PAIN OF SALVATION / Road Salt Two
Release : 2011
Label : Century Media
PAIN OF SALVATION の 8th アルバム。
前作 Road Salt One の続編なので、サウンド的な変化はない。新作は Metal っぽさが上がるとかという噂があったようだが、前作同様 70’s プログレッシヴ・ロックをモダンにしたような音だ。
コンセプト・アルバムらしくインスト #1. Road Salt Theme で始まり、そのテーマ・メロディを軸に展開する #2. Solftly She Cries,ブルージーなリフが印象的な #3. Conditioned,リュートかシタールのような弦楽器の裏でドコドコ叩きまくる #4. Healing Now,民謡調メロが堪らない #5. To the Shoreline,優しいメロディを軸に民謡メロを奏でる笛が悶絶必死の #7. 1979,変拍子リフを中心にした8分越えのプログレ・チューン #11. The Physics of Gridlock,そしてコンセプトを締めくくるインスト #12. End Credits で幕を閉じる。
全ての曲に隙がなく、全てが必然。前作の様な PINK FLOYD 的浮遊感がなくなったのは残念だが、聴く度に新たな未開の音楽への旅へと導いてくれるこの音楽性こそが PAIN OF SALVATION の魅力なのであろう。
海の向こうでは OPETH とツアーしてるらしいが、何故そのまま一緒に来てくれないのか!!
評価:94