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CHICKENFOOT / Chickenfoot

CHICKENFOOT / Chickenfoot
Release : 2009
Label : Redline

Sammy Hagar, Joe Satriani, Michael Anthony, Chad Smith という信じられないメンバーによって結成されたロック・バンド CHICKENFOOT の 1st アルバム。


#1:Joe のギターノイズから始まるキャッチーなロック。 #2:リフ主体 (この手のジャンルじゃ当たり前か) の骨太なアメリカン・ロック。 #3:ライブで盛り上がりそうな曲。 #4:ソロ裏のリズムが面白い。 #5:#2 に同じ。 #6:#2 に同じ。 #7:#2 に同じ。 #8:大衆性の高いアップテンポの曲。運転中のBGMに良さそうだ。 #9:産業ロック的な雰囲気を持つバラード。 #10:Joe のソロが凄まじい。やり過ぎだろ。 #11:#10 に同じ。


いい歳のオジサン達が今の時代の若い軟弱なロックバンドに「Rock ってのはこうやるんだぜ」と言っているかのようなアルバム。野太く爆発力のある音がそう物語っている。ただ、どう考えてもジャムってるうちに出来たような構築感のない展開が “普段から HR/HM を聴いている俺の耳” には残らない。ほぼインプロであろう Joe の素晴らしいソロ、低音で地を固めながらも主張を忘れない M.Anthony と Chad など、いいと思える要素は多いのは確かだが…。唄メロは重要だってことだな。

評価:21

DARK TRANQUILLITY / We are the Void

DARK TRANQUILLITY / We are the Void
Release : 2010
Label : Century Media

スウェーデンの老舗デス・メタル・バンド DARK TRANQUILLITY の 9th アルバム。


(前作でもその兆候は感じられたが)ゴシック・メタルみたいになっちまった…。今さら 2nd の作風なんて期待してないけど、せめて Damage Done くらいは…。まさかここまでソフトになってしまうとは。

#7. Her Silent Language が一番気に入ったが、こういう曲はアルバムに1,2曲あればいいんだよね。The Treason Wall みたいな、キーボードに頼らずとも強力なリフやらメロディで曲を引っ張っていくような突進力のある曲が聴きたかった。そういう意味では #9. I Am The Void がソレに当たるかもしれないが、こんなもんじゃないはず…。

評価:21

LOUDNESS / The Law of Devil’s Land

LOUDNESS / The Law of Devil's Land
Release : 1983
Label : Columbia

日本が誇る HR/HM バンド LOUDNESS の 3rd アルバム。邦題は “魔界曲章” 。


#1、初期 QUEEN の影響が感じられる。 #2、蚊トンボの如くひ弱な Vo が悲しい。Gt は RAINBOW 万歳? #3、こんどは IRON MAIDEN か。 #4KISS みたい。 #5、このドラムパターンって昔からあるんだね・・・。 #6、”RAINBOW / Kill the King” 歌詞のダサさに失笑。 #7、インストパートは嫌いじゃない。むしろ Gt は凄いわ。 #8JUDAS PRIEST 風でしょうか? #9、疾走。”Eagle Fly Free” のソロ合戦のネタ元はまさかここか?


明らかに IRON MAIDEN , JUDAS PRIEST , RAINBOW の影響下にあって、そーゆーのを作りたいってのは判るんだけど・・・。
流石にこの Vo はちょっと (どころじゃないほど) 厳しいわ。Michael Vescera 加入後のアルバムは聴いてみたい気がするけどね・・・。あと、このアルバムを聴いた限りでは、どうしてアメリカ進出できたのか謎。てか、このアルバム出たとき、俺まだ生まれてないよ・・・。

評価:21

TIME REQUIEM / The Inner Circle of Reality

TIME REQUIEM / The Inner Circle of Reality
Release : 2004
Label : Marquee

鍵盤魔人こと、Richard Andersson 率いる TIME REQUIEM の 2nd アルバム。


#1、イントロから弾きまくりですね。しかもつまらない音で。判りやすいキャッチーな唄メロに意味不明に早いハープシコード。ストリングスだけでいいじゃんねぇ。 #2、スペースファンタジーですか? Apollo Papathanasio (Vo) は上手だね。 #3、ギターソロはいいのに、キーボソロがつまらないですよ。それと、唄メロが YNGWIE 。 #4、曲は凄くいいんだけど、左でキラキラしてるのが・・・(笑) てか、唄メロはまた伯爵からか。 #5、笑いそうになる程キャッチーなメロディ。キーボードが控えめなのがいいと思うよ。 #6、キーボードソロが蛇足。2:30から最後まで延々続く退屈なソロタイムが蛇足。蛇足って言葉、こういう時に使うんですね。 #7SONATA ARCTICA かと思ったら、そのまんまじゃないか。サビメロは ALLEGRO 、もしくは DARK MOOR か。 #8、音質はどうにかならなかったのか・・・。偉大なる J.S.Bach に失礼だな、これは。 #9ABBA のカバーだが、原曲ぶち壊しの最悪なアレンジ。


Richard Andersson は脱退する ( もしくは作曲だけして、曲中でキーボードを弾かない ) っていうアイディア、凄くいいと思わないかい?

評価:21

WINGDOM / Reality

WINGDOM / Reality
Release : 2005
Label : Victor

SONATA ARCTICAMikko Harkin 率いる WINGDOM のデビューアルバム。彼、Yngwie J. Malmsteen の Key を断ったんだってさ。


#1、アナログ的な音像から這い上がってくるようなイントロが印象的。 #2、#1同様、唄メロがつまんない。しかも、キーボードも大して印象的ではない。 #3、女性Voがいい感じ。それ以外はちょっとなぁ。 #4、少々プログレ風味の曲。つまらないにも程があるぞ、おい。 #5、早送りしたくなる。いや、コンポの停止ボタンを押してCDを入れ替えたいという衝動に駆られる。 #6、唄メロは少しくらい練ったのだろうか? #7Andi Deris の 2nd アルバムを聴いた時と同じ感覚だな。なんなんだこれは? #8、イントロでちょっと期待してしまった俺が間違っていた。 #9、ここまでメロディがつまらないと、もうなんてコメントしたらいいのか判らんよ。 #10、12分半の大曲。確かにキーボード奏者が好きそうなインストパートが多いな。 #11、インスト。無駄。リスナーを馬鹿にするなと言いたい。


この人、Yngwie のキーボ奏者になった方がよかったんじゃない? 曲がほんとにつまらない。

評価:21


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