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ARMAGEDDON / Crossing the Rubicon

ARMAGEDDON / Crossing the Rubicon
Release : 1997
Label : Wrong Again

ARCH ENEMY の超絶兄弟の片翼、Christopher Amott のサイドプロジョクトバンドの 1st アルバム。


サイドプロジェクトって事。そう思って聴けばいい。Christopher 自身が Vo をとっている事に話題性はあるだろうが、いかんせん Vo パートが少ない。デスメタル初心者でも聴き易いであろう声質で結構好みではあるんだが・・・。はっきりしたギターアルバムになっている。リフやソロは ARCH ENEMY でのギターパートと比べてしまうとそれは酷と言うもの。アルバム各所に配置されたインストに何故か興奮を奪われてしまい、納得がいかないと言うのが正直な印象だ。

評価:33

BLITZKRIEG / Sins & Greed

BLITZKRIEG / Sins & Greed
Release : 2005
Label : Metalnation

英国産ベテラン・メタルバンド BLITZKRIEG の 7th アルバム。


#1、笑えるイントロと Woo.. Woo.. な B メロ が面白い。だが、ギリギリ聴けるって程度。 #2、初期の JUDAS PRIEST を彷彿とさせる。 #3、ラストのシャウトが凄いな。曲はつまらんけど。 #4、モロ 80’s な曲。 #5、硬派なリフがある意味好印象。未だにコレ系のリフを書いてくれるってのは評価に値するね。 #6、唄メロがつまらな過ぎだが、リフとソロがカッコ良すぎ。 #7、よくあるパワーバラード。煮え切らないよ、メロディが。 #8、インスト。 #9、これまた、唄メロはアレだがギターが素晴らしい。 #10、ギターのセンスに脱帽。唄メロはどうにかならないのか・・・。 #11、唄メロで曲が台無しになってるいい例。 #12、JUDAS PRIEST のカバー。アコーステックな曲がシークレットトラックで入ってます。


80’s NWOBHM を体現してる。ギターのセンスに唄メロがついていってないのが残念なところ。でも、今時こういう NWOBHM を引き継ぐバンドって少ないから、地道に活動は続けて欲しい気もする。Vo を Michael Vescera 辺りにしたらいいんじゃないかな、と思ったら Brian Ross (V) が中心人物なのね・・・。

評価:33

LUNATICA / New Shores

LUNATICA / New Shores
Release : 2009
Label : Napalm

もはや、Andrea の声質だけではどうしようもなくなってきた LUNATICA の 4th アルバム。


#1:良くあるゴシックとメロディックなメタルとの間を彷徨ってる感が漂う曲。サビメロ以外つまらない。 #2:哀愁のメロディーが美味しいが、まだまだこんなもんじゃないハズ・・・。 #3:B級サスペンスのエンディングテーマみたい。 #4:もう少し抑揚があればね。 #5:受けそうな曲調ではあるが、唄メロがいまいち。 #6:男シンガー主体のバラード。「なぜお前が歌うんだ?」と嘆きたくなるね。 #7:モダンな曲。つまらない。 #8Michael Kiske 辺りがゲストでデュエットしたら素晴らしい曲になっていただろうな。 #9:哀愁のある唄メロだけは聴ける。 #10:なんてことないバラード。 #11:退屈。


再び 2nd の奇跡を期待するも、予想どおり。いい意味で期待を裏切って欲しかったが・・・。まぁそれは前作ですでに感じられたことなんだけどね。音楽性は定まっているので、あとはいい曲を書いてくれさえすれば・・・ “Avalon” みたいな劇的な曲をね。

評価:33

QUEEN / Jazz

QUEEN / Jazz
Release : 1978
Label : EMI

QUEEN の 7th アルバム。


#1、オリエンタルなミュージカルといった雰囲気。Freddie・・・凄すぎ。歌詞はアラビア語。 #2、キャッチーなサビメロがいいね。 #3、ねちっこい歌唱とベースが印象的な佳曲。 #4、目まぐるしい曲調の変化が楽しめる名曲。3分の中に良くぞここまで詰め込んだと思うよ。 #5、ギターソロ以外はちょいと微妙・・・。 #6、後半の展開は目を瞠るものがあるね。 #7、Rock してるギターがいいね。 #8、ラジオ向けバラード。哀愁が凄いな。 #9、退屈。 #10、退屈。 #11、初期のような多重録音クワイアがあるから好き。 #12、当アルバムの中で最もキャッチーで聴きやすい曲。ミュージカルのような展開が美味しい。ジャズと QUEEN の雰囲気が上手く融合した素晴らしい曲だ。 #13、Roger の曲だが、彼らしくない曲、だよなぁ。


キャッチーな #2、12 。初期を彷彿させる #1 はいいものの、それ以外が ( 俺のような初期ファンには ) 退屈すぎる・・・。

評価:33

RAINBOW / Straight Between the Eyes

RAINBOW / Straight Between the Eyes
Release : 1982
Label : Polygram

Ritchie Blackmore 率いる RAINBOW の 6th アルバ


#1、ハードポップ。ギターソロはいいね。 #2、哀愁ロック。聴きやすくていい。 #3、アップ・テンポの大衆向け。ポップ過ぎる・・・。 #4、#2 に同じ。 #5、哀愁のバラード。Joe に合ったメロディ・ラインと流れるようなソロが美味しい。 #6、#3 に同じ。 #7、ブルース・ロック。キャッチーなメロディには引き込まれるが、どうも弱い感じがする。 #8、いい感じに Rock ‘n Roll してる。まぁマシな方かな。 #9、音が左右に揺れまくるのが気持ち悪い。曲調は “Gates of Babylon” っぽくて好きなんだけどな・・・。


