AINA – The Metal Opera – / Days of Rising Doom
Release : 2003
Label : Marquee
Sascha Paeth、Robert Hunecke Rizzo、Miro を中心に作られた Metal Opera プロジェクト。主なゲストは Michael Kiske、Tobias Sammet、Jens Johansson、T.M.Stevens、Thomas Youngblood など。
– DISC 1 –
#1、インスト。オーケストラとメタルで映画音楽を作ったかのよう。 #2、ジェットサウンドを使ったギターが面白いね。飛翔感抜群のメロディもいいね。 #3、Michael Kiske の名演が光るバラード。オーケストレーションが最高。 #4、中間辺りはドラマ性を持っているが、それ以外は普通のパワーメタル曲。 #5、#4 に同じ。 #6、フランジャーの使い所が面白いね。 #7、疾走曲。後半の Candice Night の Vo パート、サビの「Siege of Aina ーー」が最高。特に後者は凄い高揚感があっていい。 #8、民族音楽的な側面を持ったミドルテンポの曲。Vo は上手いな。 #9、Candice Night が唄う。こういう曲では唄ってないから新鮮でいいね。 #10、ドイツ人らしい暑苦しいコーラスがいいね。曲は短くてつまらないけど。 #11、Michael Kiske の合唱団のコラボレート。素晴らしいね。 #12、インスト。 #13、特に面白みのないスピード・メタル。 #14、オーケストレーションはいいんだけど・・・。 #15、アウトロみたいな。
– DISC 2 –
#1、ストーリーテラーの話に合わせて BGM が変わるという曲。本格的だねぇ。 #2、同曲の Single Version 。 #3、同曲の 仏語? Version 。 #4、同曲の Single Version 。 #5、同曲の Altenate Version 。( Vo が Kiske じゃない。 ) #6、デモ。 #7、同曲の Single Version 。 #8、同曲の Inst Version 。 #9、同曲の Altenate Version 。
DISC 2 は本当に必要だったのか不思議でならない。とりあえず作ったものを詰め込んで金に換えたいのも判るが・・・。しかも、やっているのは RHAPSODY などと同じシンフォニック・メタル。確かに、練りこまれた展開と複雑なオーケストレーションは魅力的なのだが、目新しいことでもなんでもない。
評価:47