- 2008.02.20 : ALL ENDS / All Ends
- 2013.06.17 : CHASING VIOLETS / Jade Hearts
- 2008.06.23 : DIVINEFIRE / Farewell
- 2009.03.05 : HAMMERFALL / No Sacrifice, No Victory
- 2008.11.24 : HARMONY / Chapter II:Aftermath
- 2005.08.06 : HAWAIIAN6 / Beginnings
- 2007.08.22 : ROB ROCK / Garden of Chaos
Search for ‘31’
ALL ENDS / All Ends
Release : 2008
Label : BMG
IN FLAMES の Björn Gelotte (Gt) の妹が在籍する Gothic Metal Band の 1st アルバム。初回100枚は生キス・マーク・カード入りだそうで…。100枚もベタベタ ( 想像するだけでゾッとす… ) 。
#1、可もなく不可もなく、キャッチーだなって印象。 #2、妙にハジけてる印象のリフが面白い。 #3、車の CM とかに良さそうだ。ドライブ中の BGM に合いそう。定石通りのツインリード・ソロが美味しい。 #4、耳を突く高音がアレ。極めてノーマルな曲調もアレ。 #5、キャッチーなギターメロが素敵。唄メロはつまらん。宇多田ヒカルに聴こえる瞬間がたまに…。 #6、IN FLAMES 組のソング・ライティングの上手さは流石 (笑) #7、2人の掛け合いが効果的な曲。唄メロをもう少し色分け出来てたら良かったかも。 #8、#1 に同じ。 #9、パワーバラード。雰囲気はいいが、こういう曲でこそヘヴィになっちゃダメだと思うのは俺だけ? #10、#1 に同じ。てか微妙だわ。 #11、#1 に同じ。てか微…。 #12、いい意味でも悪い意味でも IN FLAMES だな。 #13、ボートラ。 #14、ボートラ。
正直この辺の音楽性の Metal Band は巷を探せば溢れ出てくるわけで。確かに IN FLAMES のメンバーが作った曲だけあってそれなりのクオリティは有しているのだが、曲が進めば進むほど退屈になってくる。もうちょいいろんなタイプの曲があれば飽きないんだけどね。
次からは自分たちで曲作りするだろうから、今後に期待かな。
評価:31
CHASING VIOLETS / Jade Hearts
Release : 2013
Label : AOR
Sarah Fontaine、Melissa Fontaine 姉妹率いる CHASING VIOLETS の 2nd アルバム。
どうもパッとしない Fontains 姉妹の歌唱力と唄メロを見事に補う曲のアレンジは本当に素晴らしい。たまに出てくるゲスト・シンガー達は退屈な曲に花を添えているし、それ以上に、多くの曲でイニシアティブを握っている北欧ハードロック界の剛腕プロデューサー、Tommy Denander の手腕は本当に素晴らしい。彼がいなかったら本当に悲惨なことになっていただろう。ただ、そんな剛腕でさえも限界があった。
正直なところ、この2人のオネーちゃんよりも Tommy Denander と Alessandro Del Vecchio (EDEN’S CURSE, LIONVILLE) の名前に凄く期待したんだけど、所詮は雇われだったってことだな。
一番マシな曲としては Tommy Denander 節全開のオープニング・チューン #1. The Main Attraction がかなりいい感じに北欧メロハーしてるんだけど、Frontiers 辺りのメロハー・プロジェクトやシンガーのソロ・プロジェクトならこのレベルの曲ならゴロゴロあるわけで…。
とりあえず Fontain 姉妹は自分らの度アップ写真なんて撮ってないで、歌の練習といい曲を書ける人を探すとこから始めたほうがいいような…。
評価:31
DIVINEFIRE / Farewell
Release : 2008
Label : Rivel Records
DIVINEFIRE の 4th アルバムにしてラスト・アルバム。
#1:クラシカルなインスト。 #2:高品質ではあるが、唄メロに説得力が感じられない。 #3:北欧デス・メタルの影響下にある曲。IN FLAMES 風のリフなんてまさにね。 #4:#1 に同じ。 #5:#1 に同じ。 #6:哀愁のある唄メロが美味しいが、どっかで聴いたことあるような・・・。 #7:#1 に同じ。 #8:退屈な大曲。 #9:インスト。
最後だからか、勢いだけは恐ろしいくらいに感じる。しかしその気迫が曲に上手く反映されていないようにも思える。確かにこれだけ同じような曲を作ってたらネタも尽きてくるか・・・。個人的には “有終の美” とは思えないが、潔い最期だとは思う。
Vo の Christian Rivel は良いシンガーだし今後の活動に期待。だがとりあえずは “おつかれ様” だな。
評価:31
HAMMERFALL / No Sacrifice, No Victory