(ハード)ロックな方向性と前作のコマーシャルな路線の間を行き来してるような感じ。それで結局どっち付かずの状態になってしまった、ってことかな。後期 RAINBOW が好きな人にはいいのかもしれないけどね・・・。

評価:33

SILENT FORCE / Walk the Earth

SILENT FORCE / Walk the Earth
Release : 2007
Label : King

KAMELOT との来日公演時、俺はずっと腕組棒立ちで観ていた SILENT FORCE の 4th アルバム。


#1、ピックスクラッチ (ギューンってヤツね) が腹立たしい曲。しつこいよ、Alex ・・・。 #2、このイントロ、前作の “Once Again” と何が違うの? と数時間問い詰めたくなる曲。 #3、要するに Alex は Yngwie J. Malmsteen がやりたいんだろ? #4、キャッチーな曲。 #5、要するに Alex は Yngwie ・・・以下略。 #6、退屈。やっと本来の・・・。 #7、ゴシック・メタル風の曲。CHARON とか、その辺に近いね。 #8、バラード。 #9、#6 に同じ。 #10、判りやすくキャッチーなサビメロが特徴の曲。 #11、シンプルなコード進行にシンプルなリフ、そしてキャッチーな唄メロ、いいね。こういう曲をもっと作ってくれればなぁ。 #12、DC の十八番、天下の棒読み歌唱が炸裂。失笑を誘う (俺だけ?) 。 #13、1st 収録の曲のアコースティック・バージョン。


幼稚園児でも判りそうな単調なメロディで構築されたサビメロ、前作とどこがどう違うのか理解に苦しめさせられる楽曲たち、明らかに切れ始めているアレンジのネタ・・・等々、目新しいところと言えば #7 のゴシック・メタル風の曲だけ。あと何枚同じようなアルバムを作り続けるのだろうか?

評価:33

SILENT MEMORIAL / Cosmic Handball

SILENT MEMORIAL / Cosmic Handball
Release : 1999
Label : Limb Music

スイス産プログレッシヴ・メタル・バンド SILENT MEMORIAL の 1st アルバム。


どう聞いても Images and Words ~ Awake 辺りの DREAM THEATER の影響が色濃い。…色濃いというかそのままか。ただ、当然ながら本家ほどメロディのクオリティが高くなく、抑揚の少ない唄メロがかなり残念な感じ。コンセプトなのか、アルバム全体に宇宙空間的なソレっぽさがあり、その辺は面白い。楽器隊はそれぞれテクニカルで演奏力も高く、いかにもな変拍子ソロ等があるのだが、ソレっぽいフレーズがやりたいだけなんじゃ…。

そんな中でシンプルなバラードの #7. Lovely Galaxy はしっかりした唄メロでなかなか良い。

このアルバムを DREAM THEATER (ちなみに、同年に Metropolis Pt.2 をリリース) と比較するのは酷だが、最低でもメロディの質をあと1ランク上げてくれないと、いくらシンガーが “北欧のボーカル・マスター” Thomas Vikstrom でも厳しいとしか言いようがないな。

評価:33

STRATOVARIUS / Elements Pt. I

STRATOVARIUS / Elements Pt. I
Release : 2003
Label : Victor

もうベテランの域に入る STRATOVARIUS の 9th アルバム。


#1、コード進行が前作の Hunting High And Low をほぼ同じな曲。Timo Tolkki の怠慢。焼き直しにも程があるといういい例。 #2、生オケを使っているというだけで、長くてつまらない曲。ドラムは単調だし。 #3、Kotipelto の命を削っているとしか思えないハイトーンが印象的。 #4、オケが絶妙で綺麗な曲なんだけど、耳に残るメロディが少ない。勿体無いとしか言えないね。 #5、ツーバス連打の疾走曲。そう。疾走してるだけで全然面白くない。 #6、イントロの女性ソプラノが印象的だね。けどやっぱりつまらない。 #7、Tolkki さんが妄想上で Yngwie になりきる為のインスト曲。 #8、RHAPSODY の1曲目が12分続くと思えばいいか。 #9、なかなか良質なメロディのバラード。最後の1分以上あるさざなみの音は飛ばせ。 #10、国内盤のみのボートラ。時間の無駄。他人の口笛なんて聴いてても面白くない。


多分、当アルバムの中で人気がある曲は #1 だけだと思う。でも、無修正モロ焼き直しだから評価には値しない。キャッチーで悪くはないとは思えるけどね。#9 も気に入ったのは事実だけど評価を底上げするほどの曲ではない。

評価:33

VAN HALEN / A Different Kind of Truth

VAN HALEN / A Different Kind of Truth
Release : 2012
Label : Interscope Records

VAN HALEN の 14年ぶり 12th アルバム。


ワウ効果が絶妙なバッキングが耳を引く疾走(というより爆走?)チューン #4. China Town,エネルギッシュに疾走し、自身のトレードマークも忘れない #7. As Is、地味さを感じないのはこの2曲くらいか…。

どの曲も VAN HALEN 兄弟の歳を考えれば信じられないくらいにエネルギッシュで、他のバンドには出せない “ロックしてる感” が感じられるんだけど、いかんせん曲が地味過ぎる。そもそも、俺自身、初期の数枚とキーボード導入以降の Jump とか Dreams とかの超グレイテストヒッツくらいしか聴いてないのでそう思うだけかもしれないけど…。

ギターソロだけはどこをどう取っても Eddie Van Halen!! って感じなんだけどね。

評価:33


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