RAGE / Speak of the Dead
Release : 2006
Label : Victor
ドイツのベテランバンド RAGE の 18th アルバム。#1-8 がオーケストラと競演して作られた組曲。その後が普通の曲。
#1、管楽器が大活躍のオケインスト曲。RAGE だと思うと拍子抜けしそうだけど、結構いいじゃない。 #2、またインスト。バンドサウンドが入ってくる。厳格さがあってなかなかかと。 #3、思った以上にオケに支配されてなくて丁度いいミックス具合。 #4、インスト。流石オケの勉強した人は違うね~(笑) #5、ギターソロ時の裏オケがいいね。こういう哀愁メロは大好き。 #6、インスト。これは別にオケとか関係ないだろ・・・。 #7、インスト。つなぎの曲か。トラック数稼ぎか? #8、悪くはないんだけどね、最後のはいい。 #9、スラッシュ風味が強いけど普通だなぁ。ギターソロは好き。 #10、シンガロングを誘うサビメロが素晴らしい。どっかのカボチャの同名曲よりも全然いいわ (笑) #11、Bメロのない単調な作りだけどそれが功をなしたいい曲。 #12、唄メロが微妙だけどその分ギターが補ってるね。Victor Smolski いいセンスしてるわ。 #13、#10,11 と比べちゃうと少々平坦に聴こえるな。 #14、なんだこの超メロディアスなサビメロは。自然と頭が縦に揺れてきますよ。うはは。 #15、ヴァースからブリッジ、コーラスに至るまで隙なし。しかもサビが裏打ち疾走ときたか。 #16、ボートラ。#11 の日本語 .Ver 。
Victor Smolski がその全てを作曲した前半部は、確かにバンドの音とオケとが絶妙に絡んでて悪くはないんだけど、もうちょい METAL な感じでも良かったと思う。てか、そーゆーのはソロでやればいいのにな・・・。後半は Peavy Wagner 節炸裂の #10,11 を筆頭にストレートなメロディック・メタルにまとまってる。特にタイトル曲の Speak Of The Dead は RAGE の曲の中でもトップクラスの曲だと思う。前半は聴く人を選ぶかな。後半は安心してどぞ。
評価:65