聖飢魔II / 悪魔 Nativity “Song of the Sword”

聖飢魔II / 悪魔 Nativity - Song of the Sword
Release : 2009
Label : Avex

地球征服10周年の 聖飢魔II が海外凱旋のために英語詞でリ・レコーディングした大教典。日本盤 (通常盤) 。


#1:インスト。 #2:名疾走曲。デーモン閣下Rob Halford みたいな唄い方に。ギターソロはエース長官の方が良かったかな。 #3:英語詞になったことによって原曲のチープさが改善されて骨太のハードロックに進化。 #4:ネオ=クラシカルな疾走曲。英語詞もアルバム中一番馴染んでる。 #5:最後の大教典に収録された名曲。てか、これリ・レコ何回目? #6:メジャーキーの POP なハードロック。 #7:古典的ロック。またもや閣下が Rob 風に…。 #8:この大教典のために書かれた新曲。アメリカンな風味のあるロック。HIDE (X JAPAN) のソロの曲っぽい感じがある。 #9:クランチ気味のリズムギターが心地よい曲。 #10:三味線のバッキングが用いられた和な曲。 #11:#8 と同様にアメリカン・ロックの雰囲気が強い。 #12:後期聖飢魔IIを代表する疾走曲の一つ。スウェーデン組のコーラスも見事。 #13:悪魔組曲 作品第666番 変二短調 No.1 。インスト。 #14:悪魔組曲 No.2 。JUDAS PRIEST 風の正統派リフが美味しい。 #15:悪魔組曲 No.3 。閣下の唄いとエキセントリックなギターが面白い。 #16:悪魔組曲 No.4 。ネオ=クラシカルなギターインスト。 #17:悪魔組曲 No.5 。Rob ってる閣下の歌唱が素晴らしい。 #18:ポップな曲。E-Bow を使ったソロが面白い。キングギドラ?の声も聴ける (笑)


初期の楽曲が多く、所謂パワーメタルなアルバムだ。日本語だとかバンドのコンセプトが…とかで今まで敬遠していたメタル・ファンに聴いてほしいアルバムでもある。英語詞になることによってそのチープなイメージが払拭されているのも素晴らしい。個人的には一番好きな曲 “地獄の皇太子” のソロのアレンジは悲しいものがあるが、小さい頃好きだった (今も大好きだけど) 曲が新たな息吹を吹き込まれて蘇っているのには何か感銘的なものを感じるね。
評価は (いつもは他のアルバムと比較して付けるけど、ベスト盤だから年間ベストにも入れないし) 完璧に主観的な数値で。

評価:99


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