AXEWOUND / Vultures
Release : 2012
Label : Search & Destroy
Matthew Tuck (Vo,Gt/BULLET FOR MY VALENTINE) と Liam Cormier (Vo/CACER BATS) が組んだブルータル・メタル・バンド、AXEWOUND の 1st アルバム。
モダンなリフの中でメロディアスなソロを奏でる Synyster Gates(Gt/AVENGED SEVENFOLD) が印象的な #1. Vultures,METALLICA 風のリフや SLIPKNOT 風のリフで攻め立てる #2. Post Apocalyptic Party,Matt のクリーン Vo が目立つ #4. Cold,アルバム中最も BULLET FOR MY VALENTINE っぽい #6. Exochrist,ゴシック・メタル風の #7. Collide,キャッチーなリフと流れるようなリズムが素敵な #8. Destroy,ブルータルに疾走しつつクラシカルなアルペジオでもキメる #10. Church Nothing 。
音はメタル・コア寄りの DESTRUCTION に時折 BULLET FOR MY VALENTINE って感じだね。どの曲も地味だが、それぞれ耳を引くフレーズが盛り込まれてて、尚且つコンパクトにまとまってて聴きやすい。そして何より、ドラムがカッコ良過ぎ。プロダクション的なものもあるだろうけど、主役?の二人を完全に喰ってるね。メカニカルなんだけど、パワフルで豪快。2012年の Drumer of the Year は Jason Bowld さんに変えないと…。
#4. Cold と #6. Exochrist は Matt の Vo が目立つキャッチーな曲で、PV にもなってるけど、この2曲はアルバムの中では浮いている方なので注意かも…。
評価:75