- 2005.06.22 : ROYAL HUNT / Paper Blood
- 2005.06.22 : ROYAL HUNT / 2006
- 2008.02.20 : ROYAL HUNT / Collision Course : Paradox II
- 2010.01.20 : ROYAL HUNT / X
- 2011.12.05 : ROYAL HUNT / Show Me How to Live
- 2013.12.03 : ROYAL HUNT / A Life to Die For
Search for ‘ROYAL HUNT’
ROYAL HUNT / Paper Blood
Release : 2005
Label : Marquee
Andre Andersen 率いる ROYAL HUNT の 8th アルバム。
#1、イントロがいいね。てか、相変わらずタイトル連呼か。 #2、どこかで聴いた事があるような唄メロだな。 #3、Andre Andersen が弾きまくるインスト。 #4、キャッチーなサビが美味しいね。クラシカルなソロを聴かせてくれる Marcus Jidell もいいね。 #5、地味。退屈。唄メロがつまらなすぎ。 #6、Andre Andersen が弾きまくるインスト。 #7、サビの哀愁漂うメロディがいいね。ジャズっぽいピアノソロもなかなか。 #8、Aメロ、Bメロはいいが、サビがつまらない。 #9、退屈だが哀愁のあるバラード。”Epilogue” っぽいアレンジはワザとかな? #10、面白みの皆無なインスト。 #11、”Paradox” 収録の同曲のアコースティック・バージョン。後半以外あんま変わってないな。
( 仕方ないことだが ) 全盛期と比べ物にならないほどパワーダウンしてしまった John West が・・・。そのせいなのかどうか知らないが、インスト多いね。新加入の Marcus Jidell さんはそれなりにいい仕事してると思いますです。
評価:35
ROYAL HUNT / 2006
Release : 2006
Label : Marquee
Andre Andersen 率いる ROYAL HUNT のロシア Saint Petersburg 公演を収録したライブ・アルバム & DVD 。
– CD –
今までの集大成にもとれる選曲が素晴らしいのは言うまでもないな。病み上がりとは言え、なかなかのパフォーマンスをしている John West は相変わらず流石の一言。新加入の Marcus Jidell (Gt) はちょいブルース気味ながらもネオクラシカルな雰囲気を巧く作っていると思う。ドラムが多少走ってるような気がするが、気のせいかな・・・。ま、音を聴く限りはなんら問題ないね。
– DVD –
ここからは映像の方。
ロシアの法律なのか、席がある会場だからなのか、オーディエンスが座ってる・・・ ( 立ち上がってる人もいるけどね ) 。座って手を上げてメロイックサインはある意味異様にも見える。それと、バンドの要 Andre Andersen がカーテンの裏に隠れてしまっている。これじゃ客は見えないんじゃないか・・・。ドラムも左隅でなんだかなぁ。そんなこんなで映像的な魅力は個人的に皆無だったわけで・・・。そんな俺の目は真ん中後ろでコーラス担当をしていた美人女性 Vo Maria MacTurk の腰クネクネ具合 ( 勿論コーラスも ) にすっかり魅了されていました (汗)
個人的には CD Version を推すが、映像狂の人や熱狂的ファンは DVD も買いかな。まぁ、会場の状態を除けば、凄くいいショウだったと思う。John West がラストの曲 2-#08. Epilogue の時に “この曲はみんな立って唄ってくれ” みたいな事を言ってるのがちょっと悲しかったり・・・。
評価:60
ROYAL HUNT / Collision Course : Paradox II
Release : 2008
Label : Marquee
John West の後任に Mark Boals ( ex-YNGWIE MALMSTEEN, RING OF FIRE ) を入れた ROYAL HUNT の 9th アルバムで Paradox の続編。
#1、安っぽいインスト。 #2、いつもの ROYAL HUNT 節。キャッチーな唄メロがまぁまぁ。 #3、メロディも展開も地味。しかも退屈。 #4、ツーバスドコドコするだけの退屈な曲。クワイアがシンセ…。そこまで金がないのか。 #5、Mark Boals はいつもは出さない魅力を存分に出してるね。曲はつまらないけど。 #6、Andre Andersen の (唄メロの) 作曲センスが枯渇したとしか思えん。 #7、DREAM THEATER 風の唄メロが気になる曲。 #8、クラシカル ( Beethoven ) なインストパートとキャッチーな唄メロが印象的な曲。 #9、疾走するギターソロだけいいね。 #10、退屈。
まず、Andre は新しい Key を購入すること。あまりに安っぽい音で本当に 08 年のアルバムの音なのか疑問に思えてくる。曲の微妙さについてはもはや仕方ない事か…。正直 Paradox はそこまで好きじゃない ( 2nd が一番好き ) し、続編だからと言って期待したわけじゃないけど、Mark Boals + Paradox の看板を背負った割には……なアルバム作っちゃったねって印象が強い。
評価:26
ROYAL HUNT / X
Release : 2010
Label : Marquee
デンマーク産メタル・バンド ROYAL HUNT の 10th アルバム。
超 QUEEN タイプの小曲 #1 から 70’s タイプのハードロック #2. End of the Line への絶妙な繋がりがまず素晴らしい。そして、北欧ハードポップな雰囲気をもつ #3. King for a Day,DEEP PURPLE 風味の強い #7. Back to Square One,Marcus Jidell の哀愁のギターソロが光るバラード #9. The Last Leaf,初期を彷彿させるリーダートラック #10. Falling Down,と前作の不甲斐なさをねじ伏せる上々の出来。アウトロへの上手く繋がってアルバムの統一感も感じられる。
アナログ・レコーディングした割には音質への不安もなく、最近良くあるプロツールズで作りました的なものよりもダイナミックさが感じられる。アルバム全体に散りばめられた幅広いシンセの音色も好印象。しかし何より美味しいのはヴィンテージ機材を駆使したであろうギターの音だ。機材の進歩に逆らっただけの事はある個性的なアルバムになったと思うよ。
評価:57
ROYAL HUNT / Show Me How to Live
Release : 2011
Label : Frontiers
D.C.Cooper が復帰した ROYAL HUNT の 11th アルバム。
正直なトコロ、D.C. Cooper 期よりも John West 期の方が遥かに好きなので、個人的には “D.C. が復帰!” とか聴いても何も感じなかった。むしろ、また再結成ネタ…なんてという思いでいた。しかし、フタを開けてみれば “これが ROYAL HUNT meets D.C. Cooper のケミストリーなのか!” と思わざるを得ない結果となった。
まんま Paradox のアノ感じの音、そしてそこに Frontiers のメロハー・クオリティに十分耐えうるキャッチーなメロディ…。D.C. 在籍時の過去のアルバムより気に入った。メロディの質だけならバンド史上最高クラスなんじゃないかな。#5. Half Past Loneliness なんて 2011年のベスト・チューン候補に挙がってるくらいだしね。
ただ、やはり俺の耳は John West の方がしっくりくるんだよなぁ。
評価:77
ROYAL HUNT / A Life to Die For
Release : 2013
Label : Frontiers
ROYAL HUNT の 12th アルバム。
壮大な9分半の大曲 #1. Hell Comes Down from Heaven,メロディックな唄メロと女性シンガーがいい味を出している #2. A Ballet’s Tale,キャッチーだが、既視感の強い #3. One Minute Left to Live,韓国ドラマ辺りを彷彿させる哀愁メロとクラシカルなギターソロが堪らない #5. Sign of Yesterday,エンディングの D.C. Cooper のオペラ風歌唱が素晴らしい #7. A Life to Die For 。
前作のほぼ延長上のサウンド。新鮮味は皆無。D.C. の声に合わせるとこうにしかならないのかもしれないけど…。個人的にはミックスで凄く損してるような気がする。まぁ、リーダーは Andre Andersen だし、キーボードの音がデカイのはい方ないか。
評価:66