- 2007.06.11 : IRON SAVIOR / Megatropolis
- 2011.11.21 : IRON SAVIOR / The Landing
- 2014.02.28 : IRON SAVIOR / Rise of the Hero
Search for ‘IRON SAVIOR’
IRON SAVIOR / Megatropolis
Release : 2007
Label : Dockyard 1
キャリアはあるのに地味な IRON SAVIOR の 6th アルバム。
#1、相変わらずの初期ジャーマン・メタル。 #2、リフとソロ以外微妙過ぎ。 #3、面白いメロディは皆無だが、印象に残るヘヴィーなサビはいいと思う。 #4、不変的なメタル。面白みはない。 #5、唄メロが退屈。 #6、70’s HR を IRON SAVIOR 風に演奏したらこうなる、みたいな曲。 #7、#4 に同じ。 #8、せっかくの疾走もつまらない唄メロでアレ。 #9、HEAVENLY のあの曲と唄メロがそっくりなのはアレ?
何が足りないって、それは少しでも印象に残る唄メロだよ。サイバーな音質もそろそろ拘りを捨ててもいいかと…。もはや “Titans of Our Time” の時のような勢いはないのか…。
評価:9
IRON SAVIOR / The Landing
Release : 2011
Label : Afm
Piet Sielck (Vo,Gt) 率いる IRON SAVIOR の 7th アルバム。
#3. Starlight,#6. Moment in Time,#9. Faster Than All という疾走曲を筆頭に、3連の #4. March of Doom、「今更こんな曲名はないだろ」な #5. Heavy Metal Never Dies、哀愁のバワーバラード #10. Before the Pain、そして彼らの信念を唄い上げたであろう #11. No Guts, No Glory 。
サイバーな音質はそのままによりメロディックになった(というよりもメロディが戻ってきた?)印象。前作のレビューではサイバーな音質に疑問符を投げかけたが、今作では中身が伴った事によって強力なアイデンティティーとして復活している。
ビジネス的な問題や (SAVAGE CIRCUS も?) でリリースの間隔が空いてしまったようだが、この手の無骨なジャーマン・メタル・バンドの一角としてまだまだ頑張ってもらいたいところだ。
評価:75
IRON SAVIOR / Rise of the Hero
Release : 2014
Label : Afm
Piet Sielck (Vo,Gt) 率いる IRON SAVIOR の 8th アルバム。
シンガロング必至のキャッチーなメロディが素晴らしい #2. Last Hero,#3. Revenge of the Bridge,ヒロイックに疾走するリーダートラック #4. From Far Beyond Time,オーソドックスなリフとライブ映えしそうなコーラスが楽しい #5. Burning Heart,HELLOWEEN / Ride the Sky みたいなリフと僅かな起伏のみでひたすら疾走する #6. Thunder from the Mountains,スウェーデンのバンド、MANDO DIAO のカバー #9. Dance With Somebody,クサすぎるギターメロが堪らない #10. Firestorm,FREEDOM CALL みたいなコーラスのアレンジが新鮮な #12. Fistraiser 。
小細工なしにパワフルに攻めてくる不器用な German Metal 。いつもに増して今作は曲がいいね。
どう見ても超低予算な PV [Burning Heart] がバンドの今の状況を映し出しているような気がするのは悲しいが、この手のジャーマン・メタル・バンドが殆どいなくなってきているだけに、少しでも長く活動してほしいと願うばかりだ。
評価:77