- 2000.03.23 : SONATA ARCTICA / Ecliptica
- 2001.06.21 : SONATA ARCTICA / Silence
- 2003.02.21 : SONATA ARCTICA / Winterheart’s Guild
- 2004.10.06 : SONATA ARCTICA / Reckoning Night
- 2007.04.25 : SONATA ARCTICA / Paid in Full [EP]
- 2007.05.23 : SONATA ARCTICA / Unia
- 2009.09.22 : SONATA ARCTICA / The Days of Grays
Search for ‘SONATA ARCTICA’
SONATA ARCTICA / Ecliptica
Release : 1999
Label : Marquee
北欧フィンランドより現れたメロディック・スピード・メタル界の救世主。SONATA ARCTICA の 1st アルバム。
#1、この怒涛のスピードはいつ聴いても爽快。 #2、ライブでは必ず演奏される名曲。キーボソロの後ろでのメロディアスなギターメロが GOOD 。 #3、STRATOVARIUS です。嘘です。 #4、アルバムのアクセントとしても丁度いいミドル。 #5、音階をなぞるだけのイントロの切り込みがあまり面白くないわけだが・・・。 #6、バラード調から入る至高の名曲。サビの「ラナウェイ ラナウェイ ラナウェイ」はライブでは必須。 #7、ここまでバラードを匂わせる曲が多かったのもあって、あまり印象的ではないかも。 #8、A,B、サビどれをとっても文句なしのメロディだね。 #9、STRATOVARIUS からの影響が多大な曲。#3 や #5 があるので、少々新鮮味に欠ける。 #10、唄メロがモロに STRATOVARIUS / Black Diamond なのは大目に見てあげよう。左右に揺れまくるギターが面白いね。 #11、日本盤ボートラ。ドラムが全然面白くないのだが、所詮ボートラ。
当時このアルバムを聴いて凄まじいインパクトを得たのを覚えている。#1 がいきなり疾走曲だったこともあるが、捨て曲がないのもその理由のひとつ。
評価:82
SONATA ARCTICA / Silence
Release : 2001
Label : Marquee
前作で衝撃のデビューを果たした SONATA ARCTICA、待望の 2nd アルバム。
#1、前作の Full Moon にも通じるようなピアノとおっさんが語るインスト。 #2、北欧らしい冷たい感じはどこへやら。。勢いだけはあるので1曲目としては上出来。 #3、ギターがせっかく頑張ってるのに残念。 #4、中途半端にデス声を含ませるのだけは面白い。 #5、リフがいいのは勿論、ちゃんとギターが刻んでて良し。唄メロもいいね。 #6、またまた、唄メロが煮え切らないなぁ。 #7、ちょっと厳しいな。スローテンポの曲はまだまだかな。 #8、メロディックスピードメタルのアンセム?サビでギターがコードに変わるところなんかもう・・・。メロディックスピードメタルって何?と聴かれたらとりあえずサンセバって言っておけばOKじゃない? #9、ミドルとかになると厳しいです。所詮メロスピバンドなのか・・・。 #10、STRATOVARIUS みたいなインスト作ってみたのか。 #11、遅い曲に魅力が乏しいのはもう慣れた。唄メロがつまらないのデス。 #12、いつもよりラフめな Vo は良い。 #13、日本人めろすぱ受けしそうな疾走曲。 #14、11分超えの大曲。淡々と順序良くやっるだけで、あまり面白みは感じられない。
いい曲とそれ以外の曲の差が激しい。#2、#5、#8、#12 の4曲はこのバンドの代表的な疾走曲なんで、購入を悩む必要は皆無なんだけどね。
評価:59
SONATA ARCTICA / Winterheart’s Guild
Release : 2003
Label : Marquee
フィンランドのキラキラメロディックメタルバンド SONATA ARCTICA の 3rd アルバム。
#1、1曲目から怒涛の疾走曲を入れてくる当たり、1stを彷彿とさせる。機械的な16分の連打フィルしか使わないドラム、Bメロから白丸コードのギター。両者の怠慢が溢れ出てます。その辺を気にしない方なら良いかと思われます。 #2、アルバム最長の曲。疾走させたから良いってモノでもありません。 #3、イントロから強烈なユニゾンが聴けるわけですが、しかもギターがちゃんと刻んでる。 #4、こういうミドルだと、ちゃんとギターは仕事してますね。最低ラインだけど。 #5、もうちっと濡れ濡れな歌唱だったらな。なんか普通に唄っちゃってるんでアレ。 #6、San Sebastian の使いまわしみたいなイントロで萎える。 #7、俺たちさー STRATOVARIUS っぽくね!なイントロが故意的っぽくて嫌。 #8、LA.メタルな印象。こういう曲好き。 #9、Blank File を彷彿とさせる。というか、同じ切り込み方だな。こんなボートラ必要いらん。 #10、正直かなりつまらない。 #11、アルバムの最後を締めるには悪くはないのか・・・。てか、最後のはなんだ?
ドラムマシーンみたいに、機械的な連打しかできないドラムはもう少しドラマーとしてのアイディアを曲作り時に出してみてはいかがでしょうか?ギターの人も。明らかにアレンジ不足。せっかく唄メロが良いのに勿体無い。
評価:61
SONATA ARCTICA / Reckoning Night
Release : 2004
Label : Marquee
枚数を重ねるごとに疾走率が減ってきている メロディック・スピード・メタルバンド SONATA ARCTICA の 4th アルバム。
#1、相変わらずオーバーダヴで唄メロを支える手法がお好きで・・・。 #2、あくびが出てしまいそうになるくらい退屈な曲。 #3、最初の数秒、底に残ったジュースを吸い上げるような SE が入りますが、これなんなんスか? #4、長めのインスト。 #5、メロディ、悪くはないが、ネタが切れてきた感があるな、Tony Kakko 。 #6、なんだこの凄まじいつまらなさは。 #7、SONATA ARCTICA 初の Jani Liimatainen の曲。当作の中では一番メロディの質がいいんじゃいかな。 #8、ただ疾走してるだけでぜ~んぜん面白くない。まぁ、彼ら的には斬新なんだろうけどね。 #9、ピアノメロはいいね。それ以外は・・・。 #10、つまらないバラード。ホント、メロディの質が落ちたな。 #11、煮え切らない。むしろ煮えてない。 #12、。
俺の、SONATA ARCTICA への評価が、THUNDERSTONE 以下になりましたとさ。それとも、AXENSTAR と同格になってしまったかな ? めでたしめでたし。
評価:25
SONATA ARCTICA / Paid in Full [EP]
Release : 2007
Label : Marquee
疾走曲を書くのに飽きてしまったであろう SONATA ARCTICA の 5th アルバムからの先行シングル。
#1、イントロがカットされてるラジオ・バージョン。 #2、僕らのアイリッシュ・ギタリスト Gary Moore のカバー。イントロのエモーショナルなギターメロをキーボードでやってしまっているのが “なんて事だ” なんですけど。”Still Loving You” の時みたいに馬鹿丸出しで疾走させてくれればよかったのに・・・。 #3、唄メロ、ギター、リズム、それら3つが全然面白くないという素晴らしい曲。天下の Finnvox が勿体無い。
これなら AXENSTAR の方がマシなんじゃないか? とりあえず、アルバムに1曲でも彼ららしい北欧の風を感じられる疾走曲がある事を切に願う。いや、しかしコレはマジで厳しいっすよ。てか Jani、楽しすぎじゃないの? ピロピロやれって (笑)
評価:6
SONATA ARCTICA / The Days of Grays
Release : 2009
Label : Nuclear Blast
SONATA ARCTICA の 6th アルバム。
#1:インスト。 #2-3:退屈。 #4:めろすぴふぁん向けの曲。あざといな。
#5-13:退屈。
前作 Unia 路線をさらに突き詰めたかのようなつまらなさはもはや拷問レベル。
シンフォニックなアレンジには無駄に凝っているが、ギター、ベース、ドラムがあまりに単調すぎてその差が笑える。恐らく Tony の作るデモは相当作りこまれていて、それに対して誰も口を出さないのだろう。よって自分の担当である唄メロ、キーボードは凝っているが、それ以外は手抜きというか、ここまでしかできないのだろうな。アルバム中最も浮いた #4 を PV にして売り出すという姑息な手法もアレ。
「美しいメロディを書いた」と CAIN’S OFFERING でのインタビューで語っていた Jani Liimatainen の圧勝だ。
次のアルバムからは “Tony kakko’s SONATA ARCTICA” にした方がいんじゃない?
評価:8