- 2006.05.10 : THE POODLES / Metal Will Stand Tall
- 2007.11.02 : THE POODLES / Sweet Trade
- 2009.05.26 : THE POODLES / Clash of the Elements
- 2011.04.15 : THE POODLES / Performocracy
- 2013.05.20 : THE POODLES / Tour De Force
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THE POODLES / Metal Will Stand Tall
Release : 2006
Label : Afm
スウェーデン産メタルバンド THE POODLES の 1st アルバム。
#1、哀愁のメロディが美味しい曲。サビがちと単調か・・・。 #2、凄まじくキャッチーなサビメロにノックアウト。”WIG WAM / In My Dream” に匹敵するなこりゃ。 #3、70’s ハードポップな風味の佳曲。いい曲書くね。 #4、モロ GUNS ‘N ROSES なバラード。 #5、キャッチー過ぎるほどのメロディが美味しすぎる。 #6、唄メロが単調でアレ。キャッチーにしたいのは判るんだけどね。 #7、いまいち面白みのないバラード。 #8、ダンスミュージックのハードロックアレンジみたいなリズム感がアレ。まぁ、面白いけどね。 #9、この人たちも間口が広いね。ちょっと ZENO っぽい。 #10、古典的 HR 。イマイチ。 #11、そうきたか・・・。ははは、ついつい笑顔になってしまうよ。哀愁を撒き散らすギターソロもいいねぇ。 #12、最後に静かなバラードを持ってくる姿勢に Hail! 判ってるね。
最近こういうバンド増えたね。LORDI とか WIG WAM とかさ。それ等が好きなら迷わず手にとって欲しいね。てか、Vo が Mats Leven に聴こえるんですけど。次のアルバムは #2 みたいな曲を量産してくれると嬉しい。
評価:78
THE POODLES / Sweet Trade
Release : 2007
Label : Lion Heart
“We are Poodles” って名前の面白い曲を是非とも作って欲しい THE POODLES の 2nd アルバム。
#1、80s を彷彿させる哀愁メロディが印象的な曲。1曲目としては普通か。 #2、キャッチーな唄メロが素敵な佳曲。シンプルなリズムが逆に曲のアクセントになってて良い。これが1曲目なら良かったのに。 #3、キラーチューン。前作の Metal Will Stand Tall ( セルフカバーだけど ) にも負けず劣らずの名曲。 #4、インパクトは薄いものの、強力なサビメロは流石の一言。 #5、煮え切らないな。 #6、トーキングモジュレーター…。哀愁のある BON JOVI って感じか。意表を突いたサビが素晴らしいね。 #7、バラード。これも BON JOVI っぽいな。Vo が似てるからか…。 #8、煮え切らなさは #5 同様。大仰なサビはまぁまぁか。 #9、ウェット感のあるサビメロが秀才。哀愁のギターソロも素晴らしい。 #10、北欧らしい透明感のあるメロディがいいね。 #11、これまたサビメロがいい! #12、ラジオ向けバラード。大衆向けだね。アルバムの最後に相応しいいい曲だ。
前作も良かったが、今作はそれを超える素晴らしいアルバムを作ってきた!という印象。どの曲も高品質で、前作の Metal Will Stand Tall のような一撃必殺のキラーチューンはないが、それは同レベルの曲が多いせいだろう。これだけいい曲を作ってるのに日本であまり認知されてないってのが悲しいが、是非とも頑張って欲しいな。頼むからメジャーキーの明るい曲なんて書かないでくれよ (笑)
評価:85
THE POODLES / Clash of the Elements
Release : 2009
Label : Lion Heart
母国スウェーデンでは大ヒット中の哀愁メタル・バンド THE POODLES の 3rd アルバム。
#1:ドラマチックで壮大な曲。哀愁メロが堪らん。 #2:キャッチーで哀愁タップリな名曲。相変わらずドラムが単調だが、なくてはならない要素になってきたね。 #3:リズミカルなメロディが面白い佳曲。 #4:母国でも大ヒットらしい素晴らしいバラード。 #5:Jonas Reingold (B/MIDNIGHT SUN) との共作曲。Jonas のおかげかメタリックさが強い。 #6:哀愁の唄メロが堪らない佳曲。その弐。 #7:ヘヴィでモダンながらも、極上の哀愁メロが来るあたりは流石だとしか言えないね。 #8:GUNS N’ ROSES 風のロックに彼らの十八番である哀愁メロを散りばめた佳曲。 #9:哀愁メロが堪ら (以下略)。シンフォニックな味付けもいいね。 #10:感動的なダーク・バラード。 #11:産業ロック的な曲。哀愁が (以下略)。 #12:他よりも弱いがやはり哀愁 (以下略)。 #13:哀愁メロまっしぐら。 #14:ドラマチックな哀愁ソング。映画のエンディングでこれが流れてきたら間違いなく号泣だな。
ザ☆哀愁。2009年最高の哀愁メタルだ。ただ、過去のアルバムと比べてハードな曲が減ってきているので “メロディアス・ロック” と言った方が正しいかもしれない。まぁ何にせよ、全ての曲で哀愁全開だ。素晴らしいなんてもんじゃないな。日本盤が出ないのが理解できないね。先行発売でもいいくらいだ。ともかく、日本盤リリース⇒来日公演 (単独) って流れを一刻も早く! てか、母国のボートラで出てる Raise the Banner (これがまた超名曲) が収録されていないのが信じられない。
評価:92
THE POODLES / Performocracy
Release : 2011
Label : Frontiers
スウェーデン産グラム・メタル・バンド、THE POODLES の 4th アルバム。
ダークなアルバムで、今までのような爽快感のある哀愁メロハーを期待すると肩すかしをくらう。初めて聴いた時「ついにコケたか…」と思ったくらいだ。「マシなのは #5. Cuts Like A Knife だけかよ」と。
しかし、何度か聴いてみると、ダークな曲調ながらもメロディの哀愁はたっぷりだし、どれもキャッチーで捨て曲がない。ギターの音もソリッド感が増して前任者並みにピロピロ…って Gt の Henrik Bergqvist 、元 FORTUNE だったのか。どおりで。
ところで、来日はまだ?
評価:87
THE POODLES / Tour De Force
Release : 2013
Label : Frontiers
THE POODLES の 5th アルバム。
アップテンポでキャッチーにドライヴする #1. Misery Loves Company,ウェット感のあるメロディとヴィンテージなリフが印象深いアリーナ・ロック・ナンバー #2. Shut Up!,重く跳ねるリズムがいい味を出す #4. Viva Democracy,程よい哀愁が胸を突くバラード #6. Leaving the Past to Pass,哀愁メロを爽やかにドライヴさせる、いかにも彼ららしい (3rd の 7 Days & 7 Nights は無関係?) #7. 40 Days & 40 Nights,80s な風を封じ込めた #8. Kings & Fools,北欧らしいアレンジが耳を引く #11. Now is the Time,2013年アイスホッケー世界選手権大会のスウェーデンチーム・オフィシャル・テーマ曲らしい #13. En For Alla For En 。
北欧哀愁メロハーから少しダークになっているのは前作同様だが、メロディのキャッチーさは勿論、持ち前のアリーナ・ロック的な要素が復活している。捨て良くらしい曲も見当たらず、絶妙な曲順も相対して実に見事なアルバムだとしか言いようがない。ただ、やはり爽やかな哀愁メロハー路線の曲がもう1曲は欲しいところ。
評価:82