VISION DIVINE / 9 Degrees West of the Moon
Release : 2009
Label : King
Michele Luppi を解雇し Fabio Lione (Vo/RHAPSODY OF FIRE) を再加入させた VISION DIVINE の 6th アルバム。
#1:地味な上に長いメロディック・メタル。 #2:KAMELOT を彷彿させるピアノ単音メロが印象的な曲。 #3:1st の頃の方向性を匂わせる曲。 #4:どうにもこうにも煮え切らない唄メロがアレ。 #5:Fabio 様お得意のデス声が冴えてる曲。 #6:シングル・カットできそうなキャッチーで聴きやすい曲。適度に浮遊感のある唄メロが良い。シンセソロからギターソロへの流れもいいね。 #7:Magnus Karlsson が書きそうなメロハーちっくな曲。 #8:どことなく DREAM THEATER 的な雰囲気が感じられる。 #9:晩年の Timo 期 STRATOVARIUS を彷彿させる中途半端さがアレ。 #10:JUDAS PRIEST の名曲カバー。Fabio のモノマネは見事。 #11:デモ・バージョン。
Fabio が戻ったことの功績は大きい (と思う)。Luppi じゃこの大仰さは出せないしね。ただ、あの透明感のあるハイトーンがあればなぁ、と感じる事も多い。特に #3 は Luppi の声で化ける気がする。まぁ、個人的には理解しがたい方向へ進んでしまった今の LABYRYNTH よりも何倍も魅力的なのは事実。Luppi の今後に期待。
評価:57