RAGE / Carved in Stone
Release : 2008
Label : Marquee
Mike Terrana の後任に Andre Hilgers ( SILENT FORCE ) を加入させたドイツのベテラン、RAGE の 19th アルバム。
#1:演歌みたいなギターメロのイントロが素晴らしい。が、肝心の本篇のメロディがつまらなすぎ。 #2:歌謡曲風のブリッジが面白い。キャッチーなサビもいいが、如何せん地味だな。 #3:切れ味のあるリフがいいね。アルバム中最も RAGE らしさを感じる曲。 #4:インド風リフが面白い。聴きやすい唄メロもいいが、不発ぎみ。 #5:前作の Full Moon に通じる曲。コード進行はいいが、乗る唄メロが弱いか…。 #6:キャッチーで聴きやすいものの、やはり唄メロが弱い。こういうシンプルなのは嫌いじゃないんだけどね。 #7:#6 に同じ。 #8:GAMMA RAY っぽい。サビメロ以外の威力がなさ過ぎなのが残念。 #9:#6 に同じ。 #10:こういう風変わりな曲はアルバムの中間に配置するといいのに。まぁ、他と同様にメロディが微妙だけど。
前作でやり過ぎたのを察したのか、各曲が小奇麗にまとまり過ぎている。それなりにキャッチーな唄メロと “いつも通り” よく判んないけどテクニカルな事をやってるギターは健在だが、あまりにコンパクト過ぎて不完全燃焼感が。
Victer はしつこい P.H. を自重した方がいいでない?
評価:35