AVENGED SEVENFOLD / City of Evil
Release : 2005
Label : Warner
メロディック・メタル不毛の地アメリカより現れたメロディック・メタル・パンク・メロコア・ロックバンド AVENGED SEVENFOLD の 3rd アルバム。
#1、マイナーキーのイントロがなかなか好印象。ヴァースからブリッジにかけては GUNS N’ ROSES の影響が伺える。ギターソロも HELLOWEEN !? なツインリード。最後の転調も美味しい。 #2、メロコア要素が強い曲だが、若干 METALLICA 風のアプローチも見られる。 #3、微妙にパンクっぽくもあって、展開も複雑で聴きごたえがあっていいね。 #4、ありゃ、これはまた GUNS N’ ROSES 的な。いろんな音楽性のごちゃまぜだけど、面白いわ。 #5、IRON MAIDEN というよりはメロスピ? んー違うな。ごちゃまぜ過ぎてジャンルが特定できないな (笑) #6、GUNS N’ ROSES を彷彿とさせるバラード。湿った感じが好印象。 #7、隠し味風に入ってるピアノがいいね。アメリカ産とは思えない程カッコいいリフも Good! 後半アコースティックになるのもいいね。でもまぁ、器用だねこいつら・・・。 #8、後半何故かシンフォニック・ロックになるんですが・・・。ほんとに、楽しませてくれるなぁ。 #9、なんですか、このプログレッシヴな展開は。でもやっぱ最後のシンフォパートがいいねぇ。 #10、瞬間的に QUEEN を感じるな。唄メロがちょい弱いか。 #11、哀愁を振りまくイントロから一気に IRON MAIDEN 型のリフがきた時は不覚にも手と頭が反応しちまった。シンガロンングを誘うキャッチーな唄メロが堪んねぇー。ヲーヲーコーラスもいいね。
各界の大物の影響をとにかく受けました、みたいな音楽性。一言で表現するのは難しい。IRON MAIDEN を下地において、パンク、メロコア風味を付け加えていったと言うのが合うだろうか。メタル独特の重みは感じられないが、メタルも聴くけど疾走パンクも好きなんですって人にはいいかも。ただ、HR/HM を幅広く聴いてないと微妙かもな。あぁ・・・これならアメリカで売れるのも納得できるわ。
評価:79