HELLOWEEN / Chameleon

HELLOWEEN / Chameleon
Release : 1993
Label : Victor

前作 Pink Bubbles Go Ape にて開花した Michael Kiske の作曲能力が際立つ意欲作。5th アルバム。


#1、メロディアスな唄メロが光る名曲。Keeper1,2に隠れがちだが、十分Keeper以上。 #2、サビメロの浮遊感が良い!これぞ HELLOWEEN って感じ。ちょっと長いのが厳しいか・・・。 #3、つまんない。サビでのテンポチェンジとか、無駄に複雑にしてる気がする。 #4、ふざけた感じがドイツ人らしくていい。管楽器のアレンジがパーティー的で凄く気に入った。 #5、もう少し簡単なメロディを使えばよかったのかもしれない。メロディを引きずっている感じがする。 #6、Weikath 渾身のバラード。彼はこの先これ以上のバラードは書いていないと思う。 #7、オールドスクール的な、篭った感じのVoが蛇足。 #8、要所に散りばめられた変な効果音が面白い。 #9、無駄に長く、つまらない。同じ手法を何度も使うのもX。 #10、明るいパーティーメタルチューン。サビのタイトルコールを少し溜めるとこが好き。 #11、大曲。早送り必須? #12、Keeper Of The Seven Keys を思わせるアコギが印象的。てか、モロ演歌。これは演歌でしょ。


全体的なプロダクションとして、音が軽い。しかしそれは全作から少々の実権を握った Michael Kiske の陰謀だろう。曲も Rock 路線や Pops 路線が感じられる。バンドとしての統制も取れておらず、全員が個々に作曲した曲を録音しただけだというアルバムでもあるが、それが良かったのか、なかなか良い感じに仕上がっている。

評価:81


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