- 1984.01.28 : YNGWIE J. MALMSTEEN’S RISING FORCE / Rising Force
- 1986.03.09 : YNGWIE J. MALMSTEEN / Trilogy
- 1988.03.28 : YNGWIE J. MALMSTEEN’S RISING FORCE / Odyssey
- 1990.05.08 : YNGWIE MALMSTEEN / Eclipse
- 1992.06.30 : YNGWIE MALMSTEEN / Fire & Ice
- 1994.02.18 : YNGWIE MALMSTEEN / The Seventh Sign
- 1995.06.21 : YNGWIE J. MALMSTEEN / Magnum Opus
- 1996.09.20 : YNGWIE MALMSTEEN / Inspiration
- 1997.09.03 : YNGWIE MALMSTEEN / Facing the Animal
- 1998.02.18 : YNGWIE JOHANN MALMSTEEN / Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra in E flat minor,Opus 1 – Millennium
- 1999.09.17 : YNGWIE J. MALMSTEEN’S RISING FORCE / Alchemy
- 2002.09.04 : YNGWIE J. MALMSTEEN’S RISING FORCE / Attack!!
- 2005.02.23 : YNGWIE MALMSTEEN’S RISING FORCE / Unleash the Fury
- 2008.10.14 : YNGWIE MALMSTEEN’S RISING FORCE / Perpetual Flame
- 2010.11.27 : YNGWIE MALMSTEEN / Relentless
Search for ‘YNGWIE MALMSTEEN’
YNGWIE J. MALMSTEEN’S RISING FORCE / Rising Force
Release : 1984
Label : Universal
ALCATRAZZ のギタリストから世界のギタリストへと昇格させた Yngwie J. Malmteen の記念すべきソロデビューアルバム。
#1、泣きのギターが作る名曲への導き。 #2、恐らくこれ以上のギターインスト曲は片手で数えられるほどしかないであろう究極の曲。ネオクラシカルという言葉を定義するに相応しい名曲。名演。 #3、 Jeff Scott Soto のVoを差し置いて弾きまくる Yngwie が圧巻/笑) #4、ドラマチックな展開と Jens Johansson のもの悲しいキーボードが際立つ。 #5、多少展開に青臭さは残るものの、緊張感のある素晴らしい8分間。 #6、Jens Johansson のキーボセンスが素晴らしい。唄メロが入ると急につまらなくなるとか・・・言っていいのかどうなのか/笑) #7、哀愁を感じられるスローパートがいいね。Jens Johansson のハープシコードも単調ながらいいと思う。キーボソロ後のギターは何回もリピートして聴きたくなるくらい素晴らしい。 #8、#1 のイントロを彷彿とさせる。何かの引用なのだが、思い出せないな。
衝撃的デビュー作ではある、今後彼が出していくアルバムと比べても、多くのフォロワーと比べても十二分に通用する名盤だといえる。
評価:76
YNGWIE J. MALMSTEEN / Trilogy
Release : 1986
Label : Universal
Voに Mark Boals を迎えて制作された 3rd アルバム。世界制覇をもくろんだアルバムらしい。当事者でないんでそのへんは良く判りませんが・・・。
