- 1986.10.10 : SLAYER / Raign In Blood
- 2006.08.08 : SLAYER / Christ Illusion
- 2009.11.03 : SLAYER / World Painted Blood
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SLAYER / Raign In Blood
Release : 1986
Label : Universal
スラッシュ四天王の一角 SLAYER の 3rd アルバム。
#1、激しいバッキングに狂気の叫び。まさに突き刺すという表現が正しいギターは当時のメタル界の一世を風靡した伝説とも言えるだろう。後半の、息を吸う暇も与えてくれぬギターソロはスラッシュ・メタル至上最強の名を欲しいがままにしていると言える。 #2、あっという間に終わる。 #3、狂気の塊にでもなってしまったのか・・・この1分45秒に詰め込まれたサウンドはもはや時間という領域を超えた楽曲と言うしかない。 #4、アームを使っているのだろうが、異様に震えるヴィブラートが心地良いね。 #5、終わったと思うと始まるギター。凄まじい。 #8、バッキングの刻みが堪らない。 #10、このアルバムの中で 4分以上ある曲はこれと #1 だけ。よって、その攻撃的、暴力的サウンドが特に詰め込まれているのだ。スラッシュメタルの中でも最高峰に君臨する名曲だと言える。
計 30 分という短い内容だが、そこに詰め込まれた楽曲は大地が裂けるが如くの破壊性を持っている。通して聴いてもその短さは感じない。
評価:73
SLAYER / Christ Illusion
Release : 2006
Label : Warner
スラッシュ・メタルの帝王 SLAYER 5年ぶりの 9th アルバム。
#1、勢いはあるが、どうもフックがないようで。 #2、面白いメロディのギターソロはいいが、それイ以外のパートが平淡。 #3、つまらない。フック無さ過ぎ。 #4、ドラムをどうにかしてください。 #5、お茶目なイントロがいいね (笑) ギターソロは、ちょいやり過ぎじゃなかろうか。 #6、リフが単調すぎ。 #7、退屈。 #8、ソロがいいな。 #9、リフ、ソロが意外とキャッチーなんで結構好きかも。666。 #10、当アルバムのリーダートラック。ブラストに合わせたリフが美味しすぎ。ソロ前のリフも素晴らしいね。
Dave Lombardo (Dr) の復帰のおかげか、インパクトのあるオカズが盛りだくさん。各楽器の音が非常にクリアに聴こえる音質も GOOD。けど、前述した #10 以外の曲が極めて厳しい。スピード感がある作品だけに惜しい。まぁ、SLAYER 節ではあるんだけどね。名盤 “REIGN IN BLOOD” と比べたらイカンかな・・・。
評価:23