STURM UND DRANG / Graduation Day
Release : 2012
Label : Warner
無事に高校を卒業したであろう STURM UND DRANG の 3rd アルバム。
キャッチーな哀愁メロのオープニング・チューン #1. Your Love Is For Sale,バラード調のイントロから爽やかに疾走する #2. Dark Little Angel of Mine,哀愁の唄メロが秀逸な #3. Molly the Murderer,シンプルにメロディアスに聴かせる #4. Lucky,Erik Mårtensson (Vo,Gt/ECLIPSE) と共作したパワー・メタリックな #5. Hammer to Fall,親子で共作した 80’s な #6. Goddamn Liar,テクノ風シンセを配したアリーナ・ロック #7. Fatherland,唯一シンガーのアンドレ君が一人で書いた3拍子の #8. I Hunt Myself,エレクトロニカ?風のシンセで包み込んだ 80’s HR #9. Party Like a Rockstar,疾走するギターソロが素敵な #10. Light Years Apart 。
キャッチーで 80’s 風。曲は Vo のアンドレ君とアンドレ・パパが外部ライターと協力してるという構図は変わらず。毎度のごとくクオリティは高い。クラブ・ミュージック? エレクトニカ? テクノ? エモ? よくわからないが、その当たりのジャンルで多用される打ち込みを上手くアレンジに取り入れていて、それが見事にハマっている。…とりあえず、このアルバムを気に入るかどうかはそのアレンジが許せるかどうかかもね。
しかし、Erik Mårtensson はこんなとこにも出張して、しかもその曲がアルバムのリーダー・トラックになってるってのが素晴らしいわ。
評価:79