AVANTASIA / Mystery of Time

AVANTASIA / Mystery of Time
Release : 2013
Label : Avalon

Tobias Sammet 率いる AVANTASIA の 6th アルバム。


ドラマチックな展開の #1. SpectresJoe Lynn Turner が唄い、Arjen Anthony Lucassen がソロを取り、オルガン・ソロもあるという “Tobias Sammet’s RAINBOW” な #2. The Watchmaker’s DreamBiff Byford とデュエットする EDGUY っぽい #3. Black Orchid,ナニをどう考えても全て Michael Kiske が唄った方がいいとしか思えない、確信犯的王道ジャーマン・パワーメタル・ソング #4. Where Clock Hands FreezeCloudy Yang と唄う、スケールの大きいバラード #5. Sleepwalking,前半のハイライトとばかりにビッグ・ネームが共演する大曲 #6. Savior in the Clockwork,思いっきり PRETTY MAIDS を意識してる (当然シンガーは Ronnie Atkins) #7. Invoke the MachineEric Martin が唄う、これまたモロに MR.BIG#8. What’s Left of MeMichael Kiske の伸びやかな歌唱が聴けるアップテンポの #9. Dweller in A Dream,まるで映画のエンディング~スタッフロールを観ているかのような壮大なバラード #10. The Great Mystery

相変わらず見事としかいようのない作曲センスだが、自身の曲の焼き直しのようなメロディが所々に散らばっているのがどこか不完全燃焼感を漂わせる原因になっている。また、EDGUY の変化と同様にこちらも「メタル・オペラ」から「ロック・オペラ」に変化しているようにも感じられた。そのおかげで生オーケストラ効果もあるのは事実だけど、もうちょっとメタリックなサウンドでもいいような…。

しかし、(確かにギターも上手いのは分かるけど)Oliver Hartmann (Vo/ex-AT VANCE) をシンガーで使わないってのは、もはや暴挙だよ(笑)

評価:85


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