GAMMA RAY / Heading for Tomorrow
Release : 1990
Label : Victor
HELLOWEEN を脱退した Kai Hansen 率いるバンド。Vo には元 TYRON PACE の Ralf Scheepers 。
#1、壮大なオーケストレーションでの幕開け。インスト。 #2、JUDAS PRIEST のようなリフからアコギを絡ませる。Ralf の声に合った素晴らしいメロディだ。 #3、アップテンポの #2 と並ぶ名曲。このメロディは一回聴いたら最後、脳の中枢に記憶される。 #4、正統派メタルの雰囲気を醸し出す曲。張り裂けんばかりのRalfのシャウトが凄いね。 #5、まるで Rob Halford のような歌唱のRalf。#2 を超えるメロディアスなソロと沢山のコーラスが印象的。 #6、ドラマチックなと言う言葉が最も相応しいであろう曲。 #7、これも恐らく何かの引用だとは思うが・・・違うかも。とにかく唄メロが極上。 #8、アップテンポなロックンロールタイプの曲。 #9、14分半に及ぶ大作。インスト部がやけに多いのが気になるものの、ドラマ性に富んだいい曲だね。 #10、URIAH HEEP のカバー。 #11、Bonus Track 日本盤のみのボートラ。妙にハッピーな曲調でRalfのペンによる曲。 #12、Bonus Track Heven Can Wait のシングルに入っていた曲。良く判らん会話を含むインスト。 #13、Bonus Track これも Heven Can Wait のシングルに入った曲。実は隠れた名曲。
HELLOWEEN を脱退して、Kai がやりたかった事。それが全て具現化されていると思う。全ての曲にドラマ性を感じるし、何よりも曲が生き生きしてる。捨て曲もないしね。HELLOWEEN のマネージメントがぐだぐだしてる内にとんでもないアルバムを作ったと思うよ。
評価:87