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ANUBIS GATE / The Detached

ANUBIS GATE / The Detached
Release : 2009
Label : Locomotive

デンマーク産 Progressive Power Metal Band、ANUBIS GATE の 4th アルバム。


#1:インスト。 #2:クサメロ炸裂の疾走チューン。緩急を使い分けた投球、じゃなくて展開は見事だ。 #3:透明感のあるサビメロだけはいいんだが…。 #4:リフのギターメロは良いんだけどね…。 #5:退屈。 #6:タイトル通り、エジプトを連想させる雰囲気を持つ曲。 #7:アコースティックなパワーバラード。 #8:退屈。 #9:アコースティックな小曲。 #10:退屈。 #11:唄メロが平坦過ぎるのがアレ。 #12:アウトロ。


Jacob Hansen (Vo/BEYOND TWILIGHT) の透明感のあるハイトーンを軸にした楽曲はそれなりにパワーもあって悪くはないんだが、いかんせん唄メロが面白くない。プログレッシヴ感の薄さにも物足りなさが残る。去年のベスト・アルバムにも選出した SEVENTH WONDER クラスかと期待したが、個人的な結果としては虚しかったとしかいいようがない。

評価:37

AXENSTAR / Far from Heaven

AXENSTAR / Far from Heaven
Release : 2003
Label : King

スウェーデンのキラキラメタルバンドの 2nd アルバム。1st ではポスト SONATA ARCTICA という位置づけをされたが今回も変わってなさそうで・・・。


#1、少々ありきたりなインスト。 #2、いきなり凄い勢いでキラキラしまくってる。ここまで機械的にやられると引いてしまうのだが・・・。凄い速さだ。メロディはいまいち説得力に欠ける。Gリフとスネアの音はいいと思った。 #3SONATA ARCTICA が降臨 ( 笑 ) 最大の売りであるキーボが減退してなんかね・・・。これじゃソナタの2番煎じって言われても仕方ない。 #4、・・・・。なんて危なげなVoなんだ。例えるならべっこう飴か、、柔らかすぎな気がする。曲は・・・つまらない。#2 や #3 の勢いは何処行った?ここでキーボがオケヒットとか入れたらかっこいいのになぁ、と思うところが結構あった。それなのに丁寧にコード弾きってのがマイナス。 #5、サビメロだけ合ってはいるが、それ以外に魅力が感じられない。タイトルトラックなのにね。。 #6、キーボの手抜きが気に入らない。 #7、面白みが皆無。メロディも弱い。 #8、ソナタの2番煎じ。個性ってものを主張しましょうよ。 #9、キャッチーキラキライントロの勢いが旨い。それでも2番煎じ感は否めない。しかも他の曲と似通ったタイプの曲だ。サビメロも弱いしな。 #10、メロディ的に悪くはないんだけど、どうして良く感じないかは不明。曲とVoの声質がマッチしてないのかな・・・。ストリングスの音が良くないってのも原因かな。 #11、煮え切らない。つまらない。


帯文句に書いてある、「白夜を焦がし、天空に向かって一気に疾走してる」のは #2 だけ。トラック数が増える度に面白みが消えていく。それと、その名に相応しいとは到底思えない Vo は、線の細さをどうにか改善する手を打ったほうがよさげだね。

評価:37

BLACKMORE’S NIGHT / Secret Voyage

BLACKMORE'S NIGHT / Secret Voyage
Release : 2008
Label : SPV

BLACKMORE’S NIGHT の “もはや日本盤もでない” 6th アルバム。


#1:ファンタジックなインスト。 #2:核となるメロディはキャッチーかつオリエンタルで悪くないんだけどね・・・アレンジのネタが尽きたのか。 #3:退屈。 #4KORPIKLAANI から Metal な音を消すとこうなる。 #5:過去の名インストとは比較にならないほど面白みのないインスト。 #6RAINBOW の素晴らしいバラードの最悪なセルフカバー。これで RAINBOW ファンの心を掴んだとでも? #7Gates of Babylon みたいな曲調は好きだが、つまらないね。 #8:退屈。 #9:疾走感と Ritchie の素晴らしいトーンが聴ける曲。アルバムの中で一番マシかな・・・。 #10:退屈。 #11:退屈。 #12:退屈。