Release : 2009
Label : Nuclear Blast
北欧最大の ‘金太郎飴’ バンド、HAMMERFALL の 7th アルバム。Gt に Pontus Norgren (ex-THE POODLES) が加入。
#1:シンガロングが楽しそうな曲。 #2:劣化した IRON MAIDEN としか言いようがないな。 #3:いかにも、なリフはいいが、唄メロがつまらん。 #4:疾走曲。速いだけで面白みがない。 #5:イントロの大仰なオルガンのみが最高。 #6:なんて曲名だ…。 #7:インスト。鬼才 Jens Johannsson がゲスト参加。他の曲でもこのくらいダサーいメロディを使わんとな…。しかし、Jens は流石。 #8:移民の歌…。 #9:退屈。 #10:Andi 期 HELLOWEEN みたいな曲。こういう曲だと Vo の線の細さがよけいに致命的に聞こえるな。 #11:リフが面白い。
Gt が変わっても従来の ‘金太郎飴’ 具合は相変わらず。インストの #7 みたいな曲を唄有りで作れれば何も言うことはないんだが、このバンドの歴史を考えると、奇跡でも起こらない限り無理そうだってのが残念でならない。
評価:31
HARMONY / Chapter II:Aftermath
Release : 2008
Label : Ulterium
スウェーデン産メタル・バンド HARMONY の 2nd アルバム。Daniel Heiman (ex-LOST HORIZON) がゲスト参加。
#1-6:退屈。#7:キラキラ疾走曲。Daniel Heiman が Vo 。疾走曲だってのもあるが、彼が歌うだけでここまで曲の出来が変わるとは・・・。Daniel Magic だとしか言いようがない。#8-11:退屈。
Daniel Heiman の為に2500円だせってのはアレだが個人的にはその価値はあるかと。他の曲は全て “退屈” と一蹴したが、決して聴けないものではない。( Daniel の唄った曲だけが異様な魔法にかかっていて他の曲の魅力を完璧に消し去っているのは事実だけど・・・。 )
評価:31
HAWAIIAN6 / Beginnings
Release : 2005
Label : Pizza of Death
国産パンクバンド。その中でも特に HR/HM に通じるものがある “らしい” HAWAIIAN6 の 2nd アルバム。
#1、疾走感を予感させるイントロから見事なスネア裏打ち疾走。メロディは聴き易くて良い。 #2、これはメタルですよね。確かにメタルというには軽いのだが、疾走しすぎじゃないのか。 #3、疾走感もさることながら唄メロが非常にいい。サビメロを期待通りにテンポダウンさせるのが○。 #4、パンク/メロコアっぽいメロディ。メタル臭はあんましない。 #5、サビ直前のシャウトがいいね。これも他の曲より軽い感じ。 #6、疾走しすぎ(笑) サビがちょっと速すぎるかも。DRAGONFORCE 級のテンポだよ・・・・・・。 #7、表打ちが心地よい曲だね。メロディもいいし、これベストチューンかも。 #8、あら。よくあるパンクになった。GREENDAY とか OFFSPRING みたいって言えばあってるかな? #9、遅めに始まるけど結局疾走するのか。 #10、メロディがちょっと弱いかな。ここまで聴き通してくるとマンネリ感が見えてくる。 #11、流石に最後は疾走させなかったか。これもよくあるパンクっぽい。
HR/HM 視点から見ても悪くない。けど、一番長い曲で 3:15 しかない。パンクがそういう方向性を持っているのかどうかは良く知らないのでなんとも言えないが、一曲くらい5分くらいの曲が欲しいところ。11曲で計31分っていうのも不満が残る。後はまぁ、バラード一曲入れるとかね。
評価:31
ROB ROCK / Garden of Chaos
Release : 2007
Label : Victor
Voice of Melodic Metal, ROB ROCK の 4th アルバム。
#1、曲自体は悪くないのだが、唄メロが微妙。 #2、#1 に同じ。 #3、聴きやすいキャッチー唄メロで印象は悪くないんだが、いまいち煮え切らない。 #4、ギターソロはいいんだけどね・・・。 #5、唄メロがつまらない。 #6、微妙。もっとストレートな Melodic Metal なら似合うのに・・・。 #7、昨今の Heavy Metal 事情を唄った曲。なかなか面白くはある。 #8、8曲目にしてやっと本領発揮。ど真ん中の直球勝負だな。 #9、バラード。悪くはないが・・・。 #10、前作のボートラのリマスター Ver. リマスターする必要ないだろ・・・。 #11、実子に捧げたアコースティック・バラード。
前作 Holy Hell が素晴らしい出来だった事もあって期待してたんだが、正直前作ほどの充実感はない。Voice of Melodic Metal は Melodic Metal を唄ってくれなきゃ・・・。
アートワークが最悪 ( ヘビ嫌い・・・ ) で買うかどうかすら迷ってたのに、ブックレットの裏もヘビでやんの。
評価:31