- 1998.08.25 : LABYRINTH / Return to Heaven Denied
- 2003.06.25 : LABYRINTH / Labyrinth
- 2005.04.06 : LABYRINTH / Freeman
- 2010.06.23 : LABYRINTH / Return to Heaven Denied Pt. II ~ A Midnight Autum’s Dream ~
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LABYRINTH / Return to Heaven Denied
Release : 1998
Label : Metal Blade
このアルバムから RHAPSODY と双璧を成すメタルバンドと謳われる。Vo をイタリアのもう一人の秘宝 Rob Tyrant へと切り替えた名盤 2nd アルバム。
#1、LABYRINTH 入魂の名曲。なんと言ってもサビメロでしょう。後ろのナヨファルセットが気になるものの衝撃の一曲ですな。そして悶絶必死のギターソロ。もう私はこの曲の虜です。 #2、巧みなアレンジが心地よい佳曲。国内盤ではこの曲が1曲目。 #3、安定したミドルチューン。これまたキーボードアレンジが素晴らしいの一言。 #4、伝統的ともいえるリフが好印象。コーラスのナヨさがなければなぁ。 #5、メロディアスで聴き易いミドルテンポの曲。他の曲と比べたらつまんないかも。 #6、アコースティックな一面が聴ける。キーボードアレンジがいい。 #7、曲名がモロだな(笑)疾走してるし。堅実にキメてくるキーボードが好きです。メロディも申し分ない。 #8、インスト。Olaf Thorsen の独壇場? #9、地味。サビメロは良し。 #10、エモーショナルなギターが冴えるバラード。後半のダレを露呈するかのような・・・。 #11、裏のナヨいファルセットがなければな。Rob、いいVoなのは確実だが、ハイトーンになると線が極端に細くなるな。
疾走曲が多いし、クサーいメロディも多い為に名盤とされている。#1 なんかの悶絶チューンもあるので聴いておいて損はないと思われる。今は迷走道を突き進む彼らの、まさに良質な頃を伺えるいいアルバムだろう。ちなみに、所有しているのは輸入盤なのでトラックリストの順が若干違います。
評価:71
LABYRINTH / Labyrinth
Release : 2003
Label : King
“必死早弾き” ギタリスト の Olaf Thorsen が脱退し、作曲面での安心と不安が入り交ざっていた LABYRONTH が セルフタイトルを冠してリリースした 4th アルバム。
#1、1曲目としての掴みは OK 。悶絶必死のドラムワークが美味し過ぎるイントロから最後まで 2nd に通じる展開。ただ、唄メロが少々弱いか。 #2、なかなか面白いキーボードソロが聴ける。それ以外はなんとも言えない煮え切らなさ。 #3、某シュミレーションゲームの BGM に似まくりなわけですが、えぇ誰も知りませんね。 #4、イントロのドラムいいねぇ。Mattia Stancioiu 、なかなか良いセンスをお持ちだ。 #5、イントロは「おっ良質なバラードがきたか」と思ったんだけど、唄メロは煮え切らない。所々いいメロディを使ってくるんだけどね。残念だ。 #6、疾走したり減速したり忙しい曲だな。相変わらず唄メロがつまらん。ドラムは素晴らしいね。 #7、つまらん。 #8、1st の方向性を彷彿とさせる曲調だな、LABYRINTH っぽいと言うか・・・。 #9、これも彼ららしい曲。唄メロは相変わらず面白くないけど。 #10、なかなか印象深い曲だね。Roberto Tiranti の声質にも合ったいい曲だ。 #11、デモバージョン。こんなボートラいらんだろ。ドラムの音がパスパス。 #12、デモバージョン。こんなボートラいら (以下略。
バンドのブレインでメインコンポーザーであった Olaf Thorsen の脱退は厳しいかとも思われたが、まぁ、無難に作ってきた。決して名盤とは言えないものの #1,#10 などは代表曲になる気がする。後は、1st でみられた “サイバートランス” 風のアプローチが戻ってきたか。
評価:50
LABYRINTH / Freeman
Release : 2005
Label : King
LABYRINTH 、メンバーチェンジを乗り越えて作られた前作。そんで、これは 5th アルバム。
#1、ジャケの内容を表現するかの様なイントロ。ダークだねぇ。怪しめなギターソロは聴き込めば好きになれそう。 #2、おっ、予想してた感じの曲だ。サビメロの微妙な飛翔感がなんとも煮え切らない。 #3、キーボードの左右に乱舞するピョロピョロがなけりゃ・・・。リフもメロディもなかなかいいのに。 #4、ROYAL HUNT みたいなキーボの使い方だな。中盤のトランスみたいなのはどうにかならんもんかな。 #5、煮え切らないな。Roberto Tiranti 渾身のウルトラファルセットも意味をなしてないし。 #6、これもね、メロディは悪くないんだけど、今ひとつ煮え切らない感じだ。 #7、#6と同じ。特に面白い箇所はない。 #8、HELLOWEEN の何の曲か思い出せないけどイントロが少し似てるな。 #9、ソフトシンセにすら入っている電話音が虚しすぎる。もっと良い音使えよと。てか、つまらないにも程がある。 #10、出だしは良いものの、それっきり。
このアルバムが、次作で大傑作を作る為のターニングポイントになるよう祈るのみ。
評価:25
LABYRINTH / Return to Heaven Denied Pt. II ~ A Midnight Autum’s Dream ~
Release : 2010
Label : Marquee
Olaf Thorsen (Gt/VISION DIVINE) を復帰させ、音楽性をパワー・メタルへと戻した LABYRINTH の 7th アルバム。
2nd の名曲 Moonlight を彷彿させる #1. The Shooting Star,哀愁のメロディが疾走する #6. To Where We Belong,そして当アルバム最高の1曲(笑)である #11. You Don’t Remember, I’ll Never Forget 。
Olaf が復帰しおかげで、最近のどのアルバムより良い意味でも悪い意味でも LABYRINTH らしいアルバムになった。速い曲が増えたのは大歓迎だし、またこういう曲をやってくれるのは嬉しいんだけど、何?このしょぼい音質は。
評価:34