#1、Voの声質が楽曲とマッチした素晴らしい曲だね。ただ、ソロが大して面白くないという・・・。なんとも彼らしくない。 #2、リフがかっこいいね。 Mark Boals もいい仕事してますわ。 #3、唄モノとして十分に通用する曲。泣きのギターソロも素晴らしいよ。 #4、悲しみのコード進行と言うべきか。鬱な時にもってこいの名曲。場合によっては大泣きしそうだな・・・。俺。 #5、後にいろいろなところで使いまわされる唄メロ。Vo を無視して引きまくるのに万歳/笑) #6、ネオクラシカルなロックというのが一番相応しいだろう。 Jens のキーボードが好き。サビが面白くないけど、Bメロがいい。 #7、単調すぎるドラムがアレ。唄メロは#6に似すぎ。ソロは相変わらず弾きまくってるんでいいんだけどね。 #8、明らかに唄メロで狙ってきてるなぁ、というのが判るのだが、いまいちメロディが弱い。 #9、本領発揮/笑。これぞクラシカル・エレクトリック・ギターの調べ。ただの早弾きとかいうヤツは帰ってください。
ギターアルバムから唄モノへと進化し、世界を狙ったアルバム。だが、唄メロの弱さが露呈されてしまったようにも思える。まぁ、次だから。次。
評価:67
YNGWIE J. MALMSTEEN’S RISING FORCE / Odyssey
Release : 1988
Label : Universal
Voを Joe Lynn Turner へとチェンジして再び世界制覇への狼煙を上げた 4th アルバム。”神罰”による大事故で半身麻痺を引き起こしたにもかかわらず、奇跡の大復活を遂げた。
#1、世紀の名曲。唄メロは・・・(笑)キーボードとの掛け合いが非常に楽しい曲でもある。 #2、前作では弱かった唄メロも Joe Lynn Turner が唄っているからなのか、凄く魅力的に聴こえるね。 #3、当時のアメリカを意識したポップロックチューン。 #4、Joe Lynn Turner の声質と合った曲だね。ギターソロも素晴らしいよ。 #5、弾きまくりのインスト。泣きの極意を判ってるよ。 #6、唄メロが煮え切らないぶんギターとキーボが頑張りを見せている。でも終わり方がなんともいえないなぁ。 #7、無駄な早弾きが多い気がする。まぁ面白いパートが沢山あるから飽きはしないんだけどね。 #8、#7 とは違ってギターソロが素晴らしい。古典的ロックなアレンジも美味い。 #9、キャッチーなイントロがいいですね。産業ロック的なアプローチも非常に上手くいっている気がする。 #10、サビのタイトルコールに凄く違和感が (笑) 悪くないんだけど、煮え切らないなぁ。 #11、なかなか聴きごたえのあるインスト。異常なほどにベンベン言ってるベースが凄いね。 #12、幻想的なスチールギターが印象的なインスト。
Rainbow が Joe Lynn Turner を入れて成功したのと全く同じ印象。#1 がいいね~。てか、HR/HM好きで #1 を聴いた事がない人はいるのだろうか?
評価:80
YNGWIE MALMSTEEN / Eclipse
Release : 1990
Label : Universal
前作の素晴らしいメンバーをオールスウェーディッシュに一新して作られた 5th アルバム。Voは Goran Edman 。
#1、非常に産業的な、ネオクラシカルというよりは普通のHRになってしまったように感じる。 #2、古典的ロックな印象が強い曲。 #3、ドラマチックなバラード。唄メロの哀愁がいいね。ギターソロがちょっと浮いているかなぁ・・・。 #4、彼らしいリフだね。ある意味 Rising Force に近い曲だけど、あれほどではないかな。 #5、落ち着いた曲調であるにもかかわらず、何故ソロを弾きまくっているのが疑問。 #6、Bon Jovi みたいになっちゃったよ。いい曲だけど、これ系で来たとなると少々拍子抜けするな。 #7、ポコポコっていうキーボがなんとも言えない。ソロはいい。 #8、Rainbow の影響が伺える。メロディは煮え切らない。不発か。 #9、煮え切らない。こういう曲ならインストでよかったんじゃないだろうか? #10、ネオクラシカルという領域から一歩這出た形なのだが、完成しているとは言えない。 #11、ギターインスト。ジャケ写真に相応しい悶絶したいいプレイを聴いた。 #12、ギターソロが長い。ロングバージョン。日本盤ボートラ。
メンバーの意思の疎通が上手くいったのか、非常にまとまりのあるアルバムになっていると思う。ただ、そのまとめ方が一方的すぎる。アメリカを意識しすぎていると言うか、過去の大先輩達の後追いにしか聴こえない。
