DREAM THEATER / When Dream and Day Unite

DREAM THEATER / When Dream and Day Unite
Release : 1989
Label : Universal

アメリカ産プログレッシヴメタルバンド DREAM THEATER の記念すべきデビューアルバム。Vo は Charlie Dominici


#1、テクニックは冴えてるが、不安定な Vo、中途半端な終わり方がなんとも。 #2、明るいキーボードメロが印象的な曲。軽いドラムや薄っぺらいギターが厳しい。唄メロも面白くない。 #3、中盤からのスリリング展開が素晴らしいインスト。 #4、北欧メタルの様な冷たさを出すキーボードがGJ!Vo も悲愴感を漂わせている。 #5、妙に響く Vo がなんとも。唄メロはなかなか面白い。 #6、疾走曲。プログレというよりも普通のメタル曲。特に変わったパートのない。 #7、不思議なイメージのキーボードが印象的なイントロを過ぎた後はなんの高揚感もない普通のスピードメタル。ソロだけは変拍子ばりばりのプログレ。 #8、キーボードの、聖の雰囲気を醸し出すパートは素晴らしいが、他が全く面白くない。


今ではプログレッシヴ・メタル界の王者になった彼らだが、当アルバムでは音質やVoに青臭さが残り、且つ消化不足の様な印象を受ける。ギターとキーボードの類稀なるセンスは素晴らしいが、それを楽曲に調和できていないと言うのが問題だろう。それに、曲が長い割りに良いと思わせるパートが極めて少ないのも問題だろう。

評価:41


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