DAWN OF DESTINY / Praying to the World

DAWN OF DESTINY / Praying to the World
Release : 2012
Label : Phonotraxx

シンガーが Tanja Maul から Jeanette Scherff に変わった DAWN OF DESTINY の 4th アルバム。


グロウルと新シンガーの対比が楽しめるキャッチーな #1. My Life Lies In Ruins,メロディアスで彼ららしい #3. Miracles と、序盤のこの2曲(おまけで4曲目まで)はそれなりに聴けるんだけど、この後が続かず “同じようなメロディ” “同じような展開” のオンパレード。これといった耳に残るメロディがあるわけでもなく、華麗なソロがあるわけでもない。そんな状態にも関わらず、Jeanette (Vo) の裏でとにかくしつこくグロウルが聴こえたり男声コーラスが聴こえたりするのが邪魔でしかたない…。せめて前作のように Ian Parry (Vo/ELEGY) に歌わせ・・・・・・てもダメかもな。

可憐な声質の Tanja から “フツー声” の Jeanette に変わったってだけでもガックリ来てるのに、(どちらかと言えば、というか絶対的に邪魔な)男声クリーン Vo とグロウルの比率が増えちゃうというマイナス要素増大でさらにガックリ。枚数を重ねるたびにメロディの質が落ちているのも残念。

男声、女声、グロウルって組み合わせだと、AMARANTHE みたいなのを目指してたのかもな。

評価:34


Links of Uranus
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