八番。キャッチーなサビがいいね。 #7、ラストのソロは凄い。泣きまくり。唄メロは後に尾崎さんにパクられ・・・。 #8、神よ、仙人よ、なぜ貴方は唄ってしまったのか・・・。しかも唄メロをなぞるだけのリードだなんて・・・。 #9、リズムギターは Rudolf に任せて自分はソロだけ弾いてる Uli ・・・。でもそのソロが素晴らしいんだよな。 #10、Uli のインスト。


Mr. 哀愁 HR バンド万歳。Uli Roth が唄ってしまっている #8 以外一切の隙なし。てか、Uli Roth の曲は唄メロよりも自分のソロに重点が置かれてるから、これが Uli マニアには堪らんのよねぇ。マニアじゃない人は -30 くらいが丁度良いいと思う。

評価:94

SCORPIONS / Virgin Killer

SCORPIONS / Virgin Killer
Release : 1976
Label : BMG

ドイツの老舗 HR/HM バンドの 4th アルバム。HR/HM ファンでなくてもジャケだけは知名度があるんだよね・・・(笑)


#1Klaus の綺麗なトーンとエモーショナルな Ulrich Roth のギターが魅力的な名曲。 #2、キャッチーなサビメロが美味しいね。泣きのギターソロは流石としか言いようがないな。 #3、元祖哀愁 HR だね。 #4、バッキングに時代を感じます。まぁ、それがいいんだが。 #5、HR/HM 界屈指の名リフ、名曲。ぶち切れテンションの Vo を披露する Klaus が素晴らしいよ。勿論ギターソロも最高。 #6、コミカルな曲だな。しかし何故、彼は唄ってしまったのか・・・。いや、俺は好きだよ、この曲。 #7、これまた哀愁を振りまく佳曲。魂の篭ったソロは相変わらず素晴らしいです。 #8、だから何故、彼に唄わせてしまったのか・・・。これ、Klaus が唄ってたらかなり良くなってたと思うんだけど。 #9Rainbow / Rainbow Eyes と並んで催眠作用のあるであろう曲。魂持ってかれそうになります。


HR/HM の歴史的名盤でしょう (もう一つの意味でも) 。仙人が唄ってしまった曲を含めても捨て曲なしの名盤だと言える。

評価:94

SCORPIONS / Taken by Force

SCORPIONS / Taken by Force
Release : 1977
Label : EMI

ドイツ産 HR/HM の王 SCORPIONSUli Jon Roth 在籍最後のスタジオアルバムにして 5th。


#1、工事の音みたいなのがリズムに使われているのが面白いね。 #2、”Monika Dannnemann” が作詞した事で有名な佳曲。哀愁のあるメロディがいいね。 #3、泣きのギターと縦ノリ感があるな。 #4、ビブラスラップ以降のドラムの金物捌きが美味しい。唄メロを追いかけるギターもいいね。 #5Uli Jon Roth が “Virgin Killer” とともに SCORPIONS に残した名曲。”RAINBOW / Gates of Babylon” に近い曲調。ソロが美味しすぎる。 #6、Uli に対して Hendrix の影響が凄まじかった事を彷彿とさせる曲。 #7、キャッチーなメロディの HR 。 #8、前作の “Yellow Raven” 程ではないが、彼ららしい湿った哀愁を聞かせてくれるアコースティックなバラード。 #9、ボートラ。#7 のシングル B面。 #10、ボートラ。”Tokyo Tapes” に収録し切れなかった Uli Jon Roth の曲。


Uli Jon Roth#5 を聴くだけでも ( 俺にとっては ) 価値があるアルバム。Uli が脱退を決めていたのも影響してか Band としての整合性が感じられる曲が少ないのが残念。

評価:75

SCORPIONS / Humanity Hour 1

SCORPIONS / Humanity Hour 1
Release : 2007
Label : BMG

曲作りの大半を外部ライターに任せちゃった SCORPIONS の 15th アルバム。


#1、産業ロックがヘヴィさに色気を出してきたな、的な臭いがプンプンする曲。1曲目には合わないな。 #2、良質な HR。大衆受けしそうだ。 #3、サスペンス映画のエンディングによさそうな曲。Desmond Child の陰謀か…。 #4、スケールダウンした “Still Loving You” を大袈裟にアレンジしたような曲。 #5Desmond Child の陰謀…。ここまでとは。 #6Zakk Wylde かとツッコミたくなるようなリフが印象的。 #7、どちらと言えばかなり好きなタイプのメロディだ。しかし、これは蠍団がやっちゃだめだって。 #8、#3 に同じ。 #9、サビメロ以外が微妙。 #10、どう考えても BON JOVI です。本当にありがとうございました。 #11、#1 に同じ。 #12、最後が好き。


バンドで書いた曲が1曲もないってのが不満。確かに15枚も作っていればネタも切れるだろうけどさ。決して悪い内容じゃないと思う。勿論、SCORPIONS の新譜だと考えない制約付きで。まぁ、一般ピーポー受けはいいんじゃない?
俺は Uli Jon Roth 在籍時の混沌とした方向性が一番好きなのよ。

評価:40

SCORPIONS / Sting in the Tail

SCORPIONS / Sting in the Tail
Release : 2010
Label : Universal

ジャーマン・ハードロックの長、SCORPIONS の 16th アルバムにして、その長き歴史に終止符を打つラスト・アルバム。邦題:蠍団とどめの一撃


名曲 Rock You Like a Hurricane を彷彿させる #1. Raised on Rock,意味深なタイトルと哀愁の唄メロが素晴らしい #4. The Good Die Young,個人的には Still Loving You クラスのバラード #7. Lorelei,その Still Loving You の兄弟曲とも言える #9. Sly,そして恐らく最後の曲 #11. The Best is Yet to Come でアルバムは終わる…。上に書かなかった曲も当然ながら、素晴らしいよ。しかし、最後のアルバムにしてはシンプル過ぎるな。まぁ、それも彼ららしいか…。

Uli Jon Roth を輩出し、ジャーマン・ハードロックを全世界に羽ばたかせた功績はあまりにも偉大だ。俺は今まで Uli 期ばかりに拘っていたが、それ以外のアルバムももっと聴き込もうと思う。そして最後の来日公演を最高の形で迎えたい。

ありがとう、SCORPIONS 。

評価:98


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