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ANIMETAL USA / Animetal USA

ANIMETAL USA / Animetal USA
Release : 2011
Label : Sony

ANIMETAL USA の 1st アルバム。


裏打ち疾走 + 光速ピロピロの #1. 宇宙戦艦ヤマト,”カメハメウェーヴ” #4. 摩訶不思議アドベンチャー,原曲がそもそもメタルな #8. ペガサス・ファンタジー,まさかここまでメタル・アレンジが似合うとは思わなかった #11. 行け行け飛雄馬

本家 ANIMETAL 同様、ところどころに有名曲のリフやらを入れてくるのも面白い。てか、Marty Friedman がここまでパワーメタルなアレンジをするのは、お仕事だからか (笑)

そんな事より、日本主導とはいえこれ程のメンバーが集まってイロモノ・バンドだなんて、少し悲しいな。彼らが本気で “彼らの経歴から求められるであろう” オリジナル曲を作って、結果的にそれをアニメのタイアップにでもする方がよっぽどいい気がするよ…。

評価:30

DIVINEFIRE / Eye of the Storm

DIVINEFIRE / Eye of the Storm
Release : 2011
Label : Liljegren Records

短い解散期間を経て復活した DIVINEFIRE の 5th アルバム。


音楽性は解散前と殆ど何も変わらず。1st から徐々に曲の質が落ちて行ったが、復活後の当アルバムもその流れ準じた結果になった。恐らく、現 NARNIA のシンガーを加入させたのもそんな金太郎飴的なアルバムに色彩を加える為であろうが、全部 Christian Liljegren が唄えばいいじゃん、と思ってしまうのは何故だろうか…。

そんな新曲よりも再録の #9. The Worlds on Fire#10. Never Surrender のほうが遥かにいい曲だって事の方が大きな問題だろうな。

評価:30

HELLOWEEN / The Legacy World Tour

HELLOWEEN / The Legacy World Tour
Release : 2007
Label : Victor

過去の遺産にすがる事でしか存在出来ない・・・・・・のかどうかは知りませんが、そんな HELLOWEEN の Keeper of the Seven Keys – The Legacy を引っさげた World Tour のライブ音源集。


– DISC 1 –
#3:安定した Sascha に対して Weikath ときたら・・・。 #4:選曲はいい。 #7:高音パートを早口で誤魔化す Andi が虚しい。

– DISC 2 –
#1:裏声が悲しい、というか必死すぎて笑える。 #4:Andi のヘタレ具合が凄まじい。最後のハイトーンにはもはや失笑。 #6:この曲だけ日本公演の音源らしいです。 #7:頑張れ Andi ・・・。


確かに Michael Kiske 時代の曲には名曲が多いし、それがこのバンドの強みの一つでもあるんだろうけど、もう Kiske 時代の曲はやらない方がいいんじゃないでしょうか? 演奏はいいとしても Vo の人が唄えてません。まぁ今更この人にスタジオ並の歌唱は求めてませんけどね。音は結構分離してて High Live とかより全然聴きやすいけど、”2-#7 Halloween” だけはちょっとベースが目立ちすぎてドラムが聴こえづらいかな。The Legacy が好きな人とこのバンドの大曲が大好きな人は気に入るかもね。( あと、Andi のヘタレ歌唱に耐えられる人ね。 )

評価:30

PRETTY MAIDS / Stripped [Unplugged]

PRETTY MAIDS / Stripped [Unplugged]
Release : 1993
Label : Sony

PRETTY MAIDS の 5th アルバムにしてアンプラグド・アルバム。


アンプラグドといいつつもバッキングやらソロ・パートでエレクトリック・ギターは登場するので完全なアンプラグドじゃないらしい。中でも #5. Say The Word は歪んだギターが聴けるし、どうしてこのアルバムに収録する必要があったのか不思議で仕方ない。普通のアルバムのラストにでも配置すればもっと多くの人の耳に届いたろうに…。

しかしアレだ。どこまで Please Don’t Leave Me の恩恵を得れば気が済むんだか…。

評価:30

QUEEN / Flash Gordon

QUEEN / Flash Gordon
Release : 1980
Label : EMI

QUEEN の 9th アルバムにして SF 映画 Flash Gordon のサウンドトラック。


#1、「フラッシュ!アアーー!」で有名なアレ。 #5、F1 の BGM みたいな曲。 #14、レッド・スペシャルのギターオーケストレーション。 #18、1st を彷彿させるハードロック曲。後半は #1 の繰り返し。


映画のサントラなので Vo の入った曲は殆どなく、映画内のセリフや SE が中心。ただ、QUEEN が作ったってだけ。1980 年の SF 映画のサントラと言えば、ある程度音の予想はつくと思うけどまさにそんな感じのショボさ。QUEEN のアルバムとして聴くのはどうかと思うけど、ファンとしては抑えておきたい。#1 は TV でも頻繁にかかるしね。