評価:42
YNGWIE MALMSTEEN / Fire & Ice
Release : 1992
Label : Elektra
6th アルバムにして、恐らく日本で最も売れた作品。初登場オリコン1位になったらしい。
#1、インスト曲。 Rising Force のイントロのそれに近い印象。 #2、落ち着いたミドルテンポナンバー。厳格な雰囲気がある。大人になった感じ? #3、産業ロック風のメロディが爽やかに通り過ぎる名曲。 #4、ネオクラシカルな調べが復活。若干の迷いがあった前作と比べいい意味で吹っ切れている楽曲だと思う。 #5、これまたクラシカルなインストパートが素晴らしい。泣きのギターもいいね。 #6、いい疾走曲書くねぇ・・・。こういうのを待ってたんだよ(嬉泣) #7、アラビア風のメロディが織り成す怪しメロがいいね。Voを無視した泣きのギターが素晴らしい! #8、インスト。弾きまくり。相変わらずですね。 #9、唄メロが面白くないが、その分ギターメロが冴えてる。 #10、久々のかっこいいリフだ。ほんと、疾走曲はいいんだよな・・・。 #11、全体的にメロディが弱い。ギターの自己主張が強すぎるのもマイナス。まぁ仕方ないんだけどさ。 #12、彼らしさを感じられるミドルチューン。ちょい古典的かな。終わり方がなんともいないなぁ。 #13、アコースティックなインスト。 #14、何故にこうもミドルテンポの曲に魅力が少ないのか、と疑問に思ってしまう。 #15、Vo キツそうだなぁ(笑) 分厚いコーラスを使うと良くなる気がするが、どうだろうか。
前作と比べると、若干北欧っぽさが帰ってきた。Yngwie も素晴らしいテクニックを駆使しているタイトル曲の #9 や疾走曲の #6,10 、更にクラシカルな要素が満載の #3,4,5 は素晴らしいのだが、それ以外の曲が・・・つまり、ツメが甘い。曲数が多いだけにね。
評価:76
YNGWIE MALMSTEEN / The Seventh Sign
Release : 1994
Label : Ponycanyon
Vo を Michael Vescera に変えて挑んだ 7th アルバム。
#1、ホント疾走曲はいいよね~。Vo の声も安定していて非常に聴き易い。 #2、古典的ロックな曲。Vo のおかげか凄くかっこよく聴こえる。 #3、ミドルテンポでいい曲なのは久しぶりだな(苦笑) これは確実に Michael Vescera のおかげでしょうな。 #4、素晴らしい。Yngwie バラードここに極まる。と言っても過言ではない。 #5、ホント疾走曲はいいky(略) JUDAS PRIEST 型なのは否めないけどね。 #6、アルバムの前半を締めくくる素晴らしい曲。インストであるのが勿体無い。 #7、こういうのを求めてたんだよ。なんだよ、いいメタル曲書けるじゃないか・・・。 #8、#2 に近い。(と言っても方向性がね。) 座り込んで、落ち着いて聴けるいいろっくナンバーだね。 #9、これまた素晴らしいバラード。 J.S. Bach / Air のメロディを使っている。 #10、アジアンなイントロが面白い。唄メロにもアジアンな雰囲気を持たせてほしかったな。ってのは欲深いか? #11、これ系のリフは上手いですね。流石。ダークな雰囲気も超俺好みなんですけど。 #12、インスト。曲のつなぎにはいいね。でも、この曲順ではどうかと。 #13、ライブ音源。正統派的なハードロックだね。それにしてもベースがベンベンいいすぎ。笑えるくらいベンベン(笑)
全体的に METAL 色が強いアルバム。一般的メタラーにはこのアルバムから入る事をお勧めしたい。てか。文句なしの最高傑作。ただ、純粋なネオクラシカル路線が好きな人にはヘヴィすぎるかもしれない。あくまでもメタラー路線では。の話ですね。
評価:88
YNGWIE J. MALMSTEEN / Magnum Opus
Release : 1995
Label : Ponycanyon
Vo の変更がなかった・・・ 貴族、もとい Yngwie 伯爵様のリズムギターが左だけの 8th アルバム。
