SHAMAN / Ritual
Release : 2002
Label : Victor
ANGRA を脱退した Andre Matos (他2人) が結成した SHAMAN の 1st アルバム。
#1、民族調のメロディや効果音が斬新なインスト。#2、Hugo Mariutti のエモーショナルなプレイが素晴らしい。ハープシコードのアレンジもシンプルだけどいいね。#3、メロディセンスもさる事ながら、やはり Huhgo のギター。これに尽きる。#4、笛からアコギからラテンリズムまでいろいろ試してる感があるミドルチューン。”シャーマン”って感じが出てる曲だね。#5、イントロのピアノがシンプルなアレンジだけど好印象。#6、エモーショナルなギターソロがいいね。同時にその裏のコーラスが堪らん。#7、女性 Vo による賛美歌のようなイントロ。歌詞も良すぎ。特にベルが使われてる中間が好き。#8、軽快なアップテンポの曲。ピアノの効果が抜群だ。#9、正統派的な曲だけど、細かいアレンジの装飾が素晴らしい。 #10、ゲストに Tobias Sammet を迎えて作られたパーティーメタルナンバー。こういうサービス精神はリスナーにとっても嬉しい事だね。
ANGRA はテクニカルなパワーメタルと移行した。こちらはブラジル独特の雰囲気で SHAMAN というブランドを強く打ち出している。VIRGO でも語っていた Andre の目指すワールドミュージックメタルに一歩近づいたのではないだろうかと俺は思うのだが・・・。
評価:86