DREAM THEATER / Octavarium
Release : 2005
Label : Warner
プログレ・メタルの王者 DREAM THEATER の 8th アルバム。
#1、前作の流れを組むかのようなダークな曲。ただ、あまりテクニカルな面は出さずに落ち着いた曲だと言る。その分唄メロが素晴らしい。 #2、James Labrie の名演が光る至高のバラード。本心を言うと、D・Tがここまで素晴らしいストレートなバラードを書くとは思っていなかった。 #3、#2から上手く曲調を引き継ぐ、ミドルチューン。彼ららしかぬ単調な曲だけど、唄メロ多くていいね。 #4、POPセンスが光りすぎて、ドリムシは一体どーしたんだ?とも思わせられる超ポップチューン。清々しくて良い。 #5、ギター、キーボソロが素晴らしいね。唄メロいいし。 #6、ダークでモダンな音作りだな。相変わらず唄メロがいいなぁ。 #7、10分超えの大曲。長さを感じさせないのはやはり彼らの凄みだろう。 #8、24分ジャストの超大曲。哀愁の満ち溢れる笛メロディ、もの悲しげなVoは凄く感情がこもってる。勿論唄メロは極上のものだ。てか、これまた全くと言っていいほど24分という長さを感じさせない。インストパートでも、Labrie の功績に答えているかの如く打ち出されるメロディは至高と言わざるを得ない。もう、ラストの展開といい・・・悶絶。しかもまた #1 に繋がっていくってのが・・・。
今作、James Labrie が積極的に作曲に参加するようになって、DREAM THEATER は生まれ変わった。それは、全曲で確認されているので聴いた人は判ると思うが、唄メロが聴きやすいという事。大曲以外、実にコンパクトにまとまっている事。そして何より唄パートが増えた事だ。この変化は本当に素晴らしいね。
評価:88