#1、「アンタはまたソレか!」なイントロがアレだが、十分名曲レベル。自慰的なソロは相変わらず・・・。 #2、Vo が Michael Vescera じゃなかったキツかったな。 #3、#2 に同じ。 #4、キャッチーな唄メロがいいね。最後のギターとユニゾンするのが好き。 #5、上昇下降ばっかりのソロはアレだが、なかなかいいバラード。 #6、ピロピロインスト。 #7、叙情的なソロが堪りません・・・。後半なんか特に凄いな。 #8、DEEP PURPLE 辺りを彷彿させる。 #9、東洋的なイントロが印象的。Gates of Babylon 風。 #10、数ある Yngwie のリフの中で一番好きなリフ。ソロも最高。サビメロの面白みに欠けるのが難点か・・・。 #11、インスト。 #12、オケ入りのクラシカルなインスト。
リズムギターが左しかないのはどうになりませんか? 両サイドのリズムギターでの #10 が聴きたい・・・。”最高傑作” を意味するタイトルを付けたわりには前作以上の出来には思えないんだけど。ま、 #10 だけで個人的は満足なんだけどさ。
評価:64
YNGWIE MALMSTEEN / Inspiration
Release : 1996
Label : Ponycanyon
貴族、もとい Yngwie 伯爵様にインスピレーションを与えた曲のカバー集。
DEEP PURPLE , RAINBOW は当然ながら、Uli Jon Roth 信者の私としてはやはり #7 の “SCORPIONS / The Sails of Charon” だ。・・・余計なソロパート足しすぎ。確かに、ハーモニック・マイナーの先駆者とも言える Uli Jon Roth に影響を受けたのは判るが、これはファンとしては ??? だ。
“Gates of Babylon” もアドリブが酷いし・・・。でもまぁ、原曲を知らない人達にとっては面白いカバー集だったのかな。
KANSAS , RUSH とか、プログレ・ロックの曲を取り上げてるのも彼らしいしね。
唯一、#10 “DEEP PURPLE / Child in Time” は モロに Yngwie だな、というアレンジで面白かった。
もう少し原曲に忠実なソロだったら少しは好感が持てたんだけどなぁ・・・。
このアルバムでツアーしちゃったのはアレだな。”他人のふんどしで相撲を取る” っていう・・・・・・。
評価:30
YNGWIE MALMSTEEN / Facing the Animal
Release : 1997
Label : Ponycanyon
3鬼神が一人 Cozy Powell が加入した、Yngwie 伯爵様の 9th アルバム。Vo は Mats Leven 。
#1、Cozy のハイハット、ライドが素晴らしい。Yngwie が霞むわ。 #2、ドラム以外面白くないなぁ。 #3、・・・つまらない。 #4、Cozy の金物捌きが最高。それ以外どうでも・・・。 #5、素晴らしい曲なのに、Yngwie にもっとアレンジセンスがあれば・・・。 #6、ギターソロは悪くないのに、唄メロがつまらな過ぎるんだよなぁ。 #7、キャッチーなメロディで悪くはないのだが、あと1歩って感じ。 #8、ソロ前のドラムが素晴らしすぎる。 #9、サビメロが浮いてるな。 #10、Yngwie らしい曲だが、何故こうもつまらないのか。 #11、#3 に同じ。 #12、#3 に同じ。 #13、インスト。 #14、スピードはあるが・・・。
Cozy Powell のドラムを聴くためのアルバム
・
・
・
・
だが、そんな鬼神 Cozy をしてもこのアルバムを良くは出来なかったようだ・・・。
評価:15
YNGWIE JOHANN MALMSTEEN / Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra in E flat minor,Opus 1 – Millennium
Release : 1998
Label : Ponycanyon
Yngwie Malmsteen がチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と作り上げたクラシック作品。