と、まぁそういうことなんで 名曲の #1 だけが目的なら BEST 版で聴きましょう。

評価:30

SAXON / The Inner Sanctum

SAXON / The Inner Sanctum
Release : 2007
Label : SPV

NWOBHM の時代を生き抜き、ついに再来日が決定した HR/HM 界の大御所 SAXON の 17th アルバム。


#1、リフがカッコイイね。NWOBHM の時代を思わせる唄メロもなかなか。 #2、唄メロが微妙。タイトルは素晴らしいんだけどね・・・。 #3、#2 に同じく唄メロの弱さが気になるが、この思い切りのいいスピード感は堪らないね。 #4、バラード。唄メロが弱いなぁ・・・。 #5、古典的 HR なリフが素晴らしいね。 #6、リフはいいんだけどなぁ。 #7、ブルージーなソロパートはいいかも。 #8、唄メロが微妙。サビで盛り下がるって・・・。 #9、インスト。 #10、#9 から繋がる。退屈・・・。


その余りに王道過ぎて地味な曲に多少のつまらなさを覚えてしまうものの、( IRON MAIDEN , JUDAS PRIEST のように ) アルバムを作り続けること自体に意味のあるバンドだと思うので、これはこれでよし。個人的には LoudPark’07 でどこまで過去の名曲を演ってくれるかがキモなんだけどね。

評価:30

SAXON / Into the Labyrinth

SAXON / Into the Labyrinth
Release : 2009
Label : SPV

NWOBHM の生き証人 SAXON の 18th アルバム。


#1:壮大なイントロが印象的な曲。サビがキャッチーなのがいいね。 #2:ライブで聴きたい Rock ‘n’ Roll な曲。 #3:剛健なリフが美味しい疾走曲。 #4:40秒程の小曲。 #5:大仰なコーラスが特徴的な曲。ザクザクなリフが堪らないね。 #6:曲名そのまま。 #7:退屈。 #8:インスト。 #9:退屈。Biff Byford の声はこういうソフトな曲には合わないな。 #10:退屈。 #11:曲名を見たとき SCORPIONS のカバーかと思ったよ。違ってよかった (笑) まぁ五十歩百歩か? #12:ドライヴの時に聴きたい典型的 Rock 。 #13:ボトルネック・バージョン。


全体的には前作と同じような印象。IRON MAIDEN もこのくらいやってくれればいいんだが…。

評価:30

SLASH / Slash

SLASH / Slash
Release : 2010
Label : Dik Hyad

Slash ( Gt/VELVET REVOLVER,ex-GUNS N’ ROSES ) の豪華ゲスト・シンガーを大勢迎えて制作した 1st ソロ・アルバム。


どの曲も悪くはないんだが、殆ど耳に残らないという…。これじゃ元 GUNS N’ ROSES の肩書も虚しいだけだ。Metal Fan 的な視点で最も印象に残るのは M. Shadows (Vo/AVENGED SEVENFOLD) が唄う #11. Nothing to Say だが、それはブリッジミュートのザクザクしたリフが Metal っぽさを感じるってだけ。

確かにゲスト陣は凄いメンツだし、彼独特の(というよりレスポール特有の)トーンは素晴らしい。ただ、それだけじゃどうにもならんよね。ネームバリューにも限界があるよ。

評価:30

YNGWIE MALMSTEEN / Inspiration

YNGWIE MALMSTEEN / Inspiration
Release : 1996
Label : Ponycanyon

貴族、もとい Yngwie 伯爵様にインスピレーションを与えた曲のカバー集。


DEEP PURPLE , RAINBOW は当然ながら、Uli Jon Roth 信者の私としてはやはり #7 の “SCORPIONS / The Sails of Charon” だ。・・・余計なソロパート足しすぎ。確かに、ハーモニック・マイナーの先駆者とも言える Uli Jon Roth に影響を受けたのは判るが、これはファンとしては ??? だ。
Gates of Babylon” もアドリブが酷いし・・・。でもまぁ、原曲を知らない人達にとっては面白いカバー集だったのかな。
KANSAS , RUSH とか、プログレ・ロックの曲を取り上げてるのも彼らしいしね。
唯一、#10DEEP PURPLE / Child in Time” は モロに Yngwie だな、というアレンジで面白かった。
もう少し原曲に忠実なソロだったら少しは好感が持てたんだけどなぁ・・・。


このアルバムでツアーしちゃったのはアレだな。”他人のふんどしで相撲を取る” っていう・・・・・・。

評価:30


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