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H.I.M. / Dark Light

H.I.M. / Dark Light
Release : 2005
Label : Warner

フィンランドの中堅メタルバンド HIM の 5th アルバムにして日本デビュー盤。


#1、ピコピコシンセが妙に印象に残ってしまいそうな、ハードポップチューン。 #2、Aメロのキーボードアレンジが素晴らしく、さらにサビメロ~リフの流れも絶妙。 #3、日本人受けしそうな唄メロとリフが素晴らしい。思わず顔がにやけるわ、これ。 #4、Aメロのピアノを引きずってるよな・・・と思ったけど、そのアレンジが曲に最高にマッチする。 #5、暗闇の内から湧き出てくる優しさがそのまま表現されたかのよう。まさに Dark Light 。素晴らしい。最高。 #6、サビメロがカッコイイ。これでギターが単調すぎな点を除けば #3 に匹敵する曲になったと思うよ。 #7、感情を込めまくりなVoがいいねぇ。ただ、他の曲と比べるとちょっと見劣りするなぁ。 #8、#7に同じ。コード進行は凄くいいと思うけど、唄メロが少々弱いかな。 #9、#1同様に素晴らしい低音Voを披露する Ville Valo がいいね。サビで優しく唄うところも凄くいいよ。 #10、寂しさを感じるイントロのピアノが強力。Mige Amour (Ba) もいい仕事してるなぁ。 #11、典型的なハードロックナンバー。こういうのも出来るんだね。


同じ北欧で同じ音楽性にあると思われるのが THE RASMUS なわけだが、2005年のコレ系メタルを代表する素晴らしいアルバムだと思う。曲単位では圧倒的に THE RASMUS だけど、総合的には100%こっち。

評価:79

H.I.M. / Screamworks: Love in Theory and Practice

H.I.M. / Screamworks: Love in Theory and Practice
Release : 2010
Label : Warner

フィンランドのラヴメタル・バンド H.I.M. の 7th アルバム。


前作のダークな曲調からは想像できない超メロディアスで哀愁の散りばめられたハードロック・アルバムだ。全曲キャッチーで多彩なためか聴いていて飽きがこないのは素晴らしいの一言だね。特に序盤の曲はどれもキラーチューンだと言える。要所で北欧バンドらしい透明感のある音色を選ぶセンスも見事。

前作がアレだったのでどうなるかと思ったが、ここまでいいアルバムとはね。

評価:74

H.I.M. / Tears on Tape

H.I.M. / Tears on Tape
Release : 2013
Label : Universal

フィンランド産ラヴメタル・バンド H.I.M. の 8th アルバム。


哀愁漂う唄メロとヘヴィなリフが交差する彼ららしい #2. All Lips Go Blue,エモーショナルな Vo が素敵な #3. Love Without Tears,憂いのあるメロディのバラード #5. Tears on Tape,シンプルなリフとカラフルなアレンジ、色気のある低音 Vo が美味しい #6. Into the Night,ドゥーミーなリフと低音過ぎる Vo が印象的(というか衝撃的)な #12. W.L.S.T.D

前作の哀愁キャッチー路線から一変、バンドのダークな部分を強調したかのようなアルバムに。PV になった #6. Into the Night がリーダー・トラックになるんだろうけど、それでも唄メロが弱い、というより、いったい何があったのかってくらいに暗い。Ville Valo (Vo) の声量が弱いのも気になるところ。

評価:47


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