もうね、何が素晴らしいかって、チェコ・フィルと Yngwie の同調度だね。いつものように Yngwie が 「 俺の早弾きを聴け! 」って感じじゃなくて、オーケストラの一部としているって事だ。しかも演歌みたいな叙情メロすら飛び出すもんだからもうねぇ・・・。メタルとクラシックの両方が好きな私としては堪らんわけですわ。#10 なんて、コード進行からして最高。
クラシック版とロック版があるらしいけど、ロック版はギターのノイズがあるみたいなんで、クラシック版 ( このレビューのジャケ ) の方がいいっぽいね。( ロック版は黒い背景で Yngwie がストラト抱えてるジャケ。 )
十分素晴らしい作品であるのは判ってるんだけど、やはりもう少しオリジナリティが欲しい。100% Yngwie な交響曲とか、作ってくれないかなぁ・・・。協奏曲じゃなくてね。交響曲が聴きたいね。まぁでも、メタル・ギタリストでこのレベルのクラシック・アルバムを作ったってだけでも十二分に評価したいと思うよ。
評価:84
YNGWIE J. MALMSTEEN’S RISING FORCE / Alchemy
Release : 1999
Label : Ponycanyon
王者 Yngwie の 10th アルバム。 Vo は Mark Boals 。
#1、弾きすぎだろ・・・。 #2、Yngwie の曲にはやっぱり Mark Boals が合うね。 #3、弾きすぎ。 #4、「よし、1コーラス終わったか。ソロ!ソロ!」って感じ。 #5、Yngwie らしく疾走する曲。これまでの彼の疾走曲の集大成って感じでいいね。 #6、インスト。 #7、「お前はまたソレか・・・。」 #8、金太郎飴な疾走曲。 #9、#8 に同じ。 #10、面白くないな・・・。どうしたもんか。 #11、とにかく弾きまくりなインスト。 #12、アコギとキーボードによるインスト。 #13、ダークな曲調とリズムが面白い効果を出してるね。 #14、ボートラ。
いつもに増してピロピロ早弾きパートが多い。多少だが唄メロが充実しているので “Facing the Animal” よりは全然マシだなぁ、という印象ではある。が、Seventh Sign , Magnum Opus 程メロディアスではなく、「俺の早弾きを聴いて腰抜かせよな、ははは」みたいな感じだね。 Asylum 3部作はいいんだけどね・・・。折角 Mark Boals を使ったんだからもっといい唄メロお願いしますよ~、伯爵様。曲のコメントが少ないんで、全体を一言で言っておくと・・・。” ジャケのまんま ” (笑) 。鬼のように弾きまくる Yngwie ・・・。
評価:14
YNGWIE J. MALMSTEEN’S RISING FORCE / Attack!!
Release : 2002
Label : Ponycanyon
Vo に Dougie White , Key に Derek Sherinian を加えた 王者? Yngwie Malmsteen の 12th アルバム。
#1、ピロピロやりゃいいってもんじゃない。 #2、速いだけで全く面白みがないね。 #3、曲はつまらないわ、ソロはいつもと一緒だわ・・・。 #4、ソレ、何回使いまわせば気が済むんだ? #5、唄メロが 「つまらないにも程があるだろ」 っていうレベル。 #6、だから、何回使えば気が済むんですか? #7、苦痛だ。 #8、リフは良いが、それ以外厳しい。 #9、成長しないな、この人も。 #10、君は歌わなくていいんだよ・・・。 #11、哀愁のインスト。ピロピロ。 #12、つまらん。 #13、・・・ソロ、たまには違う事できないのか。 #14、イントロの雰囲気のままインストで終わればよかったのに。 #15、バッハの ( G 線上の ) アリアね。・・・これはいい曲だ。流石 Yngwie ( 皮肉 ) #16、ボートラ。
王者ご自慢の “全自動金太郎飴制作マシーン” もついに壊れたんでしょうか。これならまだ焼き直しとかのがマシだね。それと、王者はいつまで “トッカータとフーガ” を使い続けるんでしょうか? どうせなら毎回どこかでこのフレーズを・・・ってもうやってるか。てか、曲多すぎ。曲数減らして他の曲をもっと練りこむだけでも少しは変わるのでは?
