- 2010.09.14 : ACCEPT / Blood of the Nations
- 2012.04.10 : ACCEPT / Stalingrad
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ACCEPT / Blood of the Nations
Release : 2010
Label : Nuclear Blast
Mark Tornillo (Vo) が迎えて再結成(3度目?)したジャーマン・メタルの最老舗 ACCEPT の 12th アルバム。
ドイツ人らしい土臭くもメロディックなメロディが美味しい #1. Beat The Bastards,正統派なリフが一手に曲を牽引する #9. Rolling Thunder,シンプルな曲調ながらギターソロの展開美で魅せる #12. No Shelter 。
ミドルテンポの曲はライブ受けを狙った感じの曲が多いが、疾走曲はどれも素晴らしいね。過去の名曲に比べたら見劣りするけど、ここまでやってくれれば十分でしょ。それもこれも ( Udo のモノマネを含めて ) Mark Tornillo の力あってのものかもね。
LOUDPARK’10 では他の若いバンドを遥かに超える熱く煮え滾ったステージを見せてくれたし、もし次があればちゃんと予習して行かないとな。
評価:65
ACCEPT / Stalingrad
Release : 2012
Label : Nuclear Blast
完全復活を果たした ACCEPT の 13th アルバム。
勇壮なメロディが疾走するオープニングに相応しい佳曲 #1. Hung, Drawn and Quartered,重戦車の如くのバッキングの中、野太いコーラスが響く ACCEPT らしい #2. Stalingrad,怒涛の如くに疾走し金属的ハイトーンで音の壁を切り裂く #3. Hellfire,図太いメタル・サウンドの中に哀愁のメロディが沁みわたる #5. Shadow Soldiers,ライブで盛り上がりそうな #6. Revolution,シンプルな構成ながらギターソロで哀愁の風を吹かせる #7. Against the World,80’s なリフが重厚さを纏って行進する #8. Twist of Fate,ダイナミックかつメロディックに疾走する #9. The Quick and the Dead,ボトムを効かせたリフで押しまり、ラストの1分半で泣きのエンディングを演出する #10. The Gallary 。
前作は再結成の気負いのためか力みすぎていた感があったが、今作はその力みが消え、いい意味でリラックスしたパワフルかつ柔軟なパワー・メタルとなっている。前作もそれなりに良かったけど、それをはるかに超えてきたのは流石。捨て曲もないし、哀愁メロも大幅復活。言うことないわ。2012年を代表する素晴らしい正統派メタル・アルバムだね。
評価:91