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陰陽座 / 鳳翼麟瞳

陰陽座 / 鳳翼麟瞳
Release : 2003
Label : King

わが国日本の誇る妖怪ヘヴィメタルバンド 陰陽座 の 4th アルバム。


#1、ありがちな1曲目インスト。 #2、よくあるタイプのリフだな。相変わらずビヴラートをかけまくる 黒猫 の Vo がねぇ。メロウなギターソロはいいね。 #3、バス連打疾走を垣間見せる数少ない曲。しかもテンポが速いなぁ。個人的には中盤の遅くなる当たり(ギターソロ前)が一番好きだわ。 #4、おなじみ忍法帖シリーズ。無理にヘヴィにしすぎないでいる当たりにセンスを感じるね。 #5、10分超えの大曲なわけですが、実は少し退屈です。瞬火 の歌唱が大丈夫な人にとっては良い曲かもしれません。唄メロは全然悪くないしね。 #6、殺傷力さえありそうなサビメロなのにAメロが・・・。Aメロが・・・。なんでだよ。瞬火って確かに上手いんだけど、ただ上手いだけにしか聴こえないんだよね。 #7、歌詞が面白いだけで、相当地味な曲だな。 #8、ありきたりなリフに好感が持てるかどうか、そういうのは聴く人個人の問題ですが、俺はダメなのよね。 #9、黒猫タン作曲の隠れた名曲。サビ直前の流しピアノが良い。さらにマイナー調のピアノソロで悶絶。 #10、俺がこの曲を聴いている時のニヤニヤした顔は誰にも見せられません。最後の「すーわ今舞い上がれ」の「上が」の所はヤヴァイね。


#11、”舞い上がる” は我が人生のベストチューンでも上位に来る神曲。萌え死ぬとはまさにこの事。超黒猫 FAN な俺ですので、高得点つけたいのはやまやまなんですがね。微妙な曲もあったんで点はこのくらいかなぁ。

評価:73

陰陽座 / 夢幻泡影

陰陽座 / 夢幻泡影
Release : 2004
Label : King

陰陽座 の 5th アルバム。


#1、イントロ。 #2、瞬火と黒猫のツイン Vo が映えるサビメロが素敵な疾走曲。 #3、相変わらずキャッチーなサビメロが美味しい。 #4、そこら辺の J-POP と一緒にオリコンチャートに混ざってても違和感がないくらいだな。 #5、急ぎ足な表打ちが微笑ましい。 #6、これはもはや “演歌” 。 #7、#4 に同じ。 #8、忍法帖シリーズ。他の同シリーズと違って地味だね。台詞パートが B 級っぽい (笑) #9、黒猫作曲の 超・久石譲タイプの名曲。いやはや、もう素晴らしいとしか言いようがないね。 #10、恒例のはっちゃけ曲。前作の “舞い上がる” と比べると何かが足りないよなぁ。


陰陽座節は健在ながらも若干地味な印象を受ける。確かに良い曲も多いのだが・・・。

評価:41

陰陽座 / 臥龍點睛

陰陽座 / 臥龍點睛
Release : 2005
Label : King

古語和風コスプレバンド 陰陽座 の 6th アルバム。


#1、判りやすいメロディではあるが、黒猫 の出番が少ない・・・。 #2、POP直系のBメロ・サビも悪くはないが、どんどん商業的になっていくなぁ。 #3、Aメロが “DEEP PURPLE / Highway Star” モロパクリな点について。もう言う事はないわ。 #4、アニソン。冒頭の笛が大河ドラマで使われそうな感じで好き。Bメロが某曲に似てるらしい。 #5、なんでこんなにもPOPなのか。サビが最悪。いつもの古風さを感じるメロディはどうしたんだ。 #6、そんなに唄いたいんですか、瞬火 さん。リフもモロじゃないですか。コレ系飽きた。 #7、黒猫 の唄い方がやばい。でも曲がつまらん。サビメロとか、こんなもんか? #8、黒猫 作曲のメロスピ。典型的メロスピ進行なのが笑える。飛翔するサビメロが堪んねぇ。 #9、憂いを感じるメロディで義経の気持ちを描いている。メロディアスな唄メロがいいんだけどね。 #10、13分の大曲。瞬火のセリフパートで萎える。唄メロも判り易いが平淡。 #11、まさか陰陽座でこういう曲を聴く事になるとは。こういう情景描写は上手いんだけどね。 #12、定番と化したラストのはっちゃけ曲だが前作、前々作のと比べるとどうしても劣るか・・・。