今までで一番つまらないアルバムだ。日本盤が出ないのも頷ける。いつもの中世ファンタジックな音は何処へやら・・・。#9 みたいな曲をまだ作れることだし、その勢いで虹を・・・。王者からリストラされた彼がいるんだしさ・・・なんて無駄な想像をしてしまう程。

評価:37

DC COOPER / DC Cooper

DC COOPER / DC Cooper
Release : 1998
Label : Victor

ROYAL HUNT の実力派シンガー DC COOPER のソロ 1st アルバム。


#1、良質なメロディアス・ハードロック。流石 Dennis Ward がプロデュースしただけあるな。DC Cooper の声に合ったいい曲だ。 #2、これは、KISS ? #3ROYAL HUNT 時代を彷彿させる棒読みだな (笑) #4、パーカッションが印象的なアコーステイック・バラード。 #5、様式美メタル。バスドラの音が変。 #6、爽やかな曲調がいいね。唄メロはつまらんけど。 #7、マイナーキーのピアノが素晴らしい。インスト。これ、ベストチューンじゃない? (笑) #8、唄メロはつまらんわ、ギターはワウ踏みすぎだわ・・・。 #9、このドラムパターンは好きだよ。 #10、怪メロ。こいうの大好物なんだけど、やっぱ唄メロがつまらないのよねぇ、奥さん。 #11、中間の独特なリズムになるところ”だけ”好き。唄い方が Rob Halford っぽいな。 #12、8分強の大曲。これはいいな。大曲だから力入れて作ったのかな?


最初と最後以外微妙。自分のソロアルバムなんだし、もう少し心を込めて唄ったらどうでしょうか? Cooper さん。実力は十分にあるのに、バラードでも疾走曲でも同じ唄い方だなんてねぇ。

評価:37

HELLOWEEN / 7 Sinners

HELLOWEEN / 7 Sinners
Release : 2010
Label : Victor

HELLOWEEN のバンド史上最もファストでヘヴィな 13th アルバム。


笛ソロのインパクトが絶大な #4. Raise the Noise,もはやバンド1のコンポーザーになってしまった Markus 作曲の #5. World of Fantasy,アルバム中最も HELLOWEEN らしい #10. The Sage, The Fool, The Sinner,…通して聴いてもこの3曲以外は殆ど耳に残らないな。

確かに速くてヘヴィだ。それなりに唄メロもキャッチーだけど、これじゃ流石に HELLOWEEN らしさが薄すぎやしないか? アコースティック・アルバムの反動だってのは判らなくもないけど、1つに固執し過ぎるのもね。前作が良かっただけに非常に残念だ。

そんな事より、Andi はライブで Are You Metal? 唄えんのかな? あぁ、肝心なところはオーディエンスにマイク向けるんだな(笑)The Sage, The Fool, The Sinner はライブ受け良さそうだね。

評価:37

LEAVES’ EYES / Njord

LEAVES' EYES / Njord
Release : 2009
Label : Napalm

独産ゴシックメタル・バンド LEAVES’ EYES の 3rd アルバム。


ヘヴィでないケルティックな曲は良い印象なんだけど、どうも Metalic な曲になるとその音の弱さが気になって…特にギターの音の分離が。まぁ、オーケストレーションは見事だし展開がヴァイキング・メタルっぽい民謡調だったりで楽しめるのは間違いないんだけどね。