評価:12
YNGWIE MALMSTEEN’S RISING FORCE / Unleash the Fury
Release : 2005
Label : Universal
究極のダイエットに成功したことで、少し見栄えが良くなった王者、Yngwie J. Malmsteen の 13th アルバム。
#1、手癖のオンパレードなリフが何とも悲しい。なぜコレを1曲目に持ってきた? #2、Doogie はそれなりに頑張ってはいると思うけど、自身の曲の焼き直しにしか聴こえない。 #3、ソロは手癖で歌メロは適当に・・・ですか? つまらん。 #4、”曲名” のわりにまったく面白みがない。ピンとくるパートすらない。 #5、本家がこれでは・・・。こういうリフしか書けないのかな? そろそろ卒業したら? #6、手癖と手垢だらけのソロが腹立たしい。 #7、なにこのクソつまらない唄メロは。ソロも速いだけ。うん、速いよ。だから何? って感じね。 #8、カバー。もうちょっと丁寧に弾けばいいのに。時間の無駄。 #9、煮え切らない、というかほかの曲と一緒で一切魅力を感じない。 #10、機械的に早弾きされてもねぇ。 #11、もう彼には素晴らしいギターメロを書く才能がなくなったのか? #12、イントロが面白いよ。曲調もダークで悪くないかも。 #13、自慰。そうとしか言えない。 #14、インストパート長すぎ。それでいて面白くない。なんてこったい。 #15、ここまでつまらないメロディを書けるのはある意味才能としか思えない。 #16、アルバム中最も聴きやすいキャッチーなメロディだな。ただ、キラーチューンにはならないなぁ。 #17、タイトル曲なのにね。 #18、最後にコレかい・・・。飽きないね、俺はもう飽きたよ。
音は悪いし、唄メロはつまらない、勿論ギターソロも超マンネリ化、という最強の3拍子が揃った布陣を近作も叩きつけてきましたよ。てか、18曲もあんのが苦痛でしかたないんですけど。質より量ですか?
評価:9
YNGWIE MALMSTEEN’S RISING FORCE / Perpetual Flame
Release : 2008
Label : Rising Force
究極のダイエットも虚しく順調にリバウンドを始めた Yngwie Malmsteen の 14th アルバム。Vo は Tim ‘Ripper’ Owens (ex-JUDAS PRIEST,ICED EARTH) に。
#1:従来通りの路線だが、そこに絶大なパワーを与える Ripper には敬服せざるを得ない。 #2:#1に同じ。 #3:ミッド・テンポの佳曲。まるで Dio かと思うほどにネチっこく大仰な歌唱を披露する Ripper は見事。 #4:キャッチーなメロディが印象的な曲。 #5:#1に同じ。 #6:ダークな曲調が印象深い曲。タイトルが意味深・・・でもないか。 #7:定番リフが美味しい曲。 #8:弾きまくりのインスト。 #9:#8 に同じ。 #10:唄わなくてもいいってば。 #11:いつも1曲は入ってる ( 気がする ) 中東洋系の曲。 #12:#8 に同じ。
手癖と決して良いとは言えない音質はいつも通り。Metal 再生屋の Roy Z でもこれを治す事は出来なかったか・・・。だが、ここ数枚のアルバムと比べたら十分いい出来だ。それも全て Tim ‘Ripper’ Owens のおかげだろう。まぁそれでもインスト以降はダレてくるんだけどさ。
さて、Ripper に仕事分のギャラはきちんと支払われるかな? (笑)
評価:82
YNGWIE MALMSTEEN / Relentless
Release : 2010
Label : Rising Force
王者、Yngwie Malmsteen の 15th アルバム。
唄モノ半分、インスト半分。さらにこのアルバムについて Tim ‘Ripper’ Owens は「何も知らない」と。そこから予想されるに、前作制作時の没テイクを使ったと考えるのが妥当。そして、ギター、ベースは勿論のこと、キーボードまで自分自身でこなし、Vo も取っている。(国内盤はどうだか知らないけど)CDも安っぽさ全開。裏ジャケが片面印刷だなんて久しぶりに見たよ。
そんな限りなく低予算で作られたであろうこのアルバムは予想を見事に裏切らない最低な音質と相変わらず手癖オンパレードなソロで埋め尽くされ、唄モノは前作に入らなかった没曲でインストは劣化コピー以下の焼き直し。
結構前から落ち目だったけど、もうダメだな。
評価:1