前作も結構厳しかったが、今作はそれに増してポップ度が増している。しかも 瞬火 のパートが多い。まぁ一般人受けはいいんじゃない。メタル体質な俺には無理です。ベース兼ヴォーカルの人をdrf脱tgyふじこ退lp。全部黒猫が歌ってれば・・・と嘆くばかりの毎日。

評価:43

陰陽座 / 魔王戴天

陰陽座 / 魔王戴天
Release : 2007
Label : King

“もはや、最高傑作という言葉すら生ぬるい” らしい 陰陽座 の 7th アルバム。


#1、インスト。 #2、典型的なメロディック・メタル。飛翔感のある Bメロからよくあるメロディラインのサビなんてまさにソレ。 #3、いつもの 陰陽座 の3曲目。 #4、サビメロの入り、音運びが #2 と大して変わらないのがアレ。そろそろネタ切れ感が? #5、忍法帖シリーズ。瞬火がサビメロのすべてを唄ってるのがアレだが、ここはそれで正解かもね。 #6、モロ演歌なサビメロが最高。これこそ Metal meets 演歌だ。 #7SLAYER みたいなリフがいいね。 #8、スラッシュ・メタル。X を彷彿させるギターソロの上昇フレーズもいいね。 #9、( よくこんなの書けたな、と思うほどに。 ) 切な過ぎるメロディ・歌詞が心を打つ素晴らしいバラード。 #10、青春パンクみたいなノリの曲。てか、全部唄ってしまったね、ついに・・・・・・。


過酷なツアーのおかげか、両 Vo 成長が著しい。特に瞬火は聴くのが苦じゃなくなってきた程。ギターも過去のアルバムと比べて太く録れてるし、今までで一番 Metal してるアルバムなんじゃないかな。 “最高傑作という言葉すら生ぬるい” かどうかは別として、過去最高の出来なことは間違いないと思う。捨て曲ないしね。
てか、シングルの “顎門“, “揺籠の木” はアルバムに収録されないのが不思議なくらい素晴らしい曲なので熱心なファンは必ず Get しませう。

評価:87

陰陽座 / 魑魅魍魎

陰陽座 / 魑魅魍魎
Release : 2008
Label : King

妖怪ヘヴィ・メタル・バンド、陰陽座 の 8th アルバム。


#1:1曲目としてのインパクトは皆無。曲は、まぁいつもの彼ら。ギターソロで終わるのがアレ。 #2:中庸な唄メロが煮え切らない。 #3:曲名通りの “がしゃがしゃ感” が味わえる。 #4:古典的HR。短かい。 #5:シングルの曲だけあってキャッチー。 #6:ミドル・テンポの煮え切らない曲。サビはシンガロング出来そうなんだけどね・・・。 #7:勢いのあるサビはなかなかいいが・・・。 #8:退屈。 #9:スラッシュ・メタルっぽい曲。構築美のあるソロが美味しい。 #10:11分の大曲。退屈。最初と最後のパートは素晴らしいのに・・・。 #11:胸を打つ歌詞が素晴らしいバラード。黒猫はホントいい曲書くな。アレンジの殆どは瞬火だろうけど・・・。 #12:メタルっぽいポップス。歌詞が普通ならオリコン上位狙えそうな曲。