評価:37

LUNATICA / The Edge of Infinity

LUNATICA / The Edge of Infinity
Release : 2006
Label : Marquee

スイス産 シンフォニック・”Angel”・メタルバンド、LUNATICA の 3rd アルバム。


#1、前作同様 オーケストレーション + おっさんの語りインスト。 #2、サビ直前のフィルが美味しいが、全体的に平坦すぎる気がする。オケは見事なんだけどね。 #3、サイバートランス風味のアレンジ、ギターソロと転調後のサビは凄くいいね。 #4、ロシアの何だったか、に似てるな (意味不明) まぁ悪くないと思うよ。 #5、俺の嫌いな打ち込みトランス・ドラムが入ってる時点でもうダメ。唄メロつまんないし。 #6THALION / The Encounter に似てるな。てか、男 Vo いらんだろ。 #7、緊張感のあるオーケストレーション “だけ” がいいね。 #8、バラード。作りはいいと思うんだけど、いまいちメロディに説得力がないのよね~。 #9、何だこの単調すぎるドラムは・・・。 #10、大曲。長いわりにいいと思えるパートがない。 #11、#10 の Different Version 男 Vo ( Oliver Heartman ) が出てくるだけ。 #12、#6 の Piano Version 。


アルバム全体に見られるサイバートランス的なアレンジも、上手くオケと合っていていいとは思うが、如何せんメロディが弱すぎる。#3 だけがギリギリ聴ける程度。Andrea の声が持つ神通力も、つまらないメロディのせいか魅力皆無。恐らく、2nd が奇跡だったのだろう。

評価:37

NICKELBACK / Dark Horse

NICKELBACK / Dark Horse
Release : 2008
Label : Roadrunner

カナダ産 Monster HardRock Band、NICKELBACK の 6th アルバム。


#1:意外性のある展開がアレ。アメリカナイズされてきたかな・・・。 #2:ライブで盛り上がりそうな曲だね。DEEP PURPLE みたいなリズムのリフが面白い。 #3:終始キャッチーな曲。映画やドラマの主題歌になってもいいくらい。ここまでやってくれると嬉しいよ。 #4:名曲 “Someday” を彷彿させる曲。 #5:これまたキャッチーだね。メガホン・マイク風のエフェクトはアレ。 #6:キャッチーなサビメロが美味しい。 #7:哀愁ある歌メロが耳を引くバラード。 #8:地味。 #9:こういうストレートなタイトルは嫌いじゃない (笑) ライブで盛り上がりそうでいいね。 #10:煮え切らない唄メロがアレ。 #11:#10 に同じ。


NICKELBACK らしさは何も変わってない。地味さもね。まぁ予想通りと言えばそうなのだが、もう一つ何かが欲しいね。

評価:37

THALION / Another Sun

THALION / Another Sun
Release : 2004
Label : Victor

ブラジルのメロディック・プログレッシヴ・メタルバンドの 1st アルバム。 Andre MatosMichael Kiske がゲスト参加。


#1、今から STARWARS でも始まるのか、ってなインスト。 #2、サビ以外の唄メロがつまらないが、Alexandra Liambos の語尾を強調する唄い方が可愛いいから許す (甘) プログレッシヴなギターソロは、曲に合ってないような。 #3、BLACKMORE’S NIGHT みたいなイントロから、結局パワーメタルに移行する曲。 #4、モロにラジオ向けバラードのイントロがいいね。でだ、その後どうしてバス連打のミドルに変わるのか不思議だ。 #5、キャッチーなメタルなんだかプログレッシヴ・メタルなんだか判らんな。 #6DREAM THEATER / Metropolis Pt.1 を真似し過ぎなソロがどうしてもなぁ。 #7、煮え切らないメロディの曲。音のバランスをどうにかしろと言いたい。 #8、彼らは DREAM THEATER が大好きなようだな。でもちょっと、ヤリ過ぎじゃないか ? #9Michael Kiske とデュエットしちゃったワ、なバラード。年齢を増すごとに味が出てくる Kiske の歌声に万歳。 #10、#2 の Andre “まとやん” Matos とデュエットしちゃったわ、なボートラ。やっぱ、Andre の Vo いいわ。Alexandra たんには申し訳ないが、全然こっちのがいいです。


Michael KiskeAndre Matos がゲスト参加してるというだけで、ある程度の価値があるアルバム。当時18歳の “止まっていれば可愛い” Alexandra Liambos の若さあふれる Vo も悪くないんだけど、もう少し曲の方向性を絞った方がいいかも。

評価:37


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