GOLDEN RESURRECTION / Man With A Mission
Release : 2011
Label : Liljegren Records
Christian Liljegren,Tommy Reinxeed 両氏率いる ネオ・クラシカル・クリスチャン・メタル・バンド、GOLDEN RESURRECTION の 2nd アルバム。
大仰なインスト #1. The Light Overture,期待感を誘うイントロから失速し、緩急の変化が激しい QUEEN ( というより Robby Valentine ) みたいな展開の #2. Man With A Mission,ABBA 臭全開の #4. Golden Times,イントロで盛り上げた後、なぜ失速させ、段々と順を追って盛り上げていく #5. Finally Free,SCORPIONS / Still Loving You みたいなバラードかと思わせて、ネオクラやったり ABBA っぽかったりする #6. Generation of the Brave,LA METAL っぽくもギターソロではきちんとネオ=クラシカルする #9. Are You Ready for the Power,アルバム中最もストレートなネオ=クラシカル・メタル #10. Flaming Youth と、前作同様のド・ネオ=クラシカル・メタル。
ただ、妙に凝った曲調で「もっとシンプルに疾走した方がいいのに」と思う事もしばしば。ABBA っぽい曲があったり曲間にそれっぽいパートが垣間見れるのは REIN XEED が Swedish Hits Goes Metal を作った影響か…。それと Tommy が Vo を取る場面も多く、暑苦しい Christian だけだと感じられなかった “北欧” の風が感じられるようになった。
それと、どうも気になるのが音質。前作と比べて、まるで REIN XEED のアルバムみたいに軽くなってる。これは Tommy が曲作り以外でも実権を握ったという事なのか、それとも予算的な問題なのか…。
しかし相変わらずリリースのスパン短いなぁ。
評価:71