- 2005.10.26 : H.I.M. / Dark Light
- 2010.02.09 : H.I.M. / Screamworks: Love in Theory and Practice
- 2013.05.01 : H.I.M. / Tears on Tape
Search for ‘H.I.M.’
H.I.M. / Dark Light
Release : 2005
Label : Warner
フィンランドの中堅メタルバンド HIM の 5th アルバムにして日本デビュー盤。
#1、ピコピコシンセが妙に印象に残ってしまいそうな、ハードポップチューン。 #2、Aメロのキーボードアレンジが素晴らしく、さらにサビメロ~リフの流れも絶妙。 #3、日本人受けしそうな唄メロとリフが素晴らしい。思わず顔がにやけるわ、これ。 #4、Aメロのピアノを引きずってるよな・・・と思ったけど、そのアレンジが曲に最高にマッチする。 #5、暗闇の内から湧き出てくる優しさがそのまま表現されたかのよう。まさに Dark Light 。素晴らしい。最高。 #6、サビメロがカッコイイ。これでギターが単調すぎな点を除けば #3 に匹敵する曲になったと思うよ。 #7、感情を込めまくりなVoがいいねぇ。ただ、他の曲と比べるとちょっと見劣りするなぁ。 #8、#7に同じ。コード進行は凄くいいと思うけど、唄メロが少々弱いかな。 #9、#1同様に素晴らしい低音Voを披露する Ville Valo がいいね。サビで優しく唄うところも凄くいいよ。 #10、寂しさを感じるイントロのピアノが強力。Mige Amour (Ba) もいい仕事してるなぁ。 #11、典型的なハードロックナンバー。こういうのも出来るんだね。
同じ北欧で同じ音楽性にあると思われるのが THE RASMUS なわけだが、2005年のコレ系メタルを代表する素晴らしいアルバムだと思う。曲単位では圧倒的に THE RASMUS だけど、総合的には100%こっち。
評価:79
H.I.M. / Tears on Tape
Release : 2013
Label : Universal
フィンランド産ラヴメタル・バンド H.I.M. の 8th アルバム。
哀愁漂う唄メロとヘヴィなリフが交差する彼ららしい #2. All Lips Go Blue,エモーショナルな Vo が素敵な #3. Love Without Tears,憂いのあるメロディのバラード #5. Tears on Tape,シンプルなリフとカラフルなアレンジ、色気のある低音 Vo が美味しい #6. Into the Night,ドゥーミーなリフと低音過ぎる Vo が印象的(というか衝撃的)な #12. W.L.S.T.D 。
前作の哀愁キャッチー路線から一変、バンドのダークな部分を強調したかのようなアルバムに。PV になった #6. Into the Night がリーダー・トラックになるんだろうけど、それでも唄メロが弱い、というより、いったい何があったのかってくらいに暗い。Ville Valo (Vo) の声量が弱いのも気になるところ。
評価:47