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WUTHERING HEIGHTS / The Shadow Cabinet

WUTHERING HEIGHTS / The Shadow Cabinet
Release : 2006
Label : Soundholic

デンマークおよびスウェーデンの多国籍メタルバンド WUTHERING HEIGHTS の 4th アルバム。


#1、ネオクラシカルな疾走に導かれた Nils Patrik Johansson の熱血 DIO 歌唱が冴え渡る佳曲。 #2、#1 と基本的に同じだが、こっちは展開美に優れてるね。後半の Vo + Gt のバトルが素晴らしい。 #3、ヲーヲーヲヲー! 文句なしの完成度。 #4、民謡調クサメロが堪りません。絶妙なテンポチェンジも美味しい。 #5、唐突な曲の変化が面白い。 #6、バイキング・メタル風味のメロディが美味しい佳曲。 #7、DIO 風熱血歌唱を抑えたクリーンな声が印象的な前半、そして DRAGONFORCE ばりに明るいメロディで突っ走る後半・・・。巧いねぇ。第9風の唄メロも面白い。 #8、民謡メロの MANOWAR 。それにネオクラなギターソロが入ってくるから、もう堪らん。イントロが AQUARIA 風味。 #9、台詞。 #10、プログレッシヴ・ネオクラシカル・スピード・メタル。凄い。唄メロのキャッチーさは勿論に加え、完璧に練りこまれた展開には、最早感服。 #11、ボートラ。笛~。


聴き始めた当初は唐突な曲調の変化に馴染めずにいたけど、数回通して聴いていたところ、その絶妙な展開美に感服。これでクラシカルなソロパートがもう少し多彩だったらなぁ・・・。

評価:84

WUTHERING HEIGHTS / Salt

WUTHERING HEIGHTS / Salt
Release : 2010
Label : Scarlet

多国籍メタルバンド WUTHERING HEIGHTS の 5th アルバム。


1分半の前奏曲 #1. Away からすでに壮絶な劇メロを展開させ、#2. The Desperate Poet に雪崩れ込んでもその勢いを保ったまま WH ワールドを展開し、#3. The Mad Sailor では陽気なヴァイキング・メロで惹きつける。#4. The Last Tribe に至っては、フォーク・パワー・メタルとも言えそうな曲調だ。プログレッシヴな BLACK SABBATH 風の #5. Tears,MSG / Into the Arena を彷彿させる民謡調メロディで曲を引っ張る #6.Weather the Storm,キャッチーなソロが耳を引く #7. The Field,トラッド・フォーク風の小曲 #8. Water of Life を超え、最後は16分の大曲 #9. Lost at Sea で幕を閉じる。

アルバム全体を支配するクサメロの数々には “突発的なガッツポーズ” を誘発させられるものの、取って付けたようなツギハギ的プログレッシヴ感の詰め込み過ぎでせっかくのクサメロ効果を薄めてしまっている気がする。
他のバンドとは違った独特のヴァイキング風味は絶妙で、そういった表現力は本当に見事なんだけどね。

評価:62


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