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HIBRIA / Blind Ride

HIBRIA / Blind Ride
Release : 2011
Label : King

ブラジル産パワー・メタル・バンド、HIBRIA の 3rd アルバム。


ダウン・チューニングを採用し、前作で好評だった (?) バンドのグルーヴ感を重視したらしいが、その影響なのか唄メロのキャッチーさ加減が一挙にレベルダウン。まぁ、1st の頃から殺傷力がある曲はアルバムに 1,2 曲だけだったが…。

楽器隊のサウンドや技巧的な問題は皆無で、それどころか特に左右のギター・パートは ( 前作と比べて ) 信じられないほどソリッド感が増して突き抜けてくる。サウンド的にはかなりレベルアップしてるのになぁ…。

「初めて Defying the Rules (曲) を聴いた時の衝撃をもう一度」なんて言わないし、このアルバムを聴いた後だから大して期待もしてないけど、これ以上の劣化はつらいなぁ。

評価:42

LION’S SHARE / Darkest Hours

LION'S SHARE / Darkest Hours
Release : 2009
Label : Blistering

スウェーデン産、正統派メタル・バンド LION’S SHARE の 6th アルバム。


#1:じゅーぅだす!じゅーぅだす!こういう曲はライブでシンガロングするのが最高なんだよね。 #2:地味な3連の曲。 #3:いい曲なんだけど、地味すぎる…。 #4:彼らのルーツである BLACK SABBATH っぽさが全開。 #5Nils Patrik Johansson の声はエフェクトと相性が悪いって事が証明されたな。 #6:映画が元ネタかな? サビ裏のギターがいいね。 #7:もう少し曲にフックがあればね…。 #8:キャッチーではあるが、いまいち唄メロが弱い。 #9:ここまで一辺倒だと厳しいな。 #10:#9 に同じ。 #11:これまた SABBATH。Patrik はこういう曲が似合うね。


Nils Patrik Johansson の熱血 Dio 歌唱は相変わらず素晴らしいんだけど、曲がそれを生かせていないような気がしてならない。ライブで聴けば印象が変わるのだろうか?

評価:42

PRIMAL FEAR / Jaws of Death

PRIMAL FEAR / Jaws of Death
Release : 1999
Label : Nuclear Blast

Mat Sinner 率いる PRIMAL FEAR の 2nd アルバム。


#1、インスト。 #2IRON MAIDEN , JUDAS PRIEST から受け継いだ正統的なメタルではあるが、唄メロが弱すぎやしませんか? #3、#2 に同じ。唄メロがつまらん。 #4、80年代風のメロディがいいね。サビは相変わらず面白くないけど。 #5、面白い曲だけど、いまいちこないなぁ。 #6、ここまで煮え切らないメロディだと流石にねぇ。 #7、・・・80年代様式美を徹底しすぎ。 #8、戦士を鼓舞するかのような大仰なサビメロが素敵すぎ。なぜこれが1曲目じゃないんだろうね。 #9、もう少しベースが動いてもいいんじゃないか? #10、モロ JUDAS PRIESTRalf Scheepers はモノマネが上手いな。 #11、相変わらずの HR/HM のお手本のようなリフはいいが唄メロがなぁ・・・。 #12、このアルバムの大トリ。RAINBOW のカバー。原曲に忠実すぎるのがアレだが、十分楽しめる。


前作に比べると随分メロディの質が落ちたなぁ、という印象だが、#8 のような日本人受けの良さそうなキャッチー曲もあってそれなりに楽しめる。まぁ、#12Kill the King でおなかいっぱいなんだけどね。・・・ Kill the King は 輸入盤にしか入ってないんで、是非盤を。

評価:42

WHITE WIZZARD / Over the Top

WHITE WIZZARD / Over the Top
Release : 2010
Label : Earache

LA 産 NWOTHM バンド、WHITE WIZZARD の 1st アルバム。


1曲目からラストまでバラードなしで延々と NWOBHM スタイルで突っ走ってるのはある意味爽快。ただ、やはりこの手のバンド言える事は「音質まで再現する必要はないんじゃないか?」ってことだな。

B級の域は出ないものの、今の IRON MAIDEN はもう作らないであろうタイプの曲を書いてるので、いい意味での2番煎じにはなってるかな。

評価:42

YNGWIE MALMSTEEN / Eclipse

YNGWIE MALMSTEEN / Eclipse
Release : 1990
Label : Universal

前作の素晴らしいメンバーをオールスウェーディッシュに一新して作られた 5th アルバム。Voは Goran Edman


#1、非常に産業的な、ネオクラシカルというよりは普通のHRになってしまったように感じる。 #2、古典的ロックな印象が強い曲。 #3、ドラマチックなバラード。唄メロの哀愁がいいね。ギターソロがちょっと浮いているかなぁ・・・。 #4、彼らしいリフだね。ある意味 Rising Force に近い曲だけど、あれほどではないかな。 #5、落ち着いた曲調であるにもかかわらず、何故ソロを弾きまくっているのが疑問。 #6Bon Jovi みたいになっちゃったよ。いい曲だけど、これ系で来たとなると少々拍子抜けするな。 #7、ポコポコっていうキーボがなんとも言えない。ソロはいい。 #8、Rainbow の影響が伺える。メロディは煮え切らない。不発か。 #9、煮え切らない。こういう曲ならインストでよかったんじゃないだろうか? #10、ネオクラシカルという領域から一歩這出た形なのだが、完成しているとは言えない。 #11、ギターインスト。ジャケ写真に相応しい悶絶したいいプレイを聴いた。 #12、ギターソロが長い。ロングバージョン。日本盤ボートラ。


メンバーの意思の疎通が上手くいったのか、非常にまとまりのあるアルバムになっていると思う。ただ、そのまとめ方が一方的すぎる。アメリカを意識しすぎていると言うか、過去の大先輩達の後追いにしか聴こえない。

評価:42


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