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RAINBOW / Rising

RAINBOW / Rising
Release : 1976
Label : Polygram

RitchieRonnieCozy の 3 鬼神 ( +2 ) より生み出された RAINBOW の 2nd アルバム。


#1、正直そんなに印象深い曲ではない・・・。いい曲だけど。多分イントロが長いからだ (笑) #2DEEP PURPLE の延長上。 #3、Ritchie 節なリフが耳に残る名曲。 #4、ハンドクラップが印象的だが、曲はそうでもないような・・・。 #5、イントロの Cozy のドラムが名演。ドラマチックな展開も素晴らしい。 #6、様式美 HR の素晴らしさを全て詰め込んだかのような曲。名曲。ソロが長すぎる気がしないでもないが・・・。


巷では RAINBOW の最高傑作という評価が多いようで・・・。(某誌とか・・・。) 確かに #5、6 は HR/HM 界の最重要レベルの名曲なんだけどね。

評価:63

RAINBOW / On stage

RAINBOW / On stage
Release : 1977
Label : Polygram

初期の三頭政治ラインナップによる RAINBOW の日本公演とヨーロッパ公演をミックスしたライブ・アルバム。


究極のラインナップによるライブ。それだけで十分以上聴く価値のあるアルバムだ。Ronnie の正確無比で完璧な Vo、Cozy のタイトでパワフルなドラミング、そして Ritchie の狂気ともとれるギター。それらが究極の次元で融合している。なお、Tony Carey のキーボード・プレイも三鬼神に劣らずの名演だ。できれば “Long Live Rock ‘n’ Roll” 以降の黄金期ラインナップでの音源が出て欲しいが、オフィシャル音源では・・・ないんだろうな・・・。

評価:88

RAINBOW / Long Live Rock ‘n’ Roll

RAINBOW / Long Live Rock 'n' Roll
Release : 1978
Label : Polygram

RitchieRonnieCozy の 3 鬼神 ( +2 ) より生み出された RAINBOW の 3rd アルバム。


#1、様式美 HR の原点とも言える展開、メロディが美味しい名曲。 #2、Cozy の特徴のあるハイハットがいい。これだけでお腹いっぱいです。 #3、地味。バックコーラスが素敵です。 #4、HR/HM 史上最もドラマチックな曲。これレベルの曲が出来たのは奇跡だと思う。 #5、RAINBOW の曲の中で一番重要な曲でしょう。3 鬼神が究極の化学反応を起こした結果。 #6、地味。個人的には Cozy の “ラストの” シンバル ? を聴くための曲 (笑) #7、リフが IRON MAIDEN っぽいが、こっちのが先ってことで。 #8、隠れた名曲。フルートとストリングス、Ronnie の Vo が極限のレベルで噛み合ったバラード。ドライヴ中に聴いてはいけません (笑)


個人的には RAINBOW の最高傑作。とりあえず RAINBOW を聴き始めるならコレを聴いとけと言いたい。

評価:90

RAINBOW / Down to Earth

RAINBOW / Down to Earth
Release : 1979
Label : Polygram

RAINBOW の 4th アルバム。Roniie が脱退し、”HR/HM Vo の中で最も逃げ足の速い男” Graham Bonnet が加入。


#1、キャッチーなメロディと年代を感じさせるリフが印象的な名曲。 #2、”Gustav Holst / The Planet” からの引用フレーズを配したイントロがいいね。 #3、Graham のパワフルな Vo がいいね。相変わらず Cozy のフィルはいいわ・・・。 #4、地味。毎回こういう目立たない曲があるよな・・・。 #5、Russ Ballad 作曲の明るいポップな曲。コーマーシャル的過ぎる気もするが。 #6、”Gates of Babylon” を彷彿させるが、そこまではいかなかった模様。 #7、”Gates of Babylon” を彷彿させるソロはいいね。 #8、本作の大トリ。個人的に Rainbow で一番好きな曲。サビが最高。短いけど・・・。Kill the King に次ぐ名曲だと思う。


Long Live Rock ‘n’ Roll の次にお勧めしたいアルバム。多少ポップになってきてはいるものの、Lost in Hollywood が素晴らしすぎるからね。

評価:80

RAINBOW / Difficult to Cure

RAINBOW / Difficult to Cure
Release : 1981
Label : Polygram

RAINBOW の 5th アルバム。Graham Bonnet をクビにし、ポップな方向性にウンザリした Cozy Powell が脱退。Mr. 哀愁 Vo、Joe Lynn Turner を加入。


