- 2007.11.26 : SEBASTIAN BACH / Angel Down
- 2011.09.26 : SEBASTIAN BACH / Kicking & Screaming
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SEBASTIAN BACH / Angel Down
Release : 2007
Label : Caroline Music
Sebastian Bach ( ex- SKID ROW ) の ソロ 1st アルバム。盟友 W. Axl Rose がゲスト参加。
#1、とにかくヘヴィ。メロディを無視してヘヴィにしたかのよう。 #2、キャッチーなリフが印象的な佳曲。やるな、Roy Z 。 #3、AEROSMITH のカバー。Axl の凄みは勿論、Bach も負けてないのが素晴らしいね。 #4、これまた Axl との掛け合いが素晴らしい。唄メロの印象は薄いけど…。 #5、#4 に同じ。Axl が唄ってなかったら…。 #6、まさに American Metalheads のアンセムになるような曲。 #7、GUNS N’ ROSES をより Metal っぽくした感じの曲。こういうのも悪くない。 #8、曲そのものは悪くないが、唄メロが少しばかり煮え切らないかな。 #9、バラード。もうちょっとシットリしてる方が好みだが、これはこれでいい。 #10、シンプルなロック。ギターソロ時のザクザクが堪んないわ。 #11、退屈。このあたりで Bach の絶叫系シャウトに飽きてくるのかも。 #12、唄メロが煮え切らない。リズム組は凄い頑張ってるんだけどね。 #13、#11 に同じ。 #14、Desmond Child との共作バラード。上手く ( 力ずくで ) 閉めたな、という印象。
印象に残りそうな曲はそう多くないものの、” さっさと Chinese Democracy 出してほしいんですけど ” W. Axl Rose のゲストは大きく、二人の歌バトルを聴いているだけでも楽しめる。#2 みたいな曲がもっとあれば個人的には良かったんだけどね。
評価:63
SEBASTIAN BACH / Kicking & Screaming
Release : 2011
Label : Frontiers
Sebastian Bach の 2nd アルバム。
全く声が衰えていないのは流石だが、いかんせん曲がつまらない。前作同様、ヘヴィな曲からメロディックな曲まで並んだアルバム構成だが、小奇麗にまとまり過ぎてて全然耳に残らない。
バズがその能力に惚れ込み、全曲の作曲に関わった若きマルチ・プレイヤー Nick Sterling 君だが、恐らくは彼がセオリー通りの秀才タイプなのだろう。決して出来は悪くないのに、なぜか熱くなれる曲がないのだからそう思うのも仕方ない。
「まだ前作の方がマシだったかなぁ」なんて思ったけど、その前作は Roy Z がプロデュースして曲は “Metal” Mike Chlasciak と共作。しかも1曲で Desmond Child という、なんとも豪華で堅実な布陣。
・・・ Nick 君も決してダメなわけじゃないけど、バズと組むにはお行儀が良過ぎるのかもしれないな。
評価:46