EMPEROR / Anthems to the Welkin at Dusk

Anthems to the Welkin at Dusk
Release : 1997
Label : Candlelight

メンバーの投獄 ( 教会放火とか ) により活動停止を余儀なくされた EMPEROR が、その鬱憤を晴らすが如くリリースした 2nd アルバム。


#1、緊張感を誘うインスト。後半のブラスから #2 へ続くまでは鳥肌モノ。 #2、メンバーの投獄で音楽活動が出来なかったストレスを全てぶつけたかのような曲。間違いなく EMPEROR 史上TOP3 に入る名曲。 #3、凄まじいテンションのリズム隊に加えクラシカルなストリングスが交差する。それは皇帝だけが唯一作り出せる暗黒美・・・。 #4、怪奇なリフとシンセが心地よいまでに融合している。もう素晴らしいとしか言いようがない。 #5、何このぶち切れたテンション。ファストテンポからミドルへの変化も巧みに使いこなしている。 #6、凄まじい衝撃に襲われているにも関わらず、手も頭も反応できない。じわじわと心拍数が上がるにつれて自分が出せる最高の力を込めてガッツポーズするまでに 2:43 もかかった (汗) #7、リフが切り込んできた時点で、この曲が素晴らしい事が認知できた。8:17 という比較的長い曲だが、一瞬たりとも聴き逃せない名曲だ。 #8、アルバムの最後を飾るに相応しい、哀愁とも狂気とも言えるメロディが心を打つインスト。最高だ。 #9、日本盤ボートラ。首を絞められているかのような Vo が印象に残る。– 今日ちゃんと寝れるかな — (笑) #10、日本盤ボートラ。インスト。クラシックの影響を色濃く受ける Ihsahn らしい曲だ。


ここまで完成度の高い “Classical Black Metal” は初めて聴いた。完璧な音の調和に加え、全身の毛が逆立つような恐ろしさを醸し出す美、そして暴虐性。まさに “闇の賛美歌” だ ( ここまで的を得た邦題も珍しいな / 笑 ) 。・・・何を疑うこともなく言い切れる。これは EMPEROR の最高傑作である、と。

評価:99


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