#1、前作の Since You Been Gone 同様 Russ Ballad 作曲の明るいポップな曲。 #2、モロ様式美な Ritchie 節。堪りません。 #3、アメリカン・ロック。市場を狙ってるのがよく判るな・・・。 #4、ポップス。まぁ・・・悪くはないが。 #5、クラシカルなギターインスト。いやぁ、こういうのを演ってくれると嬉しいね。 #6、Joe に合ったコマーシャルなポップ・ロック。 #7、#6 に同じ。綺麗なメロディの Cメロがいいね。 #8、ブルース・ロック。初期の様式美が皆無。 #9、第9。また面白い曲をカバーしたもんだ。


Joe Lynn Turner の甘いトーンに合ったポップチューンが顔を見せはじめた。要所でクラシカルなものもあるにはあるが、初期ほど顕著ではない。まぁ、市場を広げるといった点では大成功したアルバムだし、それなりに評価したいね。

評価:65

RAINBOW / Straight Between the Eyes

RAINBOW / Straight Between the Eyes
Release : 1982
Label : Polygram

Ritchie Blackmore 率いる RAINBOW の 6th アルバ


#1、ハードポップ。ギターソロはいいね。 #2、哀愁ロック。聴きやすくていい。 #3、アップ・テンポの大衆向け。ポップ過ぎる・・・。 #4、#2 に同じ。 #5、哀愁のバラード。Joe に合ったメロディ・ラインと流れるようなソロが美味しい。 #6、#3 に同じ。 #7、ブルース・ロック。キャッチーなメロディには引き込まれるが、どうも弱い感じがする。 #8、いい感じに Rock ‘n Roll してる。まぁマシな方かな。 #9、音が左右に揺れまくるのが気持ち悪い。曲調は “Gates of Babylon” っぽくて好きなんだけどな・・・。


(ハード)ロックな方向性と前作のコマーシャルな路線の間を行き来してるような感じ。それで結局どっち付かずの状態になってしまった、ってことかな。後期 RAINBOW が好きな人にはいいのかもしれないけどね・・・。

評価:33

RAINBOW / Bent Out of Shape

RAINBOW / Bent Out of Shape
Release : 1983
Label : Universal

RAINBOW の 7th アルバム。


#1、面白い方向性だ。RAINBOW らしいと言えばそうなのだが・・・。 #2、オルガンのイントロがいい。唄メロが目立たない分ギターがいいメロディを出してるね。 #3、様式美とポップさが絶妙に融合した名曲。 #4、メロディアスに疾走する曲。キーボソロからギターソロへの繋がりが美味。 #5、哀愁ギターインスト。 #6、暴君ソロとキャッチーなサビメロはいいのだが、それ以外が厳しい。 #7、後期 RAINBOW の最高傑作。この曲は HR/HM の枠を超えて聴かれて欲しい。 #8、初期の方向性を Joe に合わせたかのような曲。Kill the King を意識した展開も美味しい。 #9、インスト。 #10、アップテンポな佳曲。最後インストで終わった方が良かったような気がしないでもない。


Joe 期 RAINBOW の最高傑作。Difficult to Cure からやってきた事の集大成的な内容だ。Street of Dreams を筆頭にいい曲が詰まってる。とりあえず、このアルバムで有終の美を飾ったと言う事になるな。

評価:81

Ritchie Blackmore’s RAINBOW / Stranger in Us All

Ritchie Blackmore's RAINBOW / Stranger in Us All
Release : 1995
Label : BMG

名義が Ritchie Blackmore’s RAINBOW という事だが、ややこしいので、RAINBOW の 8th として掲載。


#1、Joe 時代に失っていた様式美 HR の調べが復活。 #2、後期の音楽性に近い。 #3、ギターソロは好き。 #4、ジャズ風のアレンジが楽しい佳曲。 #5、”Gates of Babylon” を彷彿させる哀愁のある佳曲。綺麗なサビメロが良すぎ。Candice Night のコーラスも素晴らしい。 #6、”Highway Star + Lost in Hollywood” 。セルフ・カバー臭が凄いな。 #7、当アルバムのキラーチューン。今の Ritchie の方向性を彷彿させるソロと様式性が融合した名曲。 #8、フュージョンっぽい・・・。まぁアリではあるか。 #9、”グリーグ / 山の魔王の宮殿にて” のメロディを引用した印象的な曲。 #10、キャッチーなメロディが魅力的。 #11、曲名通り。最後のシャウトがいいねぇ。


どの時代のファンも納得するような RAINBOW だ。Joe、Dio 風、どっちもそつなく歌える Dougie White もいい仕事してるんじゃないかな。てか、Black Masquerade の為だけに買っても損はないと思う。

評価:87


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