- 2004.12.22 : DIVINEFIRE / Glory Thy Name
- 2008.06.23 : DIVINEFIRE / Farewell
- 2011.03.28 : DIVINEFIRE / Eye of the Storm
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DIVINEFIRE / Glory Thy Name
Release : 2007
Label : King
イタリアより現れたシンフォニックメタルバンド、DIVINEFIRE の 1st アルバム。
#1、神聖な雰囲気のインスト。 #2、メロスピとメロデスの中間にあるような曲だ。流れるようなギターとキーボのユニゾン、ツボを得たコーラス、なんと言っても凄く巧い具合にバスドラが鳴っているのがいいね。 #3、「 Never Surrender! Never Surrender! 」。 #4、曲順を進めるごとにシンフォニックさとクサさが増していく。A,Bメロとサビメロでの微妙に違った歌唱法を巧みに使い分ける Vo、ホント上手いね。 #5、#2 からの勢いも衰えることないメロディセンスは賞賛の意を示さざるを負えない。 #6、こういう曲も作れるんですねスローテンポだからといって前の曲からのイメージを一切壊す事ない。 #7、イントロのハープシコードがいい雰囲気。 #8、凄くキャッチーなメロから入る。よって先ほどまで言ってきた暗黒的なメロは影を潜めるが、正統派シンフォニックメタルな曲として、アルバムのアクセントとしていいんじゃないかと思う。 #9、10分を超える (てか丁度10分・・笑) 大曲。 #10、アウトロ。
捨て曲ありません。RHAPSODY と CRADLE OF FILTH を足して 2 で割ったような音楽性です。ただ、ちょっと飽きやすいかもしれません。
評価:72
DIVINEFIRE / Farewell
Release : 2008
Label : Rivel Records
DIVINEFIRE の 4th アルバムにしてラスト・アルバム。
#1:クラシカルなインスト。 #2:高品質ではあるが、唄メロに説得力が感じられない。 #3:北欧デス・メタルの影響下にある曲。IN FLAMES 風のリフなんてまさにね。 #4:#1 に同じ。 #5:#1 に同じ。 #6:哀愁のある唄メロが美味しいが、どっかで聴いたことあるような・・・。 #7:#1 に同じ。 #8:退屈な大曲。 #9:インスト。
最後だからか、勢いだけは恐ろしいくらいに感じる。しかしその気迫が曲に上手く反映されていないようにも思える。確かにこれだけ同じような曲を作ってたらネタも尽きてくるか・・・。個人的には “有終の美” とは思えないが、潔い最期だとは思う。
Vo の Christian Rivel は良いシンガーだし今後の活動に期待。だがとりあえずは “おつかれ様” だな。
評価:31
DIVINEFIRE / Eye of the Storm
Release : 2011
Label : Liljegren Records
短い解散期間を経て復活した DIVINEFIRE の 5th アルバム。
音楽性は解散前と殆ど何も変わらず。1st から徐々に曲の質が落ちて行ったが、復活後の当アルバムもその流れ準じた結果になった。恐らく、現 NARNIA のシンガーを加入させたのもそんな金太郎飴的なアルバムに色彩を加える為であろうが、全部 Christian Liljegren が唄えばいいじゃん、と思ってしまうのは何故だろうか…。
そんな新曲よりも再録の #9. The Worlds on Fire と #10. Never Surrender のほうが遥かにいい曲だって事の方が大きな問題だろうな。
評価:30