IHSAHN / AngL
Release : 2008
Label : Candlelight
闇の皇帝の一角 Ihsahn のソロ 2nd アルバム。
#1:前作の延長上にある印象。華麗なギターソロも聴ける。 #2:プログレッシヴな展開が素晴らしい曲。ピアノをバックに唄う中間のパートは鳥肌モノ。 #3:Mikael Akerfeldt ( OPETH / Vo, Gt ) がゲスト参加。これはまさに “OPETH / Damnation” のあの雰囲気。やヴぁいな・・・。 #4:哀愁という土台の上で開放された暗黒の美旋律が絶妙なバランスで絡み合いながらも、すれ違いざまにフワッと感じる香水のようなクサメロすら放出する・・・。名曲・名演・悶死。 #5:後期 EMPEROR を彷彿させる。ギターソロが入るあたり、やはり彼もギタリストなんだね・・・。個人的には理想的な Black Metal の形だと思う。 #6:メロディアスなギターメロがやば過ぎる。流石だ。 #7:この陰鬱さ、堪らないね。ホント、深海の闇の中で彷徨っているような雰囲気は Ihsahn にしか出せないわ。 #8:キタよ、超 “OPETH / Damnation” タイプ。素晴らしいとしか言いようがない。 #9:EMEPROR で表現しきれていなかったクラシカルな要素とプログレッシヴな側面が見事に融合した名曲。
完璧だ。彼のキャリアの中でも最高傑作かと。本当なら 100 を付けたいが、音が軽すぎるんだよね。まぁ、そんなのは問題にならないほど曲がいいんだけどね。
評価:99