TRICK OR TREAT / Rabbits’ Hill Pt. 1
Release : 2012
Label : Flying Dolphin
イタリアン・キーパー・メタル・バンド、TRICK OR TREAT の 3rd アルバム。
児童文学の物語がコンセプトらしく、馬鹿みたいに疾走したりクサメロの押し売りみたいな曲が減り、かなり真面目にコンセプト・アルバムを作ってきたな、という印象。
キーパいメロディを Andre Matos と唄う #2. Prince with a 1000 Enemies,初期の EDGUY っぽい能天気さを感じる #6. False Paradise,キャッチーな唄メロで疾走させ、Eagle Fly Free みたいなベース→ドラム→ギターの順でソロがあある #8. Rabbits’ Hill 、の3曲は “初期 HELLOWEEN フォロワー” を感じさせるものの、他の曲は取り上げたコンセプトゆえかフォーキーなパートが目立つという結果に。
前作も地味な唄メロの曲はあったけど、スピードに助けられてた。今回はそれがないぶん唄メロの弱さが目立ってしまっているような…。シンガーの Alessandro Conti さんは LUCA TURILLI’S RHAPSODY のメンバーに抜擢された事だし、存分に劇メロを学んでこっちにも生かしてほしいね。
評価:45