前作が “最高傑作という言葉すら生ぬるい” と自我自賛し、実際素晴らしいアルバムだった。それを考えると、このアルバムは “生ぬるい” と言うほかない。アルバムを重ねるごとに音は良くなっているけど、曲はそうはいかなかったんだろうな、きっと。決して悪くはないけど、何なのだろう、このぬるさは・・・。

評価:34

陰陽座 / 金剛九尾

陰陽座 / 金剛九尾
Release : 2009
Label : King

妖怪ヘヴィ・メタル・バンド、陰陽座 の九尾の狐をコンセプトに 2009/9/9 にリリースされた 9th アルバム。


#1:映画のエンディングのような爽快感のある曲。飛翔メロが美味しい。 #2:典型的な陰陽座ソング。 #3:ブリッジのハイハットのリズムが印象的。 #4:哀愁のギターメロが曲を引っ張る曲。 #5LOUDNESS を彷彿させるリフが印象深い疾走曲。サビを中盤まで溜めておくのはズルイよ (笑) #6Gary Moore かよ…。このギターソロは明らかに Blues サイドの Gary Moore だ。 #7:何かのゲームのテーマソング。キャッチーで一般受けが良さそうだ。 #8:何かのゲームのテーマソング その弐。いつもならシングルのB面に入ってそうな曲。 #9:九尾組曲その壱。和エロ・ソング (笑)。静かに激しいな (笑) 黒猫姉さんのしっとり濡れ濡れ歌唱が堪らん…。 #10:九尾組曲その弐。正体がバレたって感じがちゃんと出てる。 #11:九尾組曲その参。ラストバトル。スラッシュ・メタル気味。 #12:タイトル連呼型。Cry Out に聴こえるのは意図的なものか?


前作が “最高傑作の後の生ぬるいアルバム” だっただけに凄くよく聴こえる。曲もいつも通りの金太郎飴状態なのだが、九尾組曲の情景描写力は実に見事。前回の義経組曲のソレをはるかに上回るいい曲だ。てか、#7,8 は収録しなくてもよかったような気がするんだけど。それと、大して評価には影響しないことだが、黒猫姉さんの語尾の母音を無視したビブラートが気になる…。
しかし、アレだ。ジャケの黒猫姐さんが堪らん (笑)

評価:75

陰陽座 / 鬼子母神

陰陽座 / 鬼子母神
Release : 2011
Label : King

陰陽座 の 10th アルバムにして初のトータル・コンセプト・アルバム。原作は 瞬火 の書き下ろしたオリジナル戯曲的脚本「絶界の鬼子母神」。


コンセプトのテーマとも言える抒情的メロディのインスト #1. 啾啾,いかにもジャパメタ的なリフにポップセンスの光るサビメロが印象的な #2. 徨,スラッシュ・メタル風のフレーバーが色濃い #4.膾,演歌+民謡。これも陰陽座だからこそ出来るであろう #5. 鬼拵ノ唄,緊張感のあるリフと不穏なストリングスが印象深い #8. 鬼子母神,シャッフルである事が妙に強調された #9. 怨讐の果て,前後半で静と動の変化がある #10. 径,そして、テーマ・メロディから劇的に疾走する #12. 鬼哭

あえて原作は読んでないが、場面描写が上手いおかげで十分コンセプト・アルバムとして楽しめる。というか、コンセプト云々がなければ音的にはいつもの陰陽座だからね。そういう意味でも、コンセプト立案から作曲に至るまでを手掛け、ベース弾いて唄うならまだしも、ギターまで弾いてる 瞬火(b,Vo) は本当に素晴らしいよ。

ただ、そのコンセプトに縛られたゆえか、曲毎のメロディの質が普段に比べて低く、キメも弱い気がするんだよね。まぁ、そんな事は原作を読めば相殺されるかもしれないけど…。

魔王戴天 / #2. 魔王 以来のスネア裏打ち疾走曲 #12. 鬼哭 がなかったら -5 してたかも。

評価:82


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