- 2008.09.15 : SEVENTH WONDER / Mercy Falls
- 2010.12.06 : SEVENTH WONDER / The Great Escape
Search for ‘SEVENTH WONDER’
SEVENTH WONDER / Mercy Falls
Release : 2008
Label : Lion Music
スウェーデン産 Melodic Progressive Metal Band, SEVENTH WONDER の 3rd アルバム。
#1:クラシカルなインスト。何か事故があったみたい。そんで誰かが瀕死だと・・・。 #2:コンセプトの始まりを告げるインスト。期待感が高まる。 #3:プログッシヴな展開にここぞとばかりに押し寄せるキャッチーなメロディの嵐・・・。DREAM THEATER を彷彿させるリズムも美味しい。 #4:素晴らしいとしか言いようがない。中間のアコースティック・パートも絶妙だ。 #5:美しい調べのバラード。小曲なのが勿体無いくらいだ。 #6:当然のごとくキャッチーな唄メロが素晴らしい。メリハリのあるギターソロも曲の一部として見事に溶け込んでいる。 #7:#5 に同じ。 #8:劇メロの洪水だ。唄メロが全部良い。 #9:Metropolis Pt.2 を彷彿させる展開が Good! #10:緊張感のあるインスト・パートが素晴らしいね。 #11:ギター、いいメロディ弾くなぁ・・・。上手くテーマを絡めてくるのも上手いね。 #12:これまた DREAM THEATER を彷彿させる。(ってそれも当然なのだが・・・。引用とかじゃなくて雰囲気が似てるんだよね。) #13:One Last Time へのオマージュか? アコースティックな伴奏の上でストーリーが語られる。 #14:これも DREAM THEATER への・・・。過去と現在が行き来するのを描いた (のだと思う) インスト。 #15:アルバムのエンディングにしてハイライト。
程よい ( DREAM THEATER よりしつこくない ) プログレッシヴ感と異常なまでにキャッチーなメロディが絶妙に融合した名盤。同タイプのバンドの名を出すなら CIRCUS MAXIMUS かな。けど、それよりもより洗練されてるね。コンセプト自体の出来は翻訳を読んでないし半分くらいしか理解してないが、このサウンドを聴けば誰しもそう思うだろう。俺には何故日本盤が出ないのか全く理解できないよ。日本盤のリリースと来日、そして次のアルバムに期待して評価は高めで。
評価:96
SEVENTH WONDER / The Great Escape
Release : 2010
Label : Lion Music
スウェーデン産プログレッシヴ・メロディック・メタル・バンド、SEVENTH WONDER の 4th アルバム。
基本的な曲の質感や音質は前作からさほど変化は感じないものの、彼ら独特のメロディ・センスが大爆発している。というのも前作はその難解なプログレッシヴさにも関わらず、聴いてるうちに唄メロを覚えられたのだが、今作はメロディの難解度が桁違いなのだ。見た目は判り易いキャッチーなメロディなのに、いざ蓋を開けてみたら超難解だった、と。そういうタイプ。
当然ながら、捨て曲なんて存在しない。30分の大曲 #7. The Great Escape は ”いつもの曲をただくっつけただけ” な感じはするけどね。
正直、前作でこの音楽性のある意味での完成形を聴いたと思ってたのに、さらにその上を作ってくるとはね。恐れ入ったよ。前作を遥かに凌駕する名盤だ